【NPO法人ピッキオ】クマ被害対策ゴミ箱「Bear Smart Box」を本格販売開始
特定非営利活動法人 ピッキオ

20年以上の実績、クマによるゴミ被害をゼロにするためのソリューションを提供
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森の中に設置した「Bear Smart Box」
長野県軽井沢町を拠点に野生動物の保護管理を行う特定非営利活動法人ピッキオ(理事長:玉谷宏夫)は、クマが物理的に開けることができない強固な構造を持つゴミ箱「Bear Smart Box(ベア・スマート・ボックス)」の販売を本格的に開始いたします。本製品は、かつて軽井沢町で深刻だったクマによるゴミ箱被害をゼロにし、20年以上使われてきた実績があります。近年の全国的なクマ被害の拡大と、それに伴う生活環境への不安の高まりを受け、人とクマとの不幸な衝突を未然に防ぐための最も基本的な対策方法として、この度再販を決定いたしました。
【背景】餌付きから始まる負のループを断ち切り、クマと賢く付き合う「Bear Smart」の精神と20年の実績
本来、ツキノワグマは警戒心が強く、人の気配を感じると逃げるなどして人を避けて行動します。しかし、人里に放置された生ゴミの味を一度覚えてしまうと、警戒心が薄れてしまい、人の近くの茂みに潜む、あるいは人を見ても逃げないといった危険な行動がみられるようになります。クマが高い執着心を持って人居住区への出没を繰り返すようになると、人身被害のリスクが飛躍的に高まるだけでなく、最終的にそのクマが「問題個体」として駆除されるという「負のループ」を招きます。この連鎖を根本から断つには、ゴミへのアクセスを物理的に遮断し、クマにゴミの味を学習させない環境整備が不可欠です。
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かつて、軽井沢町でゴミに餌付いていたツキノワグマ
軽井沢町でクマに突破された事例ゼロ、20年以上の確かな実績
1999年に年間129件発生していた軽井沢町のゴミ集積所でのクマによるゴミ荒らし件数は、2003年以降、本製品を順次導入(公共31台、民間15台の合計46台)したことにより、劇的に減少し、2009年には0件を達成しました。その後も被害は少なく推移しています。導入から20年以上経過した現在も、本製品がクマに突破された事例は一度もありません。「Bear Smart Box」は、人間が賢く行動することでクマとの軋轢を軽減する「Bear Smart(クマとの賢い共存)」という国際的な理念を具体化し、現場で長年実証されてきた製品です。
※2010年以降のゴミ荒らしは、Bear Smart Boxではないタイプの集積所で発生したもの
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軽井沢町におけるゴミ集積所でのクマによるゴミ荒らし件数の推移(令和7年度軽井沢町ツキノワグマ対策事業報告書より作図)
【実例】クマに荒らされてしまったゴミ集積所
クマは嗅覚と強靭な力でゴミを探し出すため、一般的なゴミ箱や、頑丈だと思われる物置タイプのゴミ集積所も容易に荒らします。軽井沢町での過去の事例では、市販のゴミ箱はクマの力に対応しておらず容易に壊されました。特に物置タイプでは、換気口からの侵入、扉やシャッターをこじ開ける行為、対策のために扉やレールを強化したにもかかわらず壁側を曲げられる、といった被害が発生しています。また一度開け方を学習したクマは、強い執着心をもって他のゴミ集積所をも荒らす可能性が高まります。
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破壊された一般的なゴミ箱
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下からこじ開けられたシャッター
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扉を破壊された物置タイプのゴミ集積所
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被害対策のため扉とレールを強化したものの、壁側が破壊された物置
【製品の特徴】クマの被害を防ぎ、人の使いやすさを追求した3つの強み
特徴1:クマには不可能な「二動作ロック機能」と横倒し防止設計
「手を掛ける」と「レバーを引く」という、クマの手の構造では不可能な二動作による独自のロック機能を採用。さらに、扉の隙間にクマの鋭い爪がひっかかりにくい構造に仕上げています。また、クマによる本体の横倒しができない設計です。これらの機能は、開発時に「のぼりべつクマ牧場(北海道)」にて検証済みです。
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【扉の開け方】
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「のぼりべつクマ牧場」での実証実験の様子
特徴2:過酷な環境に耐える、長期屋外使用のための高耐久性
過酷な屋外使用を前提とし、「溶融亜鉛メッキ鋼板」を採用して強力な防錆効果を図っています。また、豪雪にも耐えられる強力なフレームを採用しているため、積雪地や多雨地域など、厳しい自然環境下でも長期間使用できる高耐久設計です。
※大量の塩化カルシウムや酸などが付着する条件下では、この限りではありません。
特徴3:設置から日々の使用まで、誰でもラクラク「高い運用性」
本体は非常に頑丈ですが、扉には油圧式ダンパーを採用しているため、お子様やご高齢の方でも軽い力で開閉が可能です。手を離せば自重でゆっくりと閉まるため、安全かつ閉め忘れによる被害のリスクを最小限に抑えます。また、本体の搬入はユニック車で所定の位置に置くだけの「追加工事不要」。大がかりな基礎工事を必要としないため、迅速な導入が可能です。車での搬入が困難な場所には、大人2名で1~2時間で組み立てられる「組み立て型」でのご提供も可能です。
【販売概要】
安定的に製品を供給するため、受注は、クマの活動期と最も被害リスクが高まる時期に間に合うように設定し、年3回(4月・6月・9月納品)に集約する一括製造体制を導入しています。現在、9月納品分のご注文を受け付けております。
■販売価格(税込):
・通常価格(1台):682,000円~
・大口注文(10台以上):627,000円~ / 台
■直近のスケジュール:
・申込締切:2026年7月末日
・納品時期:2026年9月中旬(予定)
自治体や事業所、地域のゴミステーション、キャンプ場など、環境整備の一環としてぜひご検討ください。詳細については、お気軽にお問い合わせください。
※世界情勢に伴う原材料高騰の影響を受け、販売価格の見直しや納期の大幅な遅れが生じる場合があります。最新の価格・納期については、個別にお問い合わせ・お見積りをご依頼ください。
【団体概要】
ピッキオ
1992年より軽井沢を拠点に野生動物の保護管理とネイチャーツアーを軸に活動。「森本来の姿を次世代に受け継ぐ」ことをミッションに、ツキノワグマの保護管理など、科学的根拠に基づいた野生動物との共存を推進しています。
【本件に関するお問い合わせ先】
特定非営利活動法人ピッキオ
住所:〒389-0111 長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉2148
電話:0267-46-3818
E-mail:info@npo.picchio.jp
URL:
https://npo.picchio.jp/action/374
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プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes