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文脈不動産株式会社を設立

文脈不動産株式会社

文脈不動産株式会社を設立

地域や建物に宿る「文脈的価値」を可視化し、次世代の不動産価値として社会実装へ


- 会社設立にあわせ、構想を社会にひらくローンチイベント「文脈不動産 旗揚げVol.0」を開催 -

文脈不動産株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役CEO:白木 智洋、以下「当社」)は、地域や建物に蓄積された歴史、文化、人の営み、関係性などを「文脈的価値」として捉え、これらを可視化・編集・指標化し、地域不動産の新たな価値創出につなげることを目的として設立いたしました。

当社は、地域不動産開発・運営、文脈価値指標の研究開発、地域資産の調査・編集などを通じて、従来の不動産評価では捉えきれなかった価値を事業化し、地域と不動産の持続的な関係づくりに取り組んでまいります。

また、会社設立にあわせ、2026年2月23日(月・祝)に銕仙会 能楽研修所にて、ローンチイベント「文脈不動産 旗揚げVol.0」を開催しました。当日は、不動産、都市計画、学術、地域実践、社会課題解決など多様な領域の登壇者と参加者が集まり、当社が今後取り組む「文脈的価値」の可能性について議論を行いました。
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設立の背景

不動産の価値はこれまで、立地、築年数、面積、利便性、収益性といった、比較可能で定量化しやすい指標を中心に評価されてきました。これらの指標は、不動産取引、開発判断、金融評価などにおいて重要な役割を担っており、現在も不動産市場を支える基礎的な評価軸となっています。

一方で、地域や建物が本来有している価値は、必ずしもこれらの指標だけで捉えられるものではありません。長い時間をかけて地域に蓄積されてきた歴史や文化、建物の来歴、地域住民の営み、人と人との関係性、土地に対する記憶や愛着などは、その場所固有の魅力や滞在価値、関係人口の創出に大きく影響する要素です。

しかし、こうした価値は定量化や比較が難しく、従来の不動産評価や事業判断の中では十分に扱われてきませんでした。その結果、地域にとって重要な意味を持つ建物や場所であっても、市場価値や収益性の観点のみで評価され、活用や継承の機会を失うケースも生まれています。

当社は、このような課題意識のもと、地域や建物に宿る目に見えにくい価値を「文脈的価値」と定義し、その調査、言語化、編集、指標化、事業化に取り組むために設立されました。

文脈的価値とは、単なる歴史的価値や情緒的価値にとどまらず、人がその場所に意味を感じ、訪れ、滞在し、関わり続ける理由となる価値です。当社は、この文脈的価値を不動産の新たな評価軸として位置づけ、地域資産の再生、宿泊・店舗運営、まちづくり、地域ブランディング、金融・投資判断などへの応用を目指してまいります。

当社の主な事業領域

当社は、文脈的価値の社会実装に向けて、以下の事業に取り組みます。
1. 地域不動産の開発・運営
地域に残る建物や遊休不動産を対象に、宿泊施設、店舗、地域拠点などの企画・開発・運営を行います。単なる不動産活用にとどまらず、その土地や建物が持つ歴史・文化・関係性を読み解き、地域らしい体験価値として実装していきます。
2. 文脈価値の調査・編集
地域の歴史、産業、建築、暮らし、人の営みなどを調査し、建物や土地に蓄積された固有の価値を整理・言語化します。調査結果は、事業コンセプト、空間設計、ブランド設計、情報発信、地域連携などに活用します。
3. 文脈価値指標の研究開発
文脈的価値をより客観的に把握し、事業判断や投資判断に活用するための指標開発に取り組みます。CVI(Context Value Index)をはじめとする評価手法の研究・検証を進め、地域不動産の新たな価値評価モデルの構築を目指します。
4. 自治体・企業・研究機関との連携
地域資産の活用、遊休不動産の再生、観光・宿泊事業、地域ブランディング、まちづくり、研究開発などの領域において、自治体、企業、研究機関、金融機関等との連携を推進します。

会社設立ローンチイベント「文脈不動産 旗揚げVol.0」について

会社設立にあわせ、当社は2026年2月23日(月・祝)に「文脈不動産 旗揚げVol.0」を開催しました。

本イベントは、当社の設立趣旨および今後の構想を社会に発信するとともに、文脈的価値をめぐる議論を多様な領域の専門家や参加者と共有することを目的に実施したものです。

当日は、不動産、都市計画、学術、地域実践、社会課題解決、ゼブラ企業などの領域で活動する登壇者が参加し、「文脈とまちづくり」「文脈を測る指標」「文脈不動産が目指すもの」をテーマに、3つのセッションを行いました。

参加者は80名にのぼり、各セッション後には、文脈的価値の可能性や今後の協業に関する意見交換が行われました。
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開催概要

