【ライブレポート】日本が世界に誇るスーパーギタリスト、高中正義。全8都市を巡ったワールドツアーの中から熱狂的盛り上がりとなったLA公演の模様をWOWOW独占放送・配信!
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photo:Jess Gleeson
サディスティック・ミカ・バンドへの参加やサディスティックスでの活動を経て、1976年にソロデビューした高中正義。爽快感あふれるサウンドと卓越したギターテクニックでフュージョンブームを牽引し、長年にわたって音楽シーンの最前線に君臨してきた。まさに生ける伝説と呼ぶに相応しいが、今その名声は世界中に轟いている。日本のシティポップやJフュージョンが海を越えてブームとなる中、彼は完全に別格。初期のアルバムがアナログLPで次々再発され、日本国内より海外で先行リリースされる程の人気ぶりだ。世界各地からの熱い要望を受けて、高中は今年3月から4月にかけてロンドン、ニューヨーク、シカゴ、シドニーなど8都市を巡るワールドツアーを敢行。ほぼすべてのチケットが即ソールドアウトとなるなど、熱烈な歓迎を受けた。
ワールドツアー前半を締めくくるLA公演のDAY-2が開催されたのは、4月13日。会場はハリウッドのサンセット大通りにある老舗ホール、Hollywood Palladiumだ。最大4000キャパシティのダンスフロアは立錐の余地も無く、Z世代やミレニアル世代の観客が埋め尽くしていた。彼の名前を叫ぶ者、言葉にならない絶叫を上げる者、さまざまな感情を炸裂させて、思い焦がれていた主役の登場を待ちわびていた。赤いダブルのスーツを身にまとった高中が姿を見せると、割れんばかりの拍手と大歓声が沸き起こる。抱えているのは、新しく作られたESPの青いギターだ。
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photo:Nikki Phillips
何度もガッツポーズを決めて、まず披露したのは名刺代わりとも言うべき「BLUE LAGOON」。南国の透き通った海や照り返す日差しを音色だけで見事に描き切る。伸びやかなギターソロに狂喜乱舞する観衆の様子は、日本と比べると圧倒的に賑やかで自由だ。パーカッションとドラムスがサンバのリズムを刻みラテンフレーバーを放った「RADIO RIO」では、浮遊感の強いヴォーカルが深い中毒性を与えていく。会場中がクラップでひとつになる風景も実に壮観で、冒頭2曲ですでに誰もがTAKANAKA WORLDの虜だ。
グルーヴィーなベースラインとホイッスルが刺激的な「BLUE CURACAO」では、高中はトレードマークのオールドストラトキャスターに持ち替えてトロピカルな風の香りを醸し出していく。フロアのあちこちから“PAPAYA!”のシャウトが鳴り響いた「BRASILIAN SKIES」では、二人の女性コーラスの艶やかなハーモニーに彩られ、至福の音楽空間が創出されていく。左手小指にスライドバーをはめてイントロを爪弾いた「OH! TENGO SUERTE」では、中速で極上のリゾートサウンドを聴かせる。日本発の南国情緒たっぷりな楽曲たちがLAの地で奏でられていることの奇跡に想いを馳せながら聴き入った。
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photo:Nikki Phillips
シティポップのエッセンスも感じさせる「トーキョーレギー」では、高中が軽快に音色を響かせるたびに、恍惚とした表情でフレーズを歌うオーディエンス。口ずさめるようにメロディアスなギターこそ、高中の真骨頂だ。ギターをSG KARUIZAWA2 紅葉に持ち替えたサンタナのカヴァー「哀愁のヨーロッパ」では、慈しみや郷愁をロングトーンで見事に表現する。続く「JUNGLE JANE」では、1980年代を彷彿とさせるファンキーなグルーヴとメロディアスかつフックの強いギタープレイのマリアージュに場内は大興奮だ。
MCで「THE BEST BAND!」と胸を張ってメンバー紹介をした後は、泣きのギターも聴きどころのダンスチューン「SHAKE IT」へ。楽曲によって、あるいは曲中のパートによって変幻自在の表情を見せる高中の演奏は実に圧巻だ。「渚・モデラート」では舞台に用意された椅子に座り、プレイに全集中する。いつしか聴衆がスマートフォンのライトを点灯させ左右に揺らしていく。荘厳で幻想的な世界が広い会場を包んでいった。
