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NRIセキュア、フロンティアAIモデルに対応したプロアクティブな脆弱性診断サービスを提供開始

NRIセキュアテクノロジーズ

NRIセキュア、フロンティアAIモデルに対応したプロア

独自の検証基盤を用いて、未公表の脆弱性を検出し対応策を提示


NRIセキュアテクノロジーズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:池田泰徳、以下「NRIセキュア」)は、企業・組織が所有する外部公開サーバや基幹システム、ソフトウェア製品を対象に、未公表の脆弱性を検出し、対応策を提示する「フロンティアAI対応プロアクティブ脆弱性診断(以下「本サービス」)」を、本日より提供します。本サービスは、最先端の大規模AIモデル(フロンティアAI)とNRIセキュアが独自に開発した検証基盤(ハーネス)[i]を組み合わせることで実現したもので、脆弱性を悪用したサイバー攻撃へのプロアクティブ(予防的)な対策実行を支援します。
■フロンティアAIによるサイバー脅威と脆弱性対応の変化
2026年4月、米国Anthropic(アンソロピック)社は、脆弱性を発見するフロンティアAIモデル「Claude Mythos Preview(クロード・ミュトス・プレビュー、以下「Mythos」)」を発表しました。同社は、主要OS・ブラウザ・オープンソースソフトウェア(OSS)において、これまで見逃されていた不具合も含め、多数のゼロデイ脆弱性を発見したと公表しています[ii]。

フロンティアAIモデルの登場により、脆弱性の発見・解析・検証が自動化されることで、脆弱性を突いたサイバー攻撃のスピードが大きく変わります。そのため、サイバー攻撃にさらされる防御側においても、悪用される前の段階で脆弱性を把握し、対応策を迅速に講じるための取り組みがますます重要になります。
■本サービスの概要と特長
本サービスは、企業・組織の外部公開サーバ・基幹システム・ソフトウェア製品(ファームウェア、組込みソフトウェア)を対象に、一般に利用可能なフロンティアAIとNRIセキュア独自のハーネスを組み合わせて、危険度の高い未公表の脆弱性の有無を検証し、対応策を提示するものです。

まずNRIセキュアの専門家が、対象のシステム・製品等で利用されているソースコードおよびOSSのソフトウェア部品表(SBOM)[iii]情報をもとに、診断の範囲を精査します。診断の結果、危険度の高い脆弱性が検出された場合には、応急処置としてNRIセキュアが作成した「独自シグネチャ(攻撃を検知・防御するためのルールやパターン)」を提供します(図を参照)。

図:本サービスの提供プロセス
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/52432/203/52432-203-a9f17781aecbf7583b59e018ffafd5ad-850x400.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


本サービスの主な特長は、以下の2点です。
1. 再現検証に基づく、高い脆弱性検出能力
NRIセキュアは2026年5月、Mythosが発見したとされる代表的な脆弱性について、一般に利用可能なフロンティアAIとNRIセキュア独自のハーネスを用いて再現検証を実施しました。その結果、Mythosと同等のレベルで未公表の脆弱性を検出できることを確認しました。これは、独自開発したハーネスを使用することで初めて高い検出能力を発揮できるものです。そのため、本サービスはプロアクティブな脆弱性対策を推進するうえで、多くの企業にとって有用であると考えます。
2. 独自シグネチャの提供と対応策の提示
検出した未公表の脆弱性に対し、実際の修正プログラムが公開・適用されるまでの空白期間を埋めるため、侵入防御システム(IPS)やWebアプリケーションファイアウォール(WAF)などで利用可能なNRIセキュア独自のシグネチャを含む対策案を提示します。また、脆弱性の概要、想定される悪用経路、運用上の留意点を報告書にまとめ、修正プログラムが適用されるまでのリスクを低減しながら、迅速な対策の実行を支援します。

本サービスの詳細については、次のWebサイトをご参照ください。
https://www.nri-secure.co.jp/service/solution/proactive-vulnerability-assessment

NRIセキュアは、さまざまな取り組みを通じてAIのセキュリティに関する知見を培ってきました。今後も、フロンティアAIを含む最新の技術動向を踏まえ、攻撃者に先行して脆弱性を検証し、未公表の脆弱性への対応力向上に取り組むことで、安全・安心な情報システム環境と社会の実現に貢献していきます。
■Anthropic Japan合同会社 代表執行役社長 東條 英俊 氏からのコメント
この度、NRIセキュアテクノロジーズ株式会社がフロンティアAIを活用した新たな脆弱性診断サービスの提供を開始されることを歓迎いたします。AIの能力が高まるほど、その力を防御側の安全確保に役立てることの重要性は増していきます。NRIセキュアテクノロジーズは、AIセキュリティに関するガイドライン策定や書籍執筆を通じて知見を重ねてこられ、責任あるAI活用を実践されている企業です。攻撃者に先んじて脆弱性を検出し、対策につなげる本サービスは、まさにAIを社会の安全のために役立てる取り組みだと考えます。Anthropic Japanとして、NRIグループとのパートナーシップをより一層深めてまいります。

※本リリース内に記載されている会社名、製品名、サービス名は、各社の商標または登録商標です。

[i] 検証基盤(ハーネス):システムやAIの動作を再現可能な形で実行・検証・評価するための統合的な実行環境・仕組み。
[ii] Anthropic社からの発表(2026年4月7日)に基づきます。
[iii] SBOM:Software Bill of Materialsの略称で、製品に含まれるソフトウェアを構成するコンポーネントや互いの依存関係、ライセンスデータなどの一覧表です。OSSのライセンス管理や脆弱性の管理、ソフトウェアサプライチェーンのリスク管理等の用途で利用されます。

プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes

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