イベント名:文脈不動産 旗揚げVol.0
日時:2026年2月23日(月・祝)
受付:13:30
開演:14:00
終演:18:00
会場:銕仙会 能楽研修所
主催:文脈不動産株式会社
参加人数:80名
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当日のプログラム

セッション1.「文脈とまちづくりとは何か」
地域に潜む文脈をどのように読み解き、これからのまちづくりに接続していくのかについて、都市環境やエリアリノベーションの観点から議論しました。

登壇者:
信時 正人:東大まちづくり大学院 非常勤講師 / エックス都市研究所 理事
秋和 悟之:株式会社環境計画研究所 代表取締役社長
佐合 純 :文脈不動産株式会社 創業メンバー
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本セッションでは、従来の不動産が価格やスペックといった「カタログ的情報」を中心に語られてきた一方で、建物や地域の価値をより深く理解するためには、その場所がたどってきた歴史や地域の中で果たしてきた役割を読み解く必要があることが議論されました。

▶ note記事はこちら
文脈とまちづくり:都市を「読む」という視点
セッション2.「文脈を測る指標とは何か」
地域や建物に宿る文脈的価値を、どのように評価し、共有可能な指標として扱うことができるのかについて、学際融合の視点から議論しました。

登壇者:
宮野 公樹:京都大学 学際融合教育研究推進センター 准教授
佐藤 有希:文脈不動産株式会社 CVI開発責任者
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本セッションでは、文脈的価値を単純に数値化することの難しさに触れながらも、これまで言語化されにくかった価値を可視化し、複数の関係者が共有・議論できる状態にすることの意義が確認されました。また、CVI(Context Value Index)をはじめとした文脈価値指標の開発に対して、地域資産の評価や事業判断への応用可能性が示されました。

▶ note記事はこちら
「測れないもの」を測る暴力と、一冊のアルバムを編む覚悟
セッション3.「文脈不動産とは何か」
当社の設立背景、目指す世界観、今後の事業展開について、社会課題解決とビジネスの両立、地域資産の活用、老舗企業の革新といった観点から議論しました。

登壇者:
岡村  充泰:株式会社ウエダ本社 代表取締役社長
阿座上 陽平:株式会社Zebras and Company 共同代表
白木  智洋:文脈不動産株式会社 代表取締役CEO
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本セッションでは、文脈不動産が、従来の不動産評価では捉えきれなかった価値を社会実装するための会社であることを共有しました。また、地域に残る建物や場所を単なる遊休資産として見るのではなく、地域の歴史や関係性を受け継ぐ資産として再定義し、事業として成立させていく可能性について議論しました。

▶ note記事はこちら
文脈不動産は、どこから生まれてきたのか。 ーー京都の真夏のワークショップから「概念装置」へ

代表コメント

文脈不動産株式会社 代表取締役CEO
白木 智洋
「文脈不動産株式会社は、地域や建物に宿る目に見えにくい価値を、次の時代の不動産価値として社会実装していくために設立しました。

不動産の価値は、立地や収益性といった定量的な指標だけでなく、その場所に蓄積された時間、人の営み、建物の来歴、地域の記憶によっても形成されていると考えています。しかし、これらの価値はこれまで、評価や事業判断の中で十分に扱われてきませんでした。

今回の『旗揚げVol.0』では、当社が取り組もうとしている文脈的価値というテーマについて、多様な領域の方々と対話する機会を得ました。会場での議論を通じて、このテーマが不動産業界にとどまらず、まちづくり、地域経済、観光、金融、学術研究など幅広い領域と接続し得るものであることを改めて実感しました。

今後は、地域不動産の現場での実践と、文脈価値指標の研究開発を両輪に、地域と建物が持つ価値を未来へつなぐ事業に取り組んでまいります。」

今後の展開

当社は今後、文脈的価値の社会実装に向け、以下の取り組みを進めてまいります。

1. 文脈価値指標の研究開発
CVI(Context Value Index)をはじめとする文脈価値指標の研究開発を進め、地域や建物が持つ価値を多面的に評価する手法の構築を目指します。

2. 地域不動産プロジェクトでの実証
当社が関わる地域不動産プロジェクトにおいて、文脈調査、編集、空間体験への反映、事業化までを一体的に進めます。

3. 外部パートナーとの連携
自治体、企業、研究機関、金融機関、メディア等との連携を通じて、地域資産の活用、遊休不動産の再生、まちづくり、観光、地域ブランディングなどへの応用を進めます。

4. 情報発信・イベントの継続
今後も、イベント、レポート、研究ノート等を通じて、文脈的価値に関する知見や実践事例を発信してまいります。

文脈不動産株式会社について

会社名:文脈不動産株式会社
代表者:代表取締役CEO 白木 智洋
所在地:東京都大田区田園調布本町41-16
事業内容:地域不動産開発、運営、文脈価値指標の研究
URL:https://bmre.co.jp/
note:https://note.com/bmre_2025

プレスリリース提供:PR TIMES

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