【独自調査】病院・診療所の開業数が前年比26%増。全国1,466件の医療施設開業ランキングを公開
株式会社Review

東京都だけで全国増加分の38.1%を占める結果に。回復を支えたのは地域医療を担う診療所
株式会社Review(リビュー/大阪市中央区/代表取締役:藤本茂夫)は、「人」と「IT」のチカラを組み合わせ、行政データなどをもとに全国の実在する施設・法人情報を収集・整備し、データとして提供しています。
医療施設全体の開業数は増えています。しかし、その回復の主役は病院ではありませんでした。
株式会社Reviewが2025年10月~12月に開業した全国の病院・診療所1,466件を分析したところ、全国の開業数は前年から大きく回復した一方で、病院開設数は依然として限定的な水準にとどまっていました。
今回のデータからは、2025年の開業増加が病院ではなく、地域医療を支える診療所を中心に進んでいたことがうかがえます。医療施設の開業は回復傾向にありますが、その中身を見ると、より地域密着型の医療へと重心が移りつつある可能性も見えてきました。
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2025年10月~12月の全国の病院・診療所開業数は1,466件となりました。
同時期の過去3年間を比較すると、2023年は1,462件、2024年は1,164件、2025年は1,466件となり、2024年に見られた減少から大きく回復しています。
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前年からの増加数は302件、増加率は約26%となり、2025年は過去3年間で最も高い水準となりました。
人口減少や人材不足、コスト上昇など医療機関を取り巻く環境が変化する中でも、医療機関の開業市場は再び活発化していることがうかがえます。
※詳しくは
レポート資料をご覧ください。
一方で、今回の回復は全国で均等に起きているわけではありませんでした。
2025年10月~12月の開業数を都道府県別に見ると、1位東京都(370件)、2位大阪府(114件)、3位愛知県(93件)、4位神奈川県(90件)、5位埼玉県(88件)という結果になりました。
上位には首都圏および三大都市圏が並び、人口集積地域を中心に高い開業水準が続いています。
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特に東京都は370件と全国最多となり、全国開業数の約4分の1を占めました。
人口規模や医療需要の高さに加え、新興住宅地や再開発エリアを背景とした新たな患者需要も、開業数を押し上げている可能性があります。
また、大阪府、福岡県、愛知県、神奈川県も引き続き上位にランクインしており、大都市圏を中心とした開業傾向は継続しています。
しかし、今回注目したいのは順位そのものではありません。2024年から2025年にかけての増減を見ると、東京都は115件増加し、全国増加分302件のうち38.1%を占めました。
愛知県や福岡県でも増加が見られた一方で、大阪府や神奈川県では前年を下回っています。同じ上位地域でも開業動向に差が生じており、「どこで開業するか」がこれまで以上に重要になっていることがうかがえます。
※詳しくは
レポート資料をご覧ください。
今回のデータでもう一つ特徴的だったのが、病院と診療所の動きの違いです。
2025年10月~12月の病院開設数は11件となり、2023年の25件を下回りました。一方で、医療施設全体の開業数は大きく回復しており、開業増加を支えているのは診療所であることがうかがえます。
病院開設には設備投資や人材確保など大きな負担が伴います。近年は建築コストや人件費の上昇も続いており、大規模施設の新設には高いハードルが存在している可能性があります。
一方、診療所は地域ニーズに応じた柔軟な開業が可能です。高齢化の進展や地域医療への需要拡大を背景に、患者の身近な場所で医療を提供する診療所の重要性が高まっていることもうかがえました。
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歯科と内科が全体の約64%。地域医療の基盤需要は依然として高い
また、診療科目別では歯科483件、内科458件となり、この2診療科だけで全体の約64%を占めました。
いずれも地域住民の日常的な受診ニーズを支える診療科であり、地域医療の基盤となる分野への需要は引き続き高いことが分かります。
その一方で、心療内科・精神科、皮膚科、形成・整形・美容外科など専門クリニックの開業も見られました。
高齢化による地域医療ニーズへの対応と、専門性を打ち出したクリニック需要が同時に進んでいることは、現在の医療開業市場を特徴づける動きの一つといえるのではないでしょうか。
※詳しくは
レポート資料をご覧ください。
今回のデータから見えてきたのは、単なる医療施設開業数の増減ではありません。
開業数は回復しているものの、その中心となっているのは病院ではなく診療所でした。
また、開業が増える地域とそうでない地域の差も見られています。
医療機関の開業は、その地域の人口動態や医療需要、将来性を映し出す指標の一つでもあります。
今回の結果からは、地域密着型医療の重要性が高まるとともに、地域ごとに異なる医療ニーズが開業動向にも反映され始めている可能性が見えてきました。
株式会社Reviewでは、全国の施設・法人データの整備・提供を通じて、企業の営業活動や新たなビジネス機会の創出を支援しています。
今後もデータの力で企業活動を支え、地域経済の活性化に貢献してまいります。
<調査概要>
調査対象データ:2025年10月~2025年12月
対象地域:全国
対象業態:病院・診療所(保険適用医療機関)
調査件数:1,466件(2025年10月~12月開業分)
比較期間:2023年~2025年 同期間
調査方法:全国の行政からの開業情報をもとに、株式会社Reviewが独自にクレンジング・集計したデータより算出
データについて:行政機関ごとに公開形式や取得方法が異なるため、紙・PDF・Excel等の情報を独自にデータベース化。重複データや表記ゆれ等を除外し、開業データとして集計しています。
分析実施日:2026年6月11日に分析・集計を実施完了いたしました。
本リリースで紹介した分析結果の詳細は、「全国医療施設 開業ランキングレポートver4」にて公開しています。
都道府県別・診療科目別・月別比較など、市場分析や営業活動に活用できる内容をまとめています。
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全国医療施設 開業ランキングレポート ver4
https://re-view.jp/v2/wp-content/uploads/marketingreport_medical4.pdf
■YOROZU DATAについて
本レポートで使用しているデータは、株式会社Reviewが提供するデータプラットフォーム「YOROZU DATA(ヨロズデータ)」にて提供しております。
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YOROZU DATAは、全国の店舗・法人情報を「IT × 人」の独自手法で収集・整備し、営業・マーケティング・商品企画などにおける意思決定のためのデータ提供を支援するプラットフォームです。
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YOROZU DATAについて
「ビジネスをラクに、生活を楽に」
Reviewはこれからも、あらゆる可能性にチャレンジし続け、Reviewのデータサービスを通して沢山の企業の新たなビジネスチャンスを創り、地域経済の活性化に貢献していきたいと考えております。
「できないを可能にする」という理念を掲げ、全国にいる約6,500名の登録パートナーの力を借りながら、独自のAI技術、データの力を活用して新しい未来の形を創造していきます。この取り組みを通じて、ビジネスの効率化と生活の向上を図るための実践的なソリューションを提供し続けてまいります。
【株式会社Reviewについて】
<商号> 株式会社Review(リビュー)
<代表者> 代表取締役CEO 藤本 茂夫
<所在地> 〒541-0048 大阪市中央区瓦町4-4-7おおきに御堂筋瓦町ビル8F
<設立> 2016年3月
<資本金> 112,620,000円(準備金 100,620,000円)
<事業内容> データプラットフォーム「YOROZU DATA」の運営・企画・開発
IT×人によるオリジナルクレンジング技術の提供
<受賞> オール大阪企業家支援プロジェクト StartUP 第11回ビジネスプランコンテスト 特別大賞
<HP>
https://re-view.jp/
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Email:gomikawa@re-view.co.jp
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