LGBTQ+当事者500名に聞いた「自分らしさとファッションに関する意識調査」
株式会社ZOZO

~ 約7割が「ファッションは自分らしさの表現に重要」と回答する一方、半数以上が周囲の視線を理由に断念 ~
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ファッションEC「
ZOZOTOWN」を運営する株式会社ZOZO(本社:千葉県千葉市 代表取締役社長兼CEO:澤田 宏太郎)は、6月のプライド月間に先立ち、全国の18歳から49歳のLGBTQ+当事者500名を対象に、「自分らしさとファッションに関する意識調査」を実施しました。
調査の結果、約7割が「ファッションで自分らしさを表現することは重要」と回答し、「自分らしさ」を表現できていると感じる手段として、「ファッション」(※1)と回答した人が最多となりました。一方で、半数以上が「周囲の視線が気になり、自分らしいファッションを諦めたことがある」と回答しており、特に若い世代ほどその傾向が強いことが分かりました。また、約2人に1人が「ファッションを通じて自分らしさを表現できていない」と回答しており、自分らしい表現を大切にしたいという意識と、実際の行動との間にギャップがあることも明らかになりました。本調査を通じて、LGBTQ+当事者のファッションに関する実態や課題、意識を可視化し、インクルーシブなファッション体験への理解促進を目指します。
あわせて、当社は昨年より協賛している特定非営利活動法人東京レインボープライドの「YouthProject」メンバーの協力のもと、調査結果だけでは捉えきれない、LGBTQ+当事者が抱える日常の葛藤やファッションに対する思いなどを伺うため、今年5月に座談会を開催しました。また、性のあり方にかかわらず誰もが結婚するかしないかを自由に選択できる社会の実現を目指して活動する「公益社団法人Marriage For All Japan - 結婚の自由をすべての人に」への寄付もおこなっています(※2)。
当社は、サステナビリティを推進する「4つの重点取り組み」の一つとしてDE&Iを掲げており、すべての人が自分らしく笑顔で生きられる職場や地域の実現を目指しています(※3)。今後も多様性や創造性を尊重し、LGBTQ+当事者を含むすべての方々が、自分らしいスタイルを通じて尊厳をもちながら、自身を表現できるようサポートしてまいります。
(※1)ファッションには、服装、髪型、メイク、アクセサリー、小物等も含みます
(※2)詳細:
ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン/LGBTQ+啓発
(※3)詳細:
サステナビリティステートメントと4つの重点取り組み
<調査結果サマリー>
・ファッションに対する意識:ファッションで自分らしさを表現することを重要だと考える人は約7割(67.0%)
・自分らしさの表現方法:自分らしさを表現できていると感じる方法は「ファッション」が最多(42.8%)
・自分らしさの表現における課題:約2人に1人がファッションで自分らしさを表現できていない(45.4%)
・ファッションにおける障壁:周囲の視線が気になり、自分らしいファッションを諦めたことがある人は半数以上(51.8%)、特に若年層で顕著(20代以下:61.6%)。また、約4割(43.2%)が、場面や相手によってファッションを使い分けている
・オンライン購入に対する意識:オンラインでのファッションアイテムの購入を利用しやすいと感じる人は8割超(83.4%)
<調査概要>
調査名:「自分らしさとファッションに関する意識調査」
調査期間:2026年4月24日~2026年4月28日
調査対象者:全国のLGBTQ+当事者(18歳~49歳)500名
調査方法:インターネット調査
調査機関:株式会社ネオマーケティング
※掲載データは一部抜粋です
<「自分らしさとファッションに関する意識調査」結果>
・ファッションで自分らしさを表現することを重要だと考える人は約7割
ファッションで自分らしさを表現することの重要性を尋ねたところ、67.0%が「重要」と回答しました。ファッションは、当事者にとって自分らしさを表現する大切な手段となっていることがうかがえます。
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・自分らしさを表現できていると感じる方法は「ファッション」が最多
自分らしさを表現できていると感じる方法を尋ねたところ、「ファッション」が最多となり、次いで「趣味・ライフスタイル」「価値観・生き方」が続きました。ファッションが自分らしさを日常的に表現する手段として重視されていることがうかがえます。
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・約2人に1人がファッションで自分らしさを表現できていない
