一般社団法人九州みらい共創、鹿児島県立楠隼中高一貫教育校の宇宙教育プログラム「シリーズ宇宙学」に企画協力
一般社団法人九州みらい共創

宇宙学プログラム共創ディレクターに前田恵介氏が就任。中学1年生から高校2年生までの5年間で、宇宙を「感じる」「探る」「考える」「活かす」「究める」体系的プログラムへ刷新
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(左)宇宙学プログラム共創ディレクター前田恵介氏(右)貴島邦伸校長
一般社団法人九州みらい共創(福岡県久留米市、代表理事:上村俊作)は、鹿児島県立楠隼中高一貫教育校(鹿児島県肝付町、校長:貴島邦伸、以下「楠隼中高」)が2026年度から大幅に刷新する独自の宇宙教育プログラム「シリーズ宇宙学」について、同校と連携・協力し、5年間を通じて体系的に学ぶプログラムを共同で企画しました。
楠隼中高は、2026年4月入学の中学1年生から完全中高一貫教育へ移行しました。これを機に、開校以来11年にわたり継続してきた「シリーズ宇宙学」を刷新し、中学1年生から高校2年生までの5年間を通じて、宇宙を「感じる」「探る」「考える」「活かす」「究める」という段階的な学びとして再構成します。
刷新する機会を捉え、九州工業大学大学院工学研究院 宇宙システム工学研究系 特任准教授であり、一般社団法人九州みらい共創プロデューサーでもある前田恵介氏が、本プログラムの「宇宙学プログラム共創ディレクター」に新たに就任しました。
本日2026年6月9日には、外部講師を招聘した2026年度「シリーズ宇宙学」プログラムの本格始動となる講義として、前田氏による中学2年生を対象とした「モデルロケット製作・打ち上げ」を実施しました。
一般社団法人九州みらい共創は、楠隼中高が有する中高一貫教育の強みと、鹿児島・九州地域が有する宇宙関連資源、大学・研究機関・宇宙関連企業等とのネットワークをつなぎます。そして、楠隼中高の教育方針を尊重しながら、生徒が宇宙を単なる憧れの対象としてではなく、地域や社会の未来を切り拓く実践的なフィールドとして捉えられる学びの実現を支援してまいります。
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提供:楠隼中高
5年間で「天測」から「ロケット」「気球」「衛星」へ段階的に学ぶ
新たな「シリーズ宇宙学」の大きな特徴は、5年間を通じて、「天測」から「ロケット」「気球」「衛星」へと段階的に学びを深めていく点にあります。
生徒は、宇宙の壮大さや科学技術の面白さを体感するところから出発し、ロケット、気球、衛星といった実践的なテーマを通じて、宇宙技術の仕組みや社会での活用可能性を学びます。中高一貫教育の強みを生かし、学年ごとの成長段階に応じて宇宙を多面的に学ぶ、全国的にも稀有なカリキュラムです。
中学1年生から高校1年生までの4年間では、各学年の教育目標に沿った特別講義やワークショップを実施し、生徒の好奇心、探究心、思考力、表現力、協働力などを段階的に育成します。
さらに、高校2年生では、楠隼中高の探究活動の柱である地域探究「肝付学」と宇宙学を掛け合わせます。地域課題の解決や新たな価値創出につながるテーマについて、生徒が個人またはグループで探究を深めることで、宇宙を地域社会と結び付けて考える実践的な学びへと発展させます。
また、本プログラムでは、内閣府が2026年2月に公表した、宇宙産業で働く人材に必要なスキルを体系的に整理した業界共通の指針「宇宙スキル標準」も踏まえ、将来の宇宙産業や宇宙利用分野で求められる基礎的な資質・能力の育成も図ります。
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提供:楠隼中高
2026年度は、外部講師を招聘した全17回の講義を実施JAXA、国立天文台、大学、宇宙関連企業など多様な専門家が参画
2026年度は、JAXA、国立天文台、大学、宇宙関連企業など、多様な分野の専門家を講師として招聘し、全17回の講義を実施します。
講義では、最先端の宇宙技術や宇宙産業の動向、宇宙に関わる多様なキャリアについて学びます。併せて、モデルロケットの製作・打ち上げ、缶サットの製作、気球を用いたミッション検討など、生徒が手を動かしながら学ぶ実践的な内容を展開します。
講師には、株式会社QPS研究所およびパートナー企業のオガワ機工株式会社、昭和電気研究所、株式会社Space Food Lab.、株式会社ロケットリンクテクノロジーのほか、株式会社リリー、スウェーデン宇宙公社日本法人、国立天文台、肝付町が包括連携協定を締結する和歌山大学・九州工業大学・千葉工業大学、JAXA宇宙教育センター・鹿児島宇宙センターなどから、第一線で活躍する専門家を迎える予定です。
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中学2年生を対象したモデルロケットに係る講義(2026年6月9日)
宇宙を通じて、地域と社会の未来を切り拓く次世代リーダーを育成
