フローレンス、東京都中野区から「医療的ケア児SNS相談業務」を受託
認定NPO法人フローレンス

~医療的ケア児家庭に気軽な相談窓口を提供。自治体との連携で地域支援への接続を強化~
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認定NPO法人フローレンス(東京都千代田区、代表理事:赤坂緑)は、東京都中野区から「医療的ケア児SNS相談業務」を受託し、SNSを活用した相談支援・情報配信等で医療的ケア児家庭に伴走する「なかのいっしょmiline(みらいん)」を2026年7月より運営開始します。
フローレンスがこれまで、医療的ケア児・障害児家庭に寄り添い、SNS相談を積み重ねてきた経験と専門性が実を結び、今回の受託に至りました。
自治体からの受託事業として医療的ケア児家庭を対象としたSNS相談支援を提供するのは、今回の「なかのいっしょmiline(みらいん)」が初となります。
本事業を通じて、医療的ケア児とその家族が地域で安心して生活ができるよう、気軽に専門職相談員とつながれる環境を提供するほか、地域の情報や子育てに役立つ情報の配信も行います。中野区と連携することで適切な地域支援への接続や見守り機能を強化することを目指します。
NICUなどを退院した後も、引き続き人工呼吸器やたんの吸引など日常的な医療的ケアが必要な「医療的ケア児」は、2024年時点の推計で2万人を超えており、新生児医療の発展を背景にここ20年程で2倍以上に増加しています。
こうした医療的ケア児の家庭には、医療的ケアがあることでの外出の困難さや行政窓口の複雑さから、相談先や支援につながることが難しいという現状があります(※1)。
実際に、中野区が医療的ケア児家庭を対象に行ったアンケートでは、以下のような声が寄せられました(※2)。
- 相談先がわからない- 退院、入園、就学などライフステージの変化に伴う情報収集が難しい- 地域のサービスや助成について知りたい
そこで中野区では、利用者ニーズに応えた支援強化のために、対面での相談窓口に加え利用ハードルの低いSNSの相談窓口の開設に至りました。フローレンスは、これまでのSNS相談支援のノウハウを活かし、窓口の運営・相談対応の役割を担っていきます。
※1
厚生労働省 令和元年度障害者総合福祉推進事業「医療的ケア児者とその家族の生活実態調査 報告書」
※2
中野区医療的ケア児とその家族の生活実態 アンケート調査結果報告書
フローレンスでは、2014年から医療的ケア児・障害児家庭の支援に携わってきました。また、2021年から子育て家庭を対象にSNSを活用した相談支援を実施してきました。こうした経験をもとに、2023年より自主事業として医療的ケア児・障害児家庭を対象としたSNS相談事業を行っており、2026年3月末までにのべ281名の方に利用登録をしていただいています。
1.SNSならではの相談ハードルの低さ
- 匿名・無料で相談ができます。- 「いつでも(※3)」専門職相談員(デジタルソーシャルワーカー)とつながれる環境を提供しています。- 家族や友人など周囲には言いにくい心情の吐露、訪問看護などの支援者への意見なども、安心して吐き出せる場です。
※3 相談者による送信は24時間受付。返信は月曜から金曜 午前9時から午後6時。
2.プッシュ型の情報配信・アウトリーチ
- ご家庭からの相談を待つだけでなく、定期的なプッシュ型の情報配信(地域のお役立ち情報や子育て・生活に関するアドバイスなど)や声かけによりご家庭とつながり続けます。
3.医療的ケア児支援の知見
- ご家庭とのコミュニケーションには、10年以上障害児保育・家庭支援に携わってきたことで得た知見が活かされています。日々の困りごとやお子さんとの関わり方などの相談に対して具体的に役に立つ情報を提供することができます。
4.行政や地域支援につなぐ機能
- ご家庭からキャッチした声を、必要なタイミングで行政や地域の支援者に連携・橋渡しする機能を担っています。相談の秘匿性を担保しつつ、支援がうまくつながらなかったときに「つなぎ直す」窓口になることも可能です。
「なかのいっしょmiline(みらいん)」では、これらの強みを活かしながら、中野区と緊密に連携することで、医療的ケア児家庭が孤立しない地域社会の実現をさらに推進してまいります。
[表:
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「なかのいっしょmiline(みらいん)」サービスロゴ
こどもたちのために、日本を変える。フローレンスは日本のこども・子育て領域に関わる課題解決と価値創造に取り組む、国内最大規模の認定NPO法人です。
日本初の共済型・訪問型病児保育事業で2004年に設立し、こどもの虐待、こどもの貧困、障害児家庭の支援不足、親子の孤立の課題を解決するため、多様な保育事業を運営するほか、全国で「こども宅食」「おやこよりそいチャット」「にんしん相談」「赤ちゃん縁組」などの福祉事業と支援活動、政策提言をおこなっています。
▶フローレンスコーポレートサイトURL:
https://florence.or.jp/プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes