漢方をDXするVARYTEXが漢方特化AI「KAMPO LLM」を開発 - 漢方専門医研修テキスト471問で正答率97.4%、主要LLMを上回る性能を確認 -
VARYTEX株式会社

日本東洋医学会との共同研究として、漢方専門医研修コアカリキュラム『問題と解説』全471問で検証。独自のデータおよび最適化技術により主要LLMを上回る性能を実現
VARYTEX(ヴァリテックス)株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:平野喜一郎)は、一般社団法人日本東洋医学会との共同研究の一環として、独自開発の漢方特化AI「KAMPO LLM」の開発および性能評価を実施いたしました。本研究は、企画段階から日本東洋医学会渉外委員会のご協力のもと進められ、同学会発行の漢方専門医研修コアカリキュラム『問題と解説』(全471問)を用いた包括的評価により、「KAMPO LLM Pro」が正答率97.4%(459/471問)を達成し、GoogleやOpenAIが提供する最新の汎用AIモデルを上回る性能を確認いたしました。この度、研究成果としてまとめることができましたので、お知らせいたします。これは、汎用AIモデル単体では到達が難しい精度であり、漢方医学の専門領域においてKAMPO LLMが高い性能を有することを示す結果となりました。
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/77291/22/77291-22-771aa58e9702d74cd492e5149fcbe8d4-1200x630.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■ 評価結果:漢方専門医研修テキストによる主要AIモデルとの比較
本評価では、日本東洋医学会発行の漢方専門医研修コアカリキュラム『問題と解説』を用い、「KAMPO LLM」と主要な大規模言語モデルを比較した結果、専門知識の正確性および解釈力において高い性能を示しました。
1. 高精度AI「KAMPO LLM Pro」比較(全471問)
[表1:
https://prtimes.jp/data/corp/77291/table/22_1_578a5ea9da543f682d5f28c17945b08b.jpg?v=202606080215 ]
2. 高速・低コストAI「KAMPO LLM Flash」比較(全471問)
[表2:
https://prtimes.jp/data/corp/77291/table/22_2_b89b779372588afd4fd5d11959aa68d0.jpg?v=202606080215 ]
実利用を想定した「KAMPO LLM Flash」は、Pro版の約3倍の応答速度と約60%のコスト削減を実現しながら、正答率92.1%を記録。これは、他社の軽量モデルのみならず、汎用AIの最上位モデルをも上回る精度を実現しています。
■ 「KAMPO LLM」が実現する3つのコア・バリュー
1. 実臨床に根ざした「独自データ」の優位性
自社DXサービスの運用で蓄積した実臨床データと、VARYTEXが独自に構築した漢方医学データベースを活用。グローバル企業がアクセスできない「日本独自の医学体系」を深く理解しています。
2. 専門領域における回答精度の向上
汎用AIが陥りやすい漢方独自の概念(証の判定、方剤選択など)について、独自データと最適化により、より正確な回答が可能であることを確認しました。
3.DXエコシステムへの即時導入
本AIは、漢方業務支援ソフト「KAMPO 365」への搭載、および法人向けAPIとして提供予定です 。
■ 今後の展望:漢方医学のインフラへ
VARYTEXは、本技術を医療従事者向けの診療・業務支援のみならず、一般生活者が信頼できる漢方知識にアクセスできるBtoC領域へも展開してまいります。「漢方をDXする」をテーマとして、1500年続く伝統医学をデジタル時代の標準へと引き上げ、漢方医学の裾野を世界規模で広げていくことを目指します。
KAMPO LLM 製品ページ:
https://kampollm.varytex.co.jp/
■ 株式会社松尾研究所 取締役副社長(VARYTEX株式会社 社外取締役) 金 剛洙
[画像2:
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技術の真価は、現場を知り尽くした人々との協業によって決まる。AIの世界に長く携わるなかで、そう感じる場面が、年を追うごとに増えています。
VARYTEXが、OpenAIやGoogleの最先端モデルを漢方領域で上回ったという成果は、まさにその証左だと感じています。
数兆円規模の開発投資に対して、現場データと専門家との緻密な協業で正面から応えられる領域は、確かに存在する。むしろ、専門性が深く、現場知が物を言う領域ほど、こうしたアプローチの優位性は際立つはずです。
「KAMPO LLM」が漢方医学のグローバルインフラへと育ち、世界中のより多くの人が質の高い漢方の知恵に触れられる日が来ることを、心から楽しみにしています。
■ VARYTEX株式会社 取締役CTO 大竹隼人
[画像3:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/77291/22/77291-22-4211c96357bd3e374fa1cde144688068-2173x2700.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
漢方医学は、中国伝来の医学が日本で独自に発展を遂げた、世界でも類を見ない医学体系です。
1500年以上の歴史を持ちながら、そのデジタル化は他の医療領域と比較して大きく遅れており、漢方医学に特化した質の高いデータは、OpenAIやGoogleといったグローバルなAI企業にも十分に蓄積されていません。
今回の評価でも、汎用AIモデルは漢方医学の一部の領域では高い精度を示す一方、専門的な領域では明確な限界があることが確認されました。漢方医学とAIの融合を進めるためには、漢方の現場を知り、専門医と連携しながら独自のデータと知見を蓄積できる存在が不可欠です。
私たちVARYTEXは、複数の漢方DXサービスの開発・運用を通じて、まさにその役割を担ってきました。実臨床から得られた知見と、自社サービスの運用を通じて蓄積した独自データを活用することで、汎用AIモデルを超える漢方特化AIの開発に成功しました。
この成果は、日本東洋医学会との共同研究として、企画段階から先生方にご指導いただけたからこそ実現できたものです。私たちが掲げる「漢方理論の標準化と適正使用の推進」において、学会と企業が連携してAI技術を漢方医学に活かすこの取り組みは、漢方医学の未来にとって欠かせないものだと確信しています。
今後も日本東洋医学会をはじめとする漢方専門医の先生方と連携しながら、「KAMPO LLM」の精度向上と実臨床での活用に取り組んでまいります。
■ 謝辞
本研究は、一般社団法人日本東洋医学会との共同研究として実施いたしました。企画段階からご協力いただいた日本東洋医学会渉外委員会の先生方、および訓練データの作成にご協力いただいた東京女子医科大学附属東洋医学研究所の先生方に深く感謝いたします。
なお、本技術の一部は、港区の新製品・新技術開発支援事業の採択を受け、研究開発を行ってまいりました。
■ VARYTEX株式会社について
会社名: VARYTEX株式会社 (英文 VARYTEX Inc.)
所在地: 〒106-0032 東京都港区六本木3丁目4−24 六本木足立ビル1階
設 立: 2021年3月31日
資本金: 116,917,730円
代 表: 代表取締役CEOファウンダー 平野 喜一郎
U R L :
https://www.varytex.co.jp/
■本件に関するお問い合わせ先
〒106-0032
東京都港区六本木3-4-24六本木足立ビル1階
MAIL: info@varytex.co.jp
広報担当:渡邉 芽
プレスリリース提供:PR TIMES


記事提供:PRTimes