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【新サブスク「新潮QUE」】映画『急に具合が悪くなる』濱口竜介監督が語った1万字超のインタビューを配信中。

株式会社新潮社

【新サブスク「新潮QUE」】映画『急に具合が悪くなる


第79回カンヌ国際映画祭ではコンペティション部門に正式出品され、見事最優秀女優賞(ヴィルジニー・エフィラ、岡本多緒)を受賞した『急に具合が悪くなる』。いま国内外で最も注目される映画監督の一人、濱口竜介監督が語った新潮QUEのインタビューは1万字を超えるものとなった。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47877/3062/47877-3062-93121bb3657034391a94078b7f0bfc94-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


『ドライブ・マイ・カー』(2021)をはじめ、発表される監督作が毎回世界中で話題を呼び、映画や演出についての言説もつねに注目を集めるのが濱口竜介監督だ。今年いちばんの話題作となるだろう6月19日公開の最新作『急に具合が悪くなる』の制作過程は如何なるものだったのか。インタビュー前編では本作の中で取り上げられるフランスで生まれた介護ケア技法「ユマニチュード」への関心はどこから生まれ、今作にどう接続されたのかを明かしてくれた。後編では濱口監督が映画を撮る上で重視する「偶然性」について。黒沢清監督の演出方法を皮切りにカメラと被写体の関係性やそこに訪れる「偶然」について語ってもらった。インタビュアーは映画ライターの月永理絵さん。静かに熱を帯びる1万字を超えた必読のインタビューは、わたしたちに深い「問い」を投げかけます。

【インタビューより一部抜粋】

月永:『急に具合が悪くなる』には、介護のあり方をめぐる問題提起から、資本主義社会における構造の問題、また認知症や自閉症に対する視点まで、あまりにも多様なテーマが込められていることに驚かされます。でもこうした多様なテーマをひとつひとつ紐解いていけば、すべては映画作りに関係する問題につながってくるようにも思えます。

濱口:「基本的にはどれも個人的な関心として引き付けられたテーマではあります。もともと原作は非常にパーソナルな二人の話ですし、それを映画化するうえでも、あくまでパーソナルなものにしたいと思いました。なので、自分の個人的な問題意識に沿って取り入れていった気がします。何がどうつながっているのか、というのは実のところこうしてインタビューに答えたりすることで、自分で発見することが多いです。映画の物語のために、今の社会を象徴する大きな問題を取り入れたということとは違う。自分の暮らしの、生活上の興味からそれらは選ばれています。真理たちが話す資本主義のもたらす弊害についての話は、巨大なシステムと見えるものが、実際に自分自身の生活まで侵してきている、という実感が基になってもいます。あまりに大きなものはほとんど自分には関係なかったり、少なくともそれに対して無力だと感じる。それでも、それは確かにつながっているのだ、と感じるようになりましたし、つながっている以上、自分たちの行動が何の影響も与えない、ということはないのだとも感じています。ここで描かれるテーマはすべて、今の自分自身の実感に最も即するものとして現れてきたものだと思います」

記事はこちらから!

【前編】
『急に具合が悪くなる』を生んだユマニチュードと演出の結節点――濱口竜介監督インタビュー
https://que.dailyshincho.jp/node/19143/
・これまでに確立した演出方法を応用して
・日本の映画業界に感じた疑問から生まれたユマニチュードへの関心

【後編】
「私たちは偶然がやってくるための準備をしている」――濱口竜介監督が語るカメラと被写体の関係性
https://que.dailyshincho.jp/node/19146/
・黒沢清監督の語る「カメラという機械」が映すもの
・「偶然性」を取り入れるとはどういうことか

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