玄米・米糠発酵食品(FBRA)が認知機能低下を抑制
株式会社 玄米酵素

高齢肥満マウスでの研究、海馬における特定の遺伝子発現誘導に好影響 ~ (株)玄米酵素と琉球大学大学院医学研究科の共同研究
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琉球大学大学院 医学研究科 内分泌代謝・血液・膠原病内科学講座(第二内科)の研究グループは、玄米・米糠を麹菌で発酵させた食品(FBRA: Fermented Brown rice and Rice bran with Aspergillus oryzae)の摂取が、高齢肥満マウスの認知機能低下を効果的に抑制することを見出しました。
この高齢肥満マウスは、人間に例えると65歳くらいの小太り肥満男性で、軽度認知障害(MCI)を起こしている状態を模倣しています。
また、分子メカニズムの一端として、記憶や学習に重要な脳領域である「海馬」において記憶形成に関連する遺伝子群(IEGs)の発現が、特異的に誘導されていることを明らかにしました。
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本研究成果は、国際栄養医薬品・機能性食品学会(International Society for Nutraceuticals and Functional Foods)の公式医学誌「Journal of Food Bioactives」第34巻(2026年)に掲載されました。
【背景】
認知機能障害の有病率は世界的に増加しており、近年、様々な新しい薬剤による治療が始まっていますが、安全性や有効性、経済的負担には未だ多くの課題が残されており、軽度認知機能障害(MCI)の段階からの予防介入にも手立てを欠いている現状です。
このような背景を踏まえ、身近な食品成分を用いた安全で持続可能な脳の健康維持に対する期待が高まっています。
本研究では、玄米の機能性成分を手軽に摂取できる玄米発酵食品(FBRA)の給餌が、高齢の肥満・認知機能低下モデルマウスで低下する認知機能の改善に寄与する可能性を検証しました。
FBRAは玄米と米糠を麹菌で発酵させた食品で、これまでに腸内環境の改善、抗酸化作用、抗炎症作用、発がん抑制作用などの機能性が報告されていましたが、認知機能に対する効果や影響については不明でした。
本研究を実施したのは、玄米の機能性研究および脳科学研究において、多くの世界初の研究実績を挙げてきた琉球大学大学院医学研究科(第二内科)教授の益崎裕章先生の研究グループ(研究実施者 照屋太輝先生)です。
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【研究概要】
研究に用いたマウスは、カロリーの高い動物性脂肪を多く含む餌で長期間飼育した、高齢の肥満・認知機能低下モデルマウスです。
人間に例えると、65歳くらいの小太り肥満男性で軽度認知障害(MCI)を起こしている状態を模倣しています。
研究グループは、このモデルマウスを使い、FBRAを50週間与える長期飼育試験により、以下の結果を明らかにしました。
1. 認知機能の改善
長期間FBRAを摂取した高齢肥満マウスの認知機能について、空間認識記憶能を評価する2種類の行動試験(NOL試験、Y迷路試験)を用いて評価しました。
その結果、FBRAを摂取したマウスは、摂取していないマウスと比較して、認知機能の低下が有意に抑えられていました。
2. 海馬における特異的な遺伝子群の発現誘導
認知機能の改善に関与する分子メカニズムを、マイクロアレイやqPCRを用いて網羅的に調べた結果、FBRA摂取により、海馬において学習や神経活動によって誘導される最初期遺伝子群(IEGs)であるEgr1およびNr4a1の発現レベルが有意に、かつ特異的に増加することが明らかになりました。
これらの遺伝子は、シナプス可塑性や長期記憶形成の制御に関与することが知られています。
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3.安全性と特異性
FBRAの長期間の摂取による有害事象は一切、認められませんでした。
また神経炎症抑制や神経新生などには影響を及ぼさなかったことから、FBRAが神経伝達または神経活性化に関連する細胞内シグナル伝達経路の調節を介して、認知機能低下を抑制する効果を発揮する可能性が示唆されました。
【今後の展望】
本研究は日本人にとって身近な食品である玄米や麹菌を使った発酵食品であるFBRAが、高齢期における認知機能の維持・改善に寄与する可能性を科学的に裏付ける重要な知見と言えます。
今後はヒトを対象とする臨床試験や、FBRAに含まれる多彩な機能性成分がどのような相乗効果を発揮するかといった分子メカニズムのさらなる解明を進め、健康寿命の延伸に貢献することが期待されます。
【論文情報】
タイトル: Brown rice bran fermented with Aspergillus oryzae attenuates cognitive decline in aged mice accompanied by induction of immediate early genes in hippocampus
著者: Taiki Teruya, Chie Horiguchi, Eri Nakamine, Yuhi Nemoto, Tsugumi Uema, Keita Tamaki, Hideyuki Nemoto, Yukiko Horie, Masafumi Mayama, Masataka Shikanai, Hiroaki Masuzaki
掲載誌: J. Food Bioactives 2026;34:75-86
【本リリースのPDFファイル】
https://www.genmaikoso.co.jp/data/m/20260630.pdf
【玄米・米糠 発酵食品(FBRA)とは】
玄米・胚芽・表皮を麹菌で発酵させた ”手軽に玄米の健康成分を摂取できる発酵食品” です。
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約30年にわたる学術研究の結果、
・さまざまな臓器での発がんを抑える機能
・炎症を抑える機能
・腸内環境を改善する機能
・酸化を抑える機能
などが示されており、40本以上の学術論文が発表されています。
研究データは、学術研究解説サイト「ふぶらぼ」から閲覧可能です。
ふぶらぼ :
https://fbra.jp/
【株式会社 玄米酵素について】
株式会社 玄米酵素は 1971年の創業から、玄米・米糠 発酵食品(FBRA)の製造・研究だけでなく、玄米自然食を基本にした食の教育活動にも力を入れています。
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セミナーや自然食料理教室を全国で開催、玄米自然食のレストラン、自然栽培の農園の運営も手掛け、国民の健康増進に貢献してきました。
最近では、600名以上の医師・歯科医師がFBRAを利用されたり、医師を講師に招いたオンラインセミナーを開催するなど、医師・医療との連携を通じた健康事業に力を入れています。
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【連絡先】
株式会社玄米酵素(学術研究担当 水野知光)
住所 : 札幌市北区北12条西1丁目1‐1
電話 : 011-736-2345
メール : mizuno@genmaikoso.co.jp
プレスリリース提供:PR TIMES





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