【生成AI活用実態調査2026】 教員の58.5%が生徒の生成AI活用による「ポジティブな変化」を実感!その裏で、55.3%の教員は生徒の「思考停止」を懸念
アルサーガパートナーズ株式会社

~成果を分けるのは生徒へのAI活用の促し方?熱心な教員ほどいち早く気づいた「新たな課題」~
企業のDXを促進するアルサーガパートナーズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO兼CTO:小俣泰明、以下「アルサーガパートナーズ」)は、教育業界で働く全国の教職員328名を対象に、教育現場における生成AIの現状と組織課題に関する調査を実施しました。
本調査では、生成AIが生徒の学習効果や思考力に与える影響について分析しています。調査結果からは、58.5%の教員が生成AIの学習活用により生徒の創造性や思考力にポジティブな変化を実感している一方で、55.3%の教員がAIによる生徒の「思考停止」を懸念している実態が明らかになりました。さらに、AIで「思考の深掘り」を生徒に促し、高度に活用させることを目指す熱心な教員ほど、新たな課題に直面しているという現場のリアルが浮き彫りになりました。
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/28308/350/28308-350-dd8b0e9c515edcf3e8d158a5a3e4dbbc-1000x630.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/28308/350/28308-350-9b8997163fda2469d80a11f375cba1b5-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査期間:2026年4月30日~5月7日
調査対象:教育業界で働く全国の教職員
有効回答:328名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
※複数回答の設問については各項目の合計が100%を超える場合があります。
※本調査の設問およびグラフにおける「生徒」には、児童等の学習者全般を含みます。
社会全体で生成AIの活用が進む中、生徒たちの間ではどの程度利用が広まっているのでしょうか。教育現場におけるAI定着の最新状況を紐解きます。
※教員の詳しいAI活用実態については、以下の調査レポートをご覧ください。
【生成AI活用実態調査2026】教員の生成AI活用率が前年比1.5倍に増加!全体の60.8%が「負担軽減」を実感
現在の教育現場において、学校側から公式にで生成AIの利用が「許可されている」生徒は過半数(53.7%)に達しています。 さらに注目すべき点として、この「利用許可」の環境下にある生徒のうち約7割(69.8%)がすでにAIを活用していることがわかりました。
禁止やルールの不在といったハードルさえクリアになれば、生徒の学習におけるAI活用は着実に定着していく実態がうかがえます。
[画像3:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/28308/350/28308-350-6143959b555ecb5759828dd8e4adf20a-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
生成AIの活用は、生徒たちの学びにどのような影響を与えているのでしょうか。前年(約10ヶ月前)の調査結果と比較し、学習効果の質的な変化を分析します。
▼2025年の調査結果はこちら:
【生成AI活用実態調査|教育業編】「AIで業務がラクになった」教員は3割未満。 便利なはずのAIが新たな業務を生む側面も
調査期間:2025年7月22日~7月29日
有効回答:283名
本調査において「AI活用により、生徒の『創造性』や『思考力』にポジティブな変化はありましたか?」と尋ねたところ、「非常にそう思う(15.4%)」「ややそう思う(43.1%)」と回答した教員の割合は合計58.5%にのぼりました。 前年の調査で学習効率向上を実感した割合は22.3%でしたが、今年はポジティブな変化を実感する教員の割合が、その2.5倍以上となる約6割へと増加しています。
[画像4:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/28308/350/28308-350-de3170aab5d705250494f31b2fe0da33-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ポジティブな変化について教員に詳しく質問したところ、以下のような生徒の具体的な変化がうかがえます。
