自動車船向けバイオLNG燃料供給のターム契約を欧州地域で拡大
株式会社商船三井

~2050年ネットゼロ・エミッション実現に向け、クリーン燃料利用を加速~
株式会社商船三井(社長:田村 城太郎、本社:東京都港区、以下「当社」)は、当社が運航するLNG燃料自動車船におけるバイオLNG燃料の使用拡大に向け、地中海でのバイオLNG供給についてAxpo(読み:アクスポ、社長:Christoph Brand、会長:Roland Leuenberger 、本社:スイス バーデン)と新たにターム契約を締結しました。
本契約締結により、昨年3月に開始した北西欧州(ベルギー・ジーブルージュ港)でのバイオLNG燃料供給契約(註1)に続き、地中海地域(スペイン・マラガ港、バルセロナ港)においても、当社が運航する自動車船向けバイオLNG燃料の供給が可能となりました。
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本船CIELO ACEにバイオLNG燃料を供給する様子
バイオLNG燃料は、主に家畜の排泄物や生ごみなどのバイオマスから生成されるメタンを液化したもので、既存のLNG燃料供給インフラを活用しながら、ライフサイクルベースでのGHG(温室効果ガス)排出量を大幅に削減し、カーボンニュートラルを実現できる、即効性のあるクリーンな燃料です。
今回供給を受けるバイオLNG燃料は、燃料の製造から消費までのライフサイクルベースで炭素強度(エネルギー消費当たりの二酸化炭素排出量)が-15g-CO2/MJ以下となっており、従来の重油舶用燃料1トンを当該バイオLNG燃料に置き換えるごとに、約4.5トンのCO2排出削減を実現することができます。また、当該バイオLNG燃料はISCC-EU認証(国際持続可能性カーボン認証)(註2)を取得しています。
この度の供給契約締結により欧州地域で継続的かつ安定的にバイオLNG燃料供給を受ける体制を構築し、「
商船三井グループ 環境ビジョン」において重要なアクションの1つとして挙げている代替燃料の導入やネットゼロ・エミッション実現の取組みの一環として、LNG燃料船をブリッジソリューションとして活用し、バイオLNG燃料や合成LNG(e-methane)燃料などのカーボンニュートラル燃料への転換を推進しています。
当社は、今後もバイオLNG燃料使用の地理的、量的、質的拡大を通じ、GHG排出量削減に向けた取り組みを一層加速させるとともに、クリーン燃料のサプライチェーン構築に貢献し、海運業界全体のネットゼロ・エミッション達成に向けた取り組みをリードしてまいります。今後も、LNG燃料船の拡充とともに、バイオ燃料、メタノール、アンモニア、水素といった多様な次世代燃料の導入を積極的に推進し、安全運航を徹底しながら持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
(註1) 2025年にTitan, Molgasグループの傘下(海運事業責任者: Niels den Nijs; 本社: Amsterdam)と北西欧州でのバイオLNG燃料供給契約を締結しており、2026年も同社とのバイオLNG燃料供給契約を継続締結しています。詳しくは下記ご参照ください。
バイオLNG燃料を使用した自動車船の運航開始 ~2050年ネットゼロ・エミッション実現に向けた重要なマイルストーン~ | 商船三井
(註2) ISCC-EU認証(国際持続可能性カーボン認証)とは、バイオマスや廃棄物を原料とする持続可能な燃料について、その持続可能性と温室効果ガス排出削減基準がEUの法的要件を満たしていることを証明するもので、欧州再生可能エネルギー指令(RED III)によって定められています。
プレスリリース提供:PR TIMES
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