一般社団法人九州みらい共創は、こうした多様な産学官の連携を通じて、楠隼中高が進める特色ある教育活動の充実、肝付町内における宇宙教育活動の推進にも貢献してまいります。また、鹿児島・九州地域における宇宙教育、宇宙産業人材育成、地域に根ざした宇宙利用の裾野拡大にも、微力ながら寄与してまいります。
宇宙は、遠い未来の夢ではなく、地域の産業、暮らし、教育、そして人材育成と深く結び付く実践的なテーマです。楠隼中高、関係機関、講師陣、地域の皆様とともに、生徒一人ひとりが宇宙を通じて自らの可能性を広げ、予測困難な時代を主体的に切り拓く次世代リーダーへと成長することを後押ししてまいります。
2026年度「シリーズ宇宙学」講義日程・内容
※講師・日程等は、状況に応じて変更となる可能性があります。
中学1年生 「宇宙を感じる」
中学1年生では、宇宙の広がりや人間社会とのつながり、宇宙での生活、天測などを通じて、宇宙を身近に感じることを目指します。
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中学2年生 「宇宙を探る」
中学2年生では、モデルロケットやエアロケットを題材に、ものづくり、実験、プロジェクトマネジメント、宇宙輸送、宇宙関連キャリアなどについて学びます。
[表2:
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中学3年生 「宇宙を考える」
中学3年生では、気球を用いたミッション検討や国内外の宇宙ビジネスに関する講義を通じて、宇宙技術を地域課題や社会課題と結び付けて考える力を育みます。
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高校1年生 「宇宙を活かす」
高校1年生では、衛星開発、衛星データ利用、宇宙ビジネス、缶サット制作などを通じて、宇宙技術を社会や地域でどのように活用できるかを実践的に学びます。
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鹿児島県立楠隼中高一貫教育校 貴島邦伸 校長 本校の特色ある教育活動「シリーズ宇宙学」では、好奇心、冒険心、ものづくりの心を育て、自分の夢や未来に挑戦しようとする生徒を育成しています。
本校は令和8年度中学校入学生から男女共学化とともに完全中高一貫教育が始まりました。
これを機に本校の宇宙学についても、大学・宇宙関連企業とも連携した新たなプログラムが始まります。このプログラムが宇宙人材の育成にもつながるものと期待しています。楠隼の教育活動にご協力・ご支援いただく全ての機関及び講師の皆様方に心から感謝します。
宇宙という未知なる世界に向かって探求する楠隼生に対するご支援をよろしくお願いします。
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宇宙学プログラム共創ディレクター 前田恵介氏 群馬県に生まれ、かつては縁もゆかりもなかった「九州」で各種試験などを通じて衛星づくりを学んだことが、私にとって「宇宙」への第一歩となり、現在の礎となっています。あれから長い年月を経て、今度はその九州で宇宙を教える立場となりました。
2024年11月には、九州工業大学と楠隼中高が所在する肝付町との間で包括連携協定が締結されました。私自身も、町の宇宙教育拠点化推進会議の委員を務めながら、大学生ロケットの町内打ち上げなど、地域に根ざした宇宙教育・宇宙活動の推進に携わってまいりました。
今後は、私を育ててくれた九州への恩返しとして、私自身も楠隼中高で講義を直接担当させていただきながら、地域が一丸となって宇宙への取り組みを進める鹿児島県、肝付町、そして楠隼中高の皆様とともに、次代を担う産業人材の育成に少しでも貢献できれば、これに勝る喜びはありません。
[略歴]
国立大学法人九州工業大学 大学院工学研究院 宇宙システム工学研究系 特任准教授
1977年、群馬県前橋市生まれ。秋田大学大学院工学資源学研究科修了。2024年6月より現職。東京大学学院工学系研究科航空宇宙工学専攻中須賀研究室や(株)アストロスケール、千葉工業大学惑星探査研究センターにて超小型衛星開発に従事する傍ら、能代宇宙イベント、えひめ南予共同気球実験、Gunma Space Award、宇宙甲子園等を運営し、全国各地で小中学生から大学生に至る幅広い年齢層に対して、宇宙教育活動を展開している。一般社団法人あきた宇宙コンソーシアム理事、一般社団法人宇宙甲子園実行委員会理事、一般社団法人九州みらい共創プロデューサーであり、量産型超小型衛星の企画・開発に取り組むテラスペース株式会社(京都府)CEO/プロジェクトマネージャーでもある。
【取材ご希望の方のお問い合わせ先】
鹿児島県立楠隼中高一貫教育校
金丸教頭・久保田教諭・原田教諭
電話:0994-65-1192 メール:nansyun@edu.pref.kagoshima.jp
プレスリリース提供:PR TIMES





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