- 主体性の向上「疑問があったら教師の答えを待たずに自分から調べるようになった(男性 30代後半)」「AIにまずは聞いてみることで調べる方向性がわかり、作業に取りかかるハードルが下がっている(男性 40代後半)」- 表現力・スキルの底上げ「英作文を書くのが苦手だった生徒が、うまく活用することで楽しく取り組めるようになった(女性 30代後半)」「文章を書くことが苦手な児童も、次第に書けるようになってきた(男性 30代後半)」- 探究・思考の深掘り「探究(自ら課題を見つけて学ぶ学習活動)でのテーマ決めやフィールドワークの方法が深まった(男性 40代後半)」「自分の作った文章が正しいか確かめたり、知識を深めたりすることに使っている(女性 50代前半)」
創造性の向上といったポジティブな変化が見られる一方で、現場では新たな懸念も生じています。ここからは、生徒とAIの間に生じている新たな課題に迫ります。
生徒の創造性・思考力向上が見られるなか、「生成AIによって生徒が『思考停止』していると感じることはありますか?」という設問に対しては、「非常にそう思う(13.0%)」「ややそう思う(42.3%)」を合わせ、過半数(55.3%)の教員が「そう思う」と回答しました。
生成AIが瞬時に整った答えを提示してくれる利便性の裏返しとして、生徒が自ら試行錯誤して答えを導き出す「思考のプロセス」をスキップしてしまうという、新たな課題が顕在化していることがうかがえます。
[画像5:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/28308/350/28308-350-d26b9be1fb5d58f27e0d7ecf5b6147f2-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
生徒が生成AIを使う姿を見て「使いこなせていない」と感じる要素としては、「AIの回答が正しいか確認せず、そのまま信じ込んでいる(56.9%)」が最も多く、次いで「AIを検索エンジンのように使い、『丸投げ』の状態になっている(37.4%)」、「AIにどのような質問(指示)をすれば良いかがわかっていない(27.6%)」が挙げられました。
プロンプト(指示)を工夫してAIとの対話を重ねるのではなく、手軽に得られた一次回答で満足してしまう「表面的な利用」に留まっている生徒が少なくないことが浮き彫りになっています。
[画像6:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/28308/350/28308-350-107a5b217b2379a160a4e30241c747f2-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
創造性・思考力の向上という恩恵と、思考停止という懸念。この2つが同時に起きている教育現場において、教員の指導スタイルと生徒の変化を掛け合わせて分析すると、AIを高度に活用させることを目指す熱心な教員だからこそ見えてくる「新たな課題」が明らかになりました。
生徒への「AI活用の促し方」について、現在の指導スタイルに最も近いものを尋ねたところ、「作業の効率化:下書きや要約などの道具として使わせる(35.0%)」、「思考の深掘り:相談相手や壁打ちとして使わせる(29.3%)」、「生徒にお任せ:特に使い方は指示していない(22.8%)」など、教員の指導スタイルによって大きく分かれる結果となりました。
[画像7:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/28308/350/28308-350-df9579ab553982d91537cb6cd3afeae6-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
なぜ、同じように生成AIを導入しているにも関わらず、現場の課題感は異なるのでしょうか。指導スタイルと生徒の変化の相関関係を分析した結果、AIを「思考の深掘り(相談相手や壁打ち)」として高度に活用させることを目指す熱心な教員ほど、生徒の「思考停止」を懸念する割合が66.7%と最も高く、「作業の効率化(53.5%)」「生徒にお任せ(42.9%)」を上回る結果となりました。
[画像8:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/28308/350/28308-350-0b1c9f90883710b9226d59c738407745-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
これは決して指導が失敗しているわけではなく、「AIとの対話を通してより深い思考を引き出そう」と高度に活用させようと、生徒自らが対話を深めるプロセスを重視している教員ほど、生徒がAIに頼り切ってしまう危うさにいち早く気づき、葛藤している現場の実情を物語っています。
教員がAI活用のレベルを上げようとするほど、「いかに生徒が答えを鵜呑みにせず、自ら問いを深められるか」という新たな壁に直面していることが実証されました。
- 生成AIの利用が許可されている教育現場では、生徒の約7割が活用学校で生成AIの利用が「許可されている」生徒は全体の過半数(53.7%)に達しており、その環境下にある生徒のうち約7割(69.8%)がすでにAIを活用していることがわかりました。禁止やルールの不在といったハードルさえクリアになれば、即座に新しいテクノロジーを学習に取り入れる実態がみえました。- 約6割の教員が生徒の「創造性・思考力」の向上を実感58.5%の教員が生徒の質的な成果を実感しており、前年の「学習効率の向上(22.3%)」から大きく進歩しました。自ら調べる主体性や表現力の底上げなど、多様なポジティブな変化が報告されています。- 教員の過半数が生徒の「思考停止」を懸念。回答の鵜呑みや丸投げが課題に一方で、55.3%の教員が生徒の思考停止を危惧しています。AIの回答を鵜呑みにしたり、丸投げしたりするなど、自ら試行錯誤するプロセスをスキップしてしまう新たな課題が顕在化しています。- 「思考の深掘り」を促す教員がいち早く気づく「次なる壁」生成AIを思考の伴走者として使わせようとする熱心な教員ほど、生徒の「思考停止の危うさ」にいち早く気づき、より高度な活用における新たな壁に直面している現場の実情が実証されました。
本調査結果から、教育現場における生成AIの活用は、単なる作業の効率化というフェーズを越え、生徒の「創造性・思考力の向上」という質的な成果を生み出し始めていることがわかりました。しかし同時に、AIの手軽さゆえに生徒が自ら考えるプロセスを省いてしまう「思考停止」への懸念も生じています。
特に、生成AIとの対話を通してより深い思考を引き出そうと高い目標を掲げる教員ほど、この新たな課題に直面しています。教育現場にAIがインフラとして定着しつつある今、ただツールを与えるだけでなく、「いかにAIの答えを鵜呑みにせず、自ら問いを立てるか」といった批判的思考や探究心を育む本質的な指導法の確立が、次なる大きな壁となっていることが浮き彫りになりました。
アルサーガパートナーズは、こうした課題の両面を踏まえ、教育現場に特化したセキュアで使いやすい生成AIソリューションの提供や、運用ルールの策定支援など、包括的なDX支援を推進してまいります。現場の負担を真に軽減し、教職員が本来の教育活動である「生徒との向き合い」に注力できる環境づくりに貢献いたします。
お打ち合わせやご相談は随時承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ
[画像9:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/28308/350/28308-350-4352283a0eb8c7d4b9d8efa444e9c6fd-500x170.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
具体的な取り組みの一つとして、当社では教育現場のリアルな声を反映して開発された教育生成AI「AI+Me(アイミー)」を提供しています。入力データが外部のLLMモデルの学習に利用されない安全なセキュリティ体制のもと、教員の業務負荷を軽減しつつ、問いかけを通じて児童・生徒の自発的な「考える力」を育む学習パートナーです。
▼サービスサイト
https://www.arsaga.jp/ai-me/
現在、「AI+Me」の全容や、汎用AIでは解決が難しかった教育現場特有の課題解決策をまとめたサービス資料を公開しております。ぜひご覧ください。
▼教育生成AI「AI+Me」サービス資料
https://www.arsaga.jp/news/pressrelease-aime-service-document-20260428/
資料ダウンロード
[画像10:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/28308/350/28308-350-e24d32178936b73b1e400a3d1e4b4263-1702x573.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]アルサーガパートナーズ株式会社
アルサーガパートナーズは、東京渋谷に本社を構える総合ファームです。コンサルティングからシステム開発、保守・運用までに至るDXソリューション事業を一貫して担い、業界や業種を問わず多様な課題に対応しています。
「自由な発想と確かな論理で価値を届ける」をミッションに掲げ、多様なケイパビリティ、アセットを駆使し、お客様に寄り添いながら企業の競争力向上を実現します。
本社 :東京都渋谷区桜丘町3番2号渋谷サクラステージSAKURAタワー5階
熊本支社
新市街オフィス:熊本県熊本市中央区新市街8番7 TERRACE87ビル2F
平成オフィス :熊本県熊本市南区江越2丁目24-1
福岡支社 :福岡県福岡市中央区天神一丁目10番20号 天神ビジネスセンター7階
鹿児島オフィス:鹿児島県鹿児島市武1丁目2-10 JR鹿児島中央ビル710・711
代表者 :代表取締役社長CEO兼CTO 小俣泰明
設立日 :2016年1月
資本金 :14億3,470万円(資本準備金等を含む)
従業員数 :407名(2026年6月末時点)
事業内容 :ワンストップDXソリューション事業
Web :
https://www.arsaga.jp/プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes