配管劣化を写真1枚で非破壊判定へ、計測検査とまほろば創研がAI共同開発
まほろば創研株式会社

50年以上の検査現場の知見と予知保全特化のソフトウェア開発力を融合。保全担当者の一次スクリーニングを支援し、予知保全への転換を後押し
まほろば創研株式会社(代表取締役: 小森一輝、本社: 奈良県奈良市、以下 まほろば創研)と計測検査株式会社(代表取締役: 坂本敏弘、本社: 福岡県北九州市、以下 計測検査)は、プラント配管の劣化を写真1枚で非破壊判定するAIソフトウェアの共同開発を2026年6月より開始します。
計測検査が50年以上にわたり蓄積してきた検査現場の知見と、まほろば創研の設備予知保全に特化したAI開発技術を組み合わせ、2027年度内の製品提供開始を目指します。
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配管劣化を写真1枚で非破壊判定へ、計測検査とまほろば創研がAI共同開発
■ 背景と課題:高経年化するプラントと、保全人材の不足
国内のプラント設備は、高度経済成長期に建設されたものが今も数多く稼働しており、老朽化への対応が急務となっています。経済産業省の資料では、設備の高経年化が事故等の発生可能性を高め、設備異常や製品品質の不安定化につながると指摘されています。
一方で、こうした設備を点検する保全人材は高齢化と人手不足が進み、ベテランの「勘」に頼ってきた検査ノウハウの継承が困難になっています。
従来の検査は、決められた年数を目安に部品を交換する「時間がきたら直す」やり方が中心で、検査には高い専門性が必要なため、限られた熟練者に頼らざるを得ないという課題がありました。
■ 開発する配管検査AIの概要:写真1枚で、誰でも一次診断
両社が共同開発するのは、配管を撮影した写真をもとに、劣化の度合いと点検の優先度をAIが判定するソフトウェアです。
スマートフォンなどで撮影した1枚の画像から、配管を傷つけることなく(非破壊で)状態を診断できることを目指します。ドローンで撮影した画像にも対応し、人が近づきにくい高所や狭い場所の配管も、現場に立ち入ることなく確認できるようにします。
■ 両社の強み:現場の知見 × 予知保全特化のソフトウェア開発
本開発の特徴は、計測検査が50年以上にわたる検査業務を通じて培ってきた現場の知見を生かす点にあります。
世の中で広く使われている汎用的な生成AIに頼るのではなく、設備の異常を予測して保全につなげる「予知保全」に特化したソフトウェアを開発することで、現場で本当に使える判定精度の実現を狙います。まほろば創研は、この予知保全特化のAI・ソフトウェア開発を専門としており、両社の技術と知見を結集します。
■まほろば創研株式会社 代表取締役 小森一輝のコメント
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まほろば創研株式会社 代表取締役 小森一輝
プラントの保全現場では、熟練者の経験に支えられてきた検査の技術を、どう次の世代へ引き継ぐかが大きな課題となっています。
私たちは、配管検査というドメインの深い領域に徹底的に寄り添った専用のAIと、現場の方が実際に手に取って『本当に使える』と感じられる操作性や画面の分かりやすさにこだわったソフトウェアを開発します。
当社が予知保全をソフトウェアで実現していくうえで、長年にわたり検査の現場を支えてこられた計測検査様とのご縁は、何ものにも代えがたいものです。
このご縁を大切にしながら、写真1枚で誰もが劣化の兆候に気づける仕組みで、プラントの安全を支える新しい当たり前をつくってまいります。
■計測検査株式会社 代表取締役 坂本敏弘のコメント
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計測検査株式会社 代表取締役 坂本敏弘
私たちは創業以来50年以上にわたり、社会インフラや産業設備の維持管理を通じて、人々の安心安全を支えてまいりました。
その中で培ってきた現場の知見や技術は、当社の大きな財産です。
しかし近年、設備の高経年化や技術者不足が進む中で、維持管理の現場にはこれまで以上の効率化と高度化が求められています。
今回の共同開発は、当社が長年培ってきた維持管理の知見と、まほろば創研様の優れたAI技術を融合し、熟練技術者の経験や判断を誰もが活用できる仕組みへと進化させる挑戦です。
私たちの企業理念である「まもるひとを育て、安心安全を守り続けます」の実現に向け、本ソフトウェアが設備事故の未然防止や保全業務の効率化に貢献し、予知保全が当たり前となる社会の実現につながることを期待しています。
私たちは設備を守るだけでなく、その設備を利用する人々の安心安全を守ることを使命としています。
これからも現場に寄り添いながら、AIと維持管理技術を融合した新たな価値の創造に取り組んでまいります。
■ 会社概要
<まほろば創研株式会社の概要>
[表1:
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<計測検査株式会社の概要>
[表2:
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プレスリリース提供:PR TIMES



記事提供:PRTimes