2026年06月02日
ロンドンおよびカリフォルニア州カーピンテリア
(ビジネスワイヤ) -- 建設管理ソフトウエアの世界有数のプロバイダーであるプロコア・テクノロジーズ(NYSE:PCOR)は、連携型の共通データ環境(CDE)の提供開始を発表しました。このCDEは、承認済みの設計から引き渡しまでのプロジェクト・データを統合・検証するため、単一のプラットフォーム上で一から専用に設計されています。また、業務の流れの中で証跡を取得し、デジタル記録と現場の実態との整合性を維持するのに役立ちます。この信頼できるデータ基盤により、エージェント型AIは建設プロジェクトのライフサイクル全体にわたって業務を実行できます。
情報の断片化によって意思決定が遅れ、多額のコストを伴う遅延が引き続き生じている建設業界では、連携されたデータが、高い成果を上げる組織を特徴づける重要な要素となりつつあります。Dodge Construction Network*の新たな調査によると、データ管理・活用を最適化した企業では、生産性が最大23%向上し、同じリソースで管理できる施工量が27.8%増加し、プロジェクトの遅延期間が6日超短縮されています。こうした企業は、全体的なパフォーマンスも最大40%向上したと報告しており、信頼できるデータ基盤がAIの導入、業務効率の向上、ひいてはプロジェクト遂行の改善に不可欠になりつつあることを浮き彫りにしています。
プロコアの連携型CDEは、この課題に直接対応します。文書保管を、プロジェクトのライフサイクル全体にわたり承認済みの設計と現場施工を結び付ける実効的なガバナンス環境へと変革し、そのすべてをAIで支えます。ISO 19650およびBuilding Safety Act(建築安全法)に基づいて業務を行う欧州のチームにとって、このように連携された記録は、各段階でコンプライアンス義務を果たすために必要な、監査に耐え得る証跡の確保に役立ちます。
プロコアの欧州・中東・アフリカ(EMEA)担当ゼネラル・マネジャー、リー・マイルズは、次のように述べています。「建設業界ではワークフローのデジタル化が大きく進展しましたが、多くの組織は依然として、連携されていないシステムやサイロ化されたプロジェクト・データをまたいで業務を行っています。課題はもはや、単に紙からデジタルへ移行することではなく、チーム、プロセス、プロジェクトのライフサイクル全体にわたって情報が一貫して流れるようにすることです。規制上の要請が高まり、プロジェクトが複雑化し、企業によるAI導入が進む中で、データの連携は競争優位性となりつつあります。組織は、単なる文書保管から、現時点でのパフォーマンス向上に役立つとともに、エージェント型AIが確かな情報に基づいて稼働できる、信頼性が高く相互に連携した情報環境へと移行しています。」
エージェント型AIに必要な信頼できる環境の構築
プロコアのCDEは、AIが情報を提示するだけでなく、業務を実行できるようにする基盤を構築します。
拡張されたProcore AIでは、Datagridがプロコアに直接組み込まれ、建設ワークフローを自動化し、プラットフォーム内でアクションを実行するよう設計されたエージェント型AIコワーカーが導入されます。このアプローチは、専門家の判断に取って代わるのではなく、管理業務上の煩雑さを解消するためのもので、プロジェクト・チームが主導権、説明責任、最終的な意思決定権を維持しながら、業務遂行を迅速化します。これらのAI機能は、プロジェクト全体の状況を踏まえて推論し、ワークフローとデータの関係を理解し、複雑な建設環境での業務遂行を支援できます。
ビューロ・ハッポルドの最高技術責任者であるアラン・ワハ氏は、次のように述べています。「情報提供依頼(RFI)の作成・回答および提出資料のレビューに関する建設管理上の事務作業を50%削減できる見通しです。AIをプロジェクト・ワークフローに直接組み込むことで、チームは情報を探す時間を減らし、業務を進めるためにより多くの時間を充てられるようになります。」
BIMモデル、図面、仕様書、RFI、提出資料、現場での活動などの構造化されたプロジェクト・データセットとAIを連携させることで、Procore AIは空間面と業務面の状況をより深く理解できるようになります。これにより、チームは断片化されたプロジェクト情報を、直ちに行動につなげられるインサイトへと変換できます。
Datagridのインテリジェンス機能がプラットフォームに直接組み込まれたProcore AIは、新しいRFIが作成される前に、プロジェクトの記録にすでに含まれている回答を提示し、承認済みの設計と現場施工との差異を特定し、関連するワークフロー、文書、過去のプロジェクト情報を結び付けることで、問題解決を迅速化できます。従来は手作業による検索と調整に数時間を要していたタスクも、出典を明示した上で数分で完了できるようになります。
汎用AIツールとは異なり、Procore AIは建設業界向けに専用に設計され、検証済みのプロジェクト・データに基づいています。チームが調整上の課題、プロジェクト・リスク、顕在化しつつある安全上の懸念に直面した場合、Procore AIは情報を取得するだけではありません。根本原因を早期に特定し、次に取るべき行動を提案し、遅延、手戻り、コスト超過につながる波及的な影響を軽減するのに役立ちます。
プロコアは、ロンドンで6月3~4日に開催される「Digital Construction Week」(ブースD200)で、新たなCDEとProcore AIを紹介します。
提供地域
プロコアは、欧州市場の要件に特化して開発したCDEを、まず英国とアイルランドで提供し、その後EMEA全域へ展開します。
プロコアは、英国向けにローカライズしたUK Data Zoneを設置しており、専用のEU Data Zoneについては2026年秋の提供開始を予定しています。このプラットフォームは、ISO 19650や建築安全法などの主要な業界基準や法令に対応しており、年末までのCyber Essentials認証取得を目指しています。
*Dodge-Procore調査方法
「建設管理ソフトウエアの価値の定量化(Quantifying The Value Of Construction Management Software)」調査は、建設管理ソフトウエアの利用によって発注者と施工業者が得る投資対効果を調べるため、2025年に実施されました。オンライン調査を通じて、施工業者と発注者に対し、ソフトウエアの利用によって62項目の具体的なメリットが得られたかどうかを尋ねました。62項目のメリットのうち、ほぼ半数(45%)については、定量化可能な成果またはより詳細な結果に関する追加質問を設けました。
この調査はDodge Construction Networkが実施しました。プロコアも自社ユーザーに参加を呼び掛けました。調査結果には、11ブランドの建設管理ソフトウエアを利用するユーザーの回答が含まれています。英国およびアイルランドの建設管理ソフトウエア・ユーザーから688件の回答が寄せられました。
プロコアについて
プロコア・テクノロジーズ(NYSE:PCOR)は、建設のあらゆる段階に対応する主要なテクノロジー・パートナーです。業界のために構築された当社の統合型テクノロジー・プラットフォームは、AIとデータに基づく洞察および意思決定を通じて、業務の効率化とリスクの軽減を実現します。プロコアは、150を超える国で300万件以上のプロジェクトに活用されています。詳しくは、https://www.procore.com/をご覧ください。
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