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世界初※、耐熱性に優れたチップ型「MIM構造を用いたメタサーフェス近赤外光源」の実用化に成功

株式会社タムロン

世界初※、耐熱性に優れたチップ型「MIM構造を用いたメ

「赤外線アレイセンサフォーラム2026」で講演および展示を実施


総合光学機器メーカーの株式会社タムロン(代表取締役社長:桜庭省吾、本社:さいたま市)は、国立大学法人 大阪大学 高原 淳一 教授との共同研究により、世界で初めて※熱に強いチップ型の次世代光源「MIM(金属-絶縁体-金属)メタサーフェス近赤外光源」の実用化に成功いたしました。
本技術の講演および展示を、7月3日(金)に開催される「赤外線アレイセンサフォーラム2026」(於:大阪府茨木市、立命館大学 大阪いばらきキャンパス内)にて実施いたします。
また、本光源を試用いただけるコマーシャルサンプルの提供も2026年秋より開始いたします。
※2026年6月時点、当社調べ(MIM構造を用いたメタサーフェス近赤外光源の実用化において)

本光源の実用化により、大型で持ち運びが困難だった、分析・検査用の近赤外光源装置を、手軽に携行できる革新的なハンディサイズへと進化させることが可能となります 。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/43231/260/43231-260-5be785fe3d05789ddc4a604801dae7c6-2241x912.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
チップ型「MIM構造を用いたメタサーフェス近赤外光源」 

【背景】
非破壊で対象物の成分や状態を分析・検査できる近赤外光は、医療や様々な産業分野で注目されています。しかし、従来の分析・検査装置で使われている光源(ランプ等)には、不要な波長の光まで放出することによるエネルギーロスや、それに伴う発熱、さらに、その熱を逃がすための冷却装置が必要となり、装置自体が大型化してしまうといった課題があります。

そこで、従来の光源に代わる次世代の分光分析用光源が、「MIM(金属-絶縁体-金属)構造を用いたメタサーフェス近赤外光源(波長選択熱放射体)」です。
この「MIM構造」は、極めて薄型・軽量でありながら、必要な波長の光を効率よく放出できるため、大幅な省電力化や装置の小型化を可能にします。しかし、高い放射強度(光の強さ)を得るために数百度以上の高温に達すると、高温に起因する様々な劣化が生じる点が、実用化への大きな壁となっていました。
【当社の技術】
そこで当社はこの課題を解決するため、「GM(ガラスモールド)レンズ」の製造において長年蓄積してきた熱処理・熱マネジメント技術等を応用することにより、熱劣化を回避する独自技術を開発しました。これにより、極めて高い熱負荷に耐え得る次世代のチップ型の「MIM(金属-絶縁体-金属)構造を用いたメタサーフェス近赤外光源(波長選択熱放射体)」の実用化に、世界で初めて成功しました。

本光源は、薄型・軽量という優れた実装性を持ちながら、広帯域な近赤外波長を放射できるため、携帯型非破壊検査機器への搭載が可能となります。具体的には、肌状態や血流の測定(美容・ヘルスケア分野)、糖度・水分・脂質などの非破壊測定(食品・農業・漁業分野)、さらには、建造物等の構造劣化診断といったインフラ検知に至るまで、幅広い産業分野の多様な分析ニーズを支える次世代の基盤技術として貢献することを期待しています。

当社は、高度なセンシング技術とAI・画像処理技術などを一体化させた光学システム・サービスを供給する「総合光学・センシングソリューション企業」への進化を追求するとともに、創業以来の光学技術をさらに深化させ、長期ビジョン「撮り、測り、つなぐ。人と自然の健康を創造する企業へ」の体現、そして「心豊かな社会」の実現に向けて挑戦し続けてまいります。
【性能(代表値)】
駆動方法:直流電源、定電流制御
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/43231/table/260_1_8f4ea895efa22e0afe8c24e871bf4402.jpg?v=202606191115 ]
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/43231/table/260_2_9ac562c37c546c33fcbee00d5f76be4e.jpg?v=202606191115 ]
【「赤外線アレイセンサフォーラム2026」講演および出展について】
本技術の内容を、7月3日に開催される「赤外線アレイセンサフォーラム2026」にて発表いたします。またサンプルの展示も行います。

「赤外線アレイセンサフォーラム2026」リンク:https://irasf.hacca.jp/
【コマーシャルサンプル提供開始について】
2026年秋より順次、コマーシャルサンプルの提供を開始いたします。詳細は、後日プレスリリースにてお知らせいたします。
【用語説明】
近赤外線:
波長約700~2500nmを指し(ここではJIS規格 近赤外分光分析通則に従う)ており、物質を透過しやすく、特定の成分(水や有機物)に吸収され易い特性を持つ。主に水分、糖度、脂質などの分析に使用される。
分光分析:
物質に光をあて、透過、反射または吸収された光を波長ごとに分解し、そのパターンを調べ、物質に含まれる成分や性質を特定する分析手法。
MIM(金属-絶縁体-金属)構造:
金属メタサーフェスの構造タイプの1つで、金属、絶縁体、金属の三層構造を基本単位とした構造体。

<MIM構造説明図>
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/43231/260/43231-260-67f829abc045c95b640ac76b3c5e4d2c-916x410.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


メタサーフェス:
光の波長より小さな微細構造で、光や電磁波の性質を自由に変えられる表面のこと。
GM(ガラスモールド)レンズ:
材料となる硝材を超高温で加熱し、ナノメートル単位でつくられた精巧な金型でプレスして作られるレンズ。生産効率は高いものの、高精度なレンズを製造するためには高度な技術が必要。

<株式会社タムロンについて>
ミラーレスカメラ用交換レンズをはじめとする、一般ユーザー向けの自社ブランド製品からOEM製品、そして各種産業分野に貢献する光学製品に至るまで、独創的な光学製品を供給している総合光学機器メーカーです。今後も豊かな創造性と先進的な高い技術力を駆使し、さまざまな産業分野に眼を向けて邁進するとともに、事業活動のあらゆる面で環境保全に配慮した活動を目指します。詳しくは株式会社タムロン公式ホームページ(https://www.tamron.com/jp/)をご覧ください。

<取扱光学製品>
ミラーレスカメラ用交換レンズ、一眼レフカメラ用交換レンズ、監視カメラ用レンズ、FA/マシンビジョン用レンズ、TV会議用レンズ、カメラモジュール、車載カメラ用レンズ、ビデオカメラ用レンズ、デジタルカメラ用レンズ、ドローン用レンズ、医療用レンズ、各種光学用デバイス部品 他

プレスリリース提供:PR TIMES

世界初※、耐熱性に優れたチップ型「MIM構造を用いたメ

記事提供:PRTimes

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