AglyMax(R)の摂取により子宮内膜症に対する改善効果を確認
ニチモウバイオティックス株式会社

~第26回 日本抗加齢医学会総会 共催セミナーにて発表~
ニチモウバイオティックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:北谷 明大。ニチモウ(株)100%子会社)は、健康食品メーカーとして麹菌発酵大豆並びにイソフラボンに特化した研究と開発を行い、日米欧で製造特許を取得した独自の麹菌発酵技術により作られた麹菌発酵大豆イソフラボン素材『AglyMax(R)』を市場に供給するとともに、その素材を使用したサプリメントをクリニックなどに販売しています(※製造特許は特許存続期間を満了しています)。また、長年に渡り国内外の多くの著名な大学などと共同研究を行い、豊富なエビデンスを蓄積しています。
ニチモウバイオティックス(株)はこれまでの試験で、『AglyMax(R)』による更年期症状の緩和、LIF産生による妊娠率の向上をはじめ、生活習慣病予防や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などに対する有効性を確認しています。
この度、6月27日(土)にパシフィコ横浜で開催されました「第26回 日本抗加齢医学会総会」の共催セミナーにおいて京都府立医科大学大学院医学研究科 女性生涯医科学 産婦人科学教室 教授 森 泰輔先生による講演発表が行われ、子宮内膜症患者に『AglyMax(R)』を投与する二重盲目試験において子宮内膜症関連疼痛が有意に低減したことが報告されました。
子宮内膜症は生殖年齢女性の約1割に発症する慢性炎症性疾患であり、強い月経痛や慢性骨盤痛を引き起こします。現在の標準治療はホルモン療法が中心となっていますが、これらの治療法は妊娠を希望する患者には適応が難しいという課題がありました。そこで、子宮内膜症治療と妊活が並走できるホルモン剤以外の効果的な治療手段が望まれています。これまでにも京都府立医科大学は、『AglyMax(R)』を用いた、子宮内膜症患者に対するパイロット試験結果を「第41回エンドメトリオーシス学会」(2018年)で報告したほか、ニチモウバイオティックス(株)と共同で、「子宮内膜症改善用組成物およびその製造方法」として2017年に特許出願し、2021年11月には特許登録されています。また、その作用機序に関して『Gynecological Endocrinology』 2025 年、Vol41, No.1 にて論文掲載されました。
この研究結果は、第26回日本抗加齢医学科総会(6月26~28日・神奈川)での共催セミナーおいて研究発表されましたので、お知らせいたします。
本発表骨子は次のとおり
記
【発表演題】
「イソフラボンサプリメントによる子宮内膜症治療の新展開
~基礎研究からランダム化比較試験まで~」
発表者: 森 泰輔(京都府立医科大学 産婦人科学教室)
子宮内膜症は生殖年齢女性の約10%に発症する慢性炎症性疾患であり、強い月経痛や慢性骨盤痛を引き起こす。現在の標準治療はGnRHアゴニスト/アンタゴニストやプロゲスチン製剤など、排卵抑制を伴うホルモン療法が中心である。しかし、これらの治療は妊娠を希望する患者には適応が難しいという課題がある。
われわれはこれまで、ダイズイソフラボンのアグリコン型製剤である「daidzein-rich isoflavone aglycones(DRIAs)」に着目し、子宮内膜症間質細胞を用いた基礎研究を行ってきた。その結果、DRIAsはERβ依存的に細胞増殖および炎症関連因子(IL-6、IL-8、COX-2、aromatase)の発現を抑制するとともに、HSD17β1抑制およびエストロゲン硫酸転移酵素の増加を介して局所エストロゲン代謝を制御することを明らかにした。さらにマウス子宮内膜症モデルにおいても病変抑制効果を確認した。
これらの知見を基に、われわれは多施設共同ランダム化二重盲検プラセボ対照試験(特定臨床研究)を実施した。投与後3ヶ月後では、DRIAsが子宮内膜症関連疼痛を改善させることが明らかになった。本セミナーでは、DRIAsの分子メカニズムから臨床試験の結果までを概説し、排卵抑制を伴わない新たな子宮内膜症治療の可能性について議論する。
以上
【お問合せ先】本件に関するご質問等はニチモウバイオティックス(株)営業部(03-6478-5060)までご連絡ください。
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