「ファッションで自分らしさを表現できているか」を尋ねたところ、45.4%が「表現できていない」と回答しました。ファッションは自分らしさを表現する重要な手段として認識されている一方で、実際には思うように表現できていない人が多い実態が分かりました。また、自分らしさを表現するうえでの障壁としては「価格や経済的な制約」「自分に似合うものが分からない」「サイズや体型に合うものが少ない」などがあがりました。経済的な制約に加え、心理的な不安や商品環境など、複合的な障壁が存在していることがうかがえます。
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・周囲の視線が気になり、自分らしいファッションを諦めたことがある人は半数以上、特に若年層で顕著
「周囲の視線が気になり、自分らしいファッションを諦めたことがあるか」を尋ねたところ、51.8%が「ある」と回答しました。特に若年層ほどその傾向が強く、20代以下では61.6%、30代では53.3%という結果でした。ファッションは本来、自由に楽しむものである一方、周囲の目や評価が、その選択に大きく影響していることがうかがえます。
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・約4割が、場面や相手によってファッションを使い分けている
全体の43.2%が、場面や相手によってファッションを使い分けていると回答しました。加えて、若年層ほどその使い分けに対して「自分らしい装いが制限されている」と感じる傾向が見られました。ファッションが自己表現の手段である一方で、周囲の視線や期待に合わせて装いを調整せざるを得ず、特に若年層ほどそのジレンマを感じていることがうかがえます。
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・オンラインでのファッションアイテムの購入を利用しやすいと感じる人は8割超
ファッションアイテムのオンライン購入について尋ねたところ、8割以上が「利用しやすい」と回答しました。理由としては、「自分のペースで商品を選べる」「時間や場所を問わず利用できる」「人目を気にせず選べる」などがあがりました。また、「周囲の視線が気になり、ファッションを諦めた経験がある」と回答した人ほどオンラインで購入している傾向も見られ、オンラインでの購入は、自分らしいファッションを安心して選択できる環境のひとつになっていることがうかがえます。
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・自分らしいファッションにおける課題と期待
ファッションに関する困りごとや、自分らしく快適にファッションを楽しむために必要だと思うことについて尋ねたところ、サイズに関する悩みの声が多く寄せられました。一方で、性別にとらわれない商品展開や、多様な体型・スタイルのモデル起用、安心して買い物ができる環境づくりへの期待も見られました。
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<座談会レポート>
本調査にあわせて、「YouthProject」のメンバーであるLGBTQ+当事者5名との座談会を開催しました。座談会では、「自分の性自認に合う服を着たくても、骨格や体型に合うサイズが見つからない」「買い物中に周りの視線や対応に戸惑ったことがある」といった声があがり、自分らしいファッションを楽しむうえで、サイズ展開など商品面に加え、周囲の環境や固定観念が障壁となっている実態が見えてきました。一方で、「好きな服を着ることで気持ちが前向きになる」「性別にとらわれずモデルを起用しているブランドやショップに、多様性の広がりを感じる」「見た目や着ている服だけで判断するのではなく、どうなりたいかをフラットに聞いてくれる接客があると安心できる」といった声も寄せられました。座談会を通じて、ファッションは自分らしさを表現し、自身を肯定するための大切な手段であり、多様な価値観を受け入れる環境づくりの重要性が改めて明らかになりました。
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<YouthProject 共同代表 中島幸乃氏からのコメント>
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日常の装いは選択できる社会になりつつある一方、今回の調査で約4割が「場面による使い分け」を迫られ、若年層ほど制限を感じているように、特定のシーンでは自分らしい装いの選択肢が限られている現状があります。私たちのコミュニティでも「成人式や冠婚葬祭で着たい服を選べない」「就活で着たいスーツがない」という、社会との接点で生まれるユース世代のリアルな葛藤の声があがっています。社会と関わり始める彼らが、どんな場面でも自分らしくいるためのソリューションがファッション業界から生まれることを願い、私たちも全力でサポートしていきます。
プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes