施工性と安全性を向上する新たな遮音壁工法を開発
株式会社ベルテクスコーポレーション

― 工程簡略化による工期短縮と剥落リスク低減 ―
ベルテクス株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山本譲、以下「当社」)は、東急建設株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:久田浩司)、公益財団法人鉄道総合技術研究所(東京都国分寺市、理事長:芦谷公稔)と共同で、地覆と遮音壁を一体化して施工する、新しい遮音壁構造の「ストリームパネル」(登録番号:第7047758号)を開発しました。
これまで、鉄道高架橋などに用いられる遮音壁では、複雑な施工工程による工期の長期化といった施工上の課題や、経年劣化による剥落リスクといった維持管理上の課題がありました。本工法では、高耐久の超高強度繊維補強コンクリート(UFC)製のプレキャスト部材を用い、地覆部から遮音壁部までを一体化して施工します。本工法は、従来工法と比較して作業工程が少なく、工期短縮が可能です。また、パネルと地覆を一体化した構造とすることで、地覆構築に必要な外足場や型枠組立が省略でき、施工性が向上します。さらに、経年劣化による遮音壁表面の剥落リスクを低下でき、安全性の向上とともに維持管理負担の低減も期待できます。なお、本工法は、構造試験において、十分なひび割れ発生耐力、曲げ耐力および疲労耐久性を確認しています。また、遮音試験において、従来工法の遮音壁と同等の遮音性能を有することを確認しています。
当社は今後、本工法の導入を積極的に提案し、遮音壁が適用される高架橋をはじめとする鉄道土木構造物の施工性と安全性の向上および維持管理負担の低減に貢献してまいります。
スラブから突出させた地覆埋込鉄筋の外側に、地覆部から遮音壁部までを一体化したプレキャスト部材(プレキャスト遮音壁)を設置します。軌道側には地覆部の型枠を兼ねたプレキャスト部材(埋設型枠)を設置し、両者をセパレータで連結した後、地覆部コンクリートを打設することで構築します(図1)。
プレキャスト部材の内側には地覆コンクリートとの付着を高めるため、付着面として凹凸部を一様に設け、外側のプレキャスト部材(プレキャスト遮音壁)にはジベル筋を設置しています(図2)。
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また、本工法の設計・施工指針(案)は、鉄道総合技術研究所鉄道技術推進センターの会員用ウェブサイトにおいて公開されています。
【本件に関する問合わせ先】
ベルテクス株式会社 鉄道事業部
TEL:03-3556-0464 E-mail:sales-support@vertex-grp.co.jp
プレスリリース提供:PR TIMES


記事提供:PRTimes