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photo:Nikki Phillips
ギターのレガートが耳に馴染んでいく「Saudade」では、二人のキーボードがそれぞれフレーズを聴かせ、歌心に満ちた高中のソロが聴き手の心象風景へとしみ込んでいく。ワウペダルを括り付けた特注の椅子に座って演奏した「PALM STREET」では、遊び心を交えつつ客席と一体とならんと全身全霊を尽くす。そして、コンサートはいよいよクライマックスへ。ディスコ・ビートの「TAJ MAHAL」、黒いEDWARDS(エドワーズ)の「KARMASTER」に持ち替えたハード・ロックな「THUNDER STORM」、ラテン調の「READY TO FLY」と代表曲を畳み掛ける。誰もが声を張り上げて熱狂し、そして高中の音楽とひとつになっていく。ボルテージは最高潮だ。
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photo:Nikki Phillips
本編最後は「黒船(嘉永6年6月4日)」。サディスティック・ミカ・バンドの3部構成組曲最終章だ。幕末の日本が開国へ向かう道筋と、高中が歩んできた音楽人生が連なり合う。至極のパフォーマンスに酔いしれてメインセットは終了した。“TAKA-NAKA”のコールと手拍子がリフレインする中、彼はお馴染みの真っ赤なサーフボード・ギターを抱えて登場。アンコール1曲目は「Jumping Take Off」だ。舞台中央の最先端まで向かった彼は、サーフボードの先を最前列のファンに触れるギリギリまで体を伸ばす。日本語で「ありがとう!」と叫んだ彼は、「I hope peace and rainbow.」のメッセージからアルバム『虹伝説』収録楽曲「YOU CAN NEVER COME TO THIS PLACE」でプレミアムな夜を締めくくった。
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photo:Nikki Phillips
世界中で若いリスナーが彼の音楽に魅了され、国境を越えて新たなムーブメントが巻き起こっている。情報として知り得てはいたが、実際にその情景を目撃し深い感動と感慨を覚えた。高中正義は半世紀以上のキャリアを積み重ね、今年73歳を迎えた。だが、築き上げて来た長い歴史の先に、まだ見ぬ輝く未来が続いていく。1970年代からのリアルタイム世代も新しいジェネレーションもリスペクトしてやまない世界のTAKANAKA。彼が描き続ける眩い活動の軌跡からますます目が離せない。
【SETLIST】
BLUE LAGOON
RADIO RIO
BLUE CURACAO
BRASILIAN SKIES
OH! TENGO SUERTE
トーキョーレギー
哀愁のヨーロッパ
JUNGLE JANE
SHAKE IT
渚・モデラート
Saudade
PALM STREET
TAJ MAHAL
THUNDER STORM
READY TO FLY
黒船(嘉永6年6月4日)
<アンコール>
Jumping Take Off
YOU CAN NEVER COME TO THIS PLACE
【BAND MEMBERS】
Percussion:斉藤ノヴ
Bass:岡沢章
Drums:宮崎まさひろ
Keyboard:高本りな
Keyboard:井上薫
Chorus:大滝裕子(AMAZONS)
Chorus:斉藤久美(AMAZONS)
【番組情報】
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高中正義 TAKANAKA SUPER WORLD LIVE 20266月7日(日)午後0:45~
WOWOWライブで放送/WOWOWオンデマンドで配信
※各放送・配信終了後~1カ月間アーカイブ配信あり
【番組サイト】
https://www.wowow.co.jp/detail/206812プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes