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米国San Luis Aviation社の株式取得(子会社化)を完了

株式会社JVCケンウッド

米国San Luis Aviation社の株式取得(子会社化)を完

北米の公共安全市場を中心とする「ハイブリッド領域」に本格参入し、無線システム事業の成長を加速


株式会社JVCケンウッドは、2025年10月8日付の報道発表のとおり、IP無線事業を展開する米国カリフォルニア州のSan Luis Aviation, Inc.(以下、「SLA社」)に関して、関係当局の許認可を含む手続きを2026年7月2日(現地時間7月1日)までに完了し、同社の発行済株式の100%を取得して連結子会社化しました(以下、「本子会社化」)。

1.本子会社化の背景および目的
当社は、新たに策定した中期経営計画「VISION2030」(2026年5月1日報道発表)における事業ポートフォリオ最適化の一環として、セーフティ&セキュリティ分野の中核である無線システム事業の「ナローバンド領域」を成長牽引事業、「ハイブリッド領域」を期待・挑戦領域として位置付けています。本子会社を通じてハイブリッド領域へ本格参入し、無線システム事業全体の中長期的な成長を加速させていきます。

ハイブリッド領域は、ナローバンド(業務用無線)およびブロードバンド通信網(4G/5G、Wi-Fi)の双方を活用することで通信エリアを拡張し、遠隔地や通信困難な地理環境における通信サービスを補完・強化する領域です。また、画像・動画を含むマルチメディアメッセージ機能、位置情報の追跡・可視化などの機能を付加した無線通信ソリューションを中核としており、現場における利便性や信頼性の向上に寄与します。こうした特長を背景に、ハイブリッド領域は政府機関をはじめとする公共安全市場や民間市場において、今後の市場拡大が見込まれています。

2.SLA社の概要、および同社と当社の取り組み
SLA社は、コミュニケーション、コラボレーション、および相互運用性をコンセプトとする、ブロードバンド通信網を活用したIP無線サービス「ESChat」を提供しています。同サービスは、安全なPTT(Push-to-Talk)通信を、複数の通信キャリアの回線に加え、Wi-Fiや衛星通信を利用した接続環境上でも利用可能であり、広範な通信環境における相互運用を実現しています。さらに、マルチメディアメッセージ機能や共通状況認識(Common Operating Picture: COP)機能を通じて、組織内外の連携や状況認識の共有を可能とします。


[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/45133/634/45133-634-a1e6e512f1892b35193aa20fb90b9ed2-2022x744.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


また、サイバーセキュリティおよび相互運用性を強化した政府向けソリューション「ESChat for Government」を提供しており、FedRAMP認証※1、GovRAMPTM認証※2、TX-RAMP認証※3を取得しています。これらの認証により、政府機関は既存のセキュリティ評価結果を活用することで、検証負担を軽減し、ソリューションを迅速かつ効率的に導入できます。あわせて、FirstNet CertifiedTM※4を取得しているほか、米国国防情報システム局(DISA)からの承認を受けています。


当社は本子会社化に先駆けて、2026年3月より、SLA社の技術を当社が北米で展開する業務用無線機「Viking」シリーズに組み込んだブロードバンド連携ソリューション「Viking Connect」の提供を開始しています。同ソリューションは通信状況に応じたLMRとブロードバンドの自動切り替え、運用者による優先設定、および管理者による無線周波数の切り替えを可能にします。これにより、現場と指令拠点間におけるシームレスで安定的なPTT通信環境を提供します。
※1:Federal Risk and Authorization Management Program。米国連邦政府向けクラウドサービスの調達要件に関する認証制度。米国連邦機関がクラウドサービスを利用する際は、FedRAMP認証の取得が必要とされます。
※2:Government Risk and Authorization Management Program。米国の州政府・地方自治体向けクラウドサービスを対象としたセキュリティ認証制度。
※3:Texas Risk and Authorization Management Program。米国テキサス州の政府機関向けクラウドサービスを対象としたセキュリティ認証制度。
※4:米国の公共安全機関向けブロードバンド通信ネットワーク「FirstNet」での利用に適合することを認証する制度。

3.今後の展開
当社は、本子会社化により、SLA社が事業展開しているIP無線サービス「ESChat」を当社の製品・サービス群に統合するとともにラインアップを拡充し、北米を中心とするハイブリッド領域に本格参入することで、さらなる事業機会の拡大を図っていきます。今後も当社グループは、無線システムによる安定した通信手段の提供を通じて、「安心・安全」な社会の実現に貢献するとともに、企業価値の向上に取り組んでいきます。

4.業績への影響
本子会社化による当社の業績への影響は、2027年3月期連結業績予想(2026年5月1日公表)に織り込み済みです。


<関連リンク>Viking Connect(英文サイト): https://eschat.com/viking-connect/

<商標について>
・「Viking」は当社のグループ会社であるE.F. Johnson Company (EF Johnson Technologies, Inc.の子会社)の米国における商標または登録商標です。
・「ESChat」は、San Luis Aviation, Inc.の商標または米国における登録商標です。
・「FedRAMP」は、United States General Services Administration の商標または米国における登録商標です。
・「Wi-Fi」は、Wi-Fi Alliance の商標または登録商標です。
・その他、記載されている会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。

当社プレスリリースURL:https://www.jvckenwood.com/jp/press/2026/0707-01/

本資料の内容は発表時のものです。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
www.jvckenwood.com


プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes

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