【調査レポート】ERP導入はわずか17.5%、一方で導入企業の約60%が「満足」--会社員・経営者など200名に聞いた「ERP(基幹システム)の利用実態」調査
プロトスター株式会社

選定で最も重視されるのは「機能の網羅性」、情報収集は「各社資料の取り寄せ」が最多--導入企業が明かす効果・失敗・費用相場のリアル
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挑戦者支援をミッションに掲げるプロトスター株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:前川英麿)は、当社が運営するSaaS比較メディア「起業LOG SaaS」にて実施した「ERP(基幹システム)の利用に関する実態調査」の結果を公開いたしましたので、お知らせいたします。
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会計・販売・在庫・人事などの基幹業務を一つに統合し、経営の可視化とスピーディな意思決定を支える基盤として、ERP(基幹システム)の重要性は年々高まっています。しかし、実際にどの程度の企業が導入しているのか、選定時に何を重視し、導入後にどのような効果や課題を得ているのかという実態は、十分に可視化されていませんでした。
「起業LOG SaaS」編集部では、全国の会社員・経営者など200名を対象にインターネット調査を実施し、ERPの導入状況・選定基準・導入効果・費用の実態を明らかにしました。
- 調査名称:ERP(基幹システム)の利用に関する実態調査- 調査対象:全国の会社員・会社経営者など- 調査方法:インターネット調査(QiQumoパネル利用)- 調査期間:2026年6月20日~6月23日- 有効回答数:200名- 調査機関:起業LOG SaaS編集部(プロトスター株式会社)
※満足度・効果・課題・費用に関する設問は、ERPを導入済みと回答した方を対象に集計しています。設問により回答母数(n)が異なります。
- 会社員・経営者などの54.0%が「ERPが何か分からない」。導入率は17.5%にとどまる- 選定で最も重視されるのは「機能の網羅性」(39.3%)、僅差で「操作性」(37.7%)- 情報収集は「各社資料の取り寄せ」(36.1%)が最多- 導入企業の57.1%が「満足」。効果は「経営の可視化」がトップ- つまずきは「導入期間の長期化」(25.7%)と「データ移行」(20.0%)- 初期費用は約半数が「非公開・分からない」、回答企業の大半が100万円以上
1. 会社員・経営者などの54.0%が「ERPが何か分からない」--認知はいまだ限定的
自社でERPを導入・運用していると回答した割合は17.5%でした。検討中(11.5%)や過去に見送り(1.5%)を含む「導入・検討の経験がある層」も30.5%(61名)にとどまります。一方で「ERPが何か分からない」という回答が54.0%と過半数を占め、経営管理や業務効率化を支える仕組みでありながら、認知や情報が十分に行き渡っていない実態が浮かび上がりました。裏を返せば、正しく理解し比較検討することが、業務効率や経営判断のスピードを高める一歩になると考えられます。
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2. 選定で最も重視されるのは「機能の網羅性」(39.3%)、僅差で「操作性」(37.7%)
ERPの導入・検討経験がある61名に選定で重視する点を聞いたところ、「自社業務に合う機能の網羅性」が39.3%で最多。次いで「操作性・画面のわかりやすさ」37.7%、「サポート・導入支援の体制」34.4%、「費用」32.8%がほぼ横並びで続きました。機能の充実だけでなく、現場が使いこなせるか、導入後に支えてもらえるかも同等に重視されています。
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3. 情報収集で最も多いのは「各社資料の取り寄せ」(36.1%)
同じ61名に検討時の情報源を聞くと、「各社の資料を取り寄せて比較する」が36.1%で最多でした。次いで「導入事例・口コミ・レビュー」24.6%、「ベンダーへの問い合わせ」23.0%と続きます。費用や仕様が「要問合せ」となっている製品も多いERPでは、まず複数社の資料を集めて横並びで比較することが、選定の第一歩になっています。
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4. 導入企業の57.1%が「満足」、効果は「経営の可視化」がトップ
ERPを導入済みと回答した35名に総合満足度を聞いたところ、「満足」「やや満足」が合計20名(57.1%)を占め、「不満」「やや不満」は3名(8.6%)にとどまりました。導入して実感した効果は「経営数字をリアルタイムに可視化できた」34.3%、「入力ミス・データの不整合が減った」31.4%、「部門間のデータ連携がスムーズになった」22.9%が上位でした。
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5. つまずきは「導入期間の長期化」(25.7%)と「データ移行」(20.0%)
ERPを導入済みと回答した35名が挙げた課題は、「導入期間が長引いた」25.7%、「データ移行が大変だった」20.0%、「既存業務とのフィットが不十分だった」17.1%が上位でした。自由回答でも「自社のやり方にこだわりすぎず、業務をシステムに合わせることがコツ」「データ移行を円滑に進められるよう、日頃から複数の目で確認と準備を」といった、実体験に基づく助言が寄せられました。
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6. 初期費用は約半数が「非公開・分からない」、回答企業の大半が100万円以上
ERPを導入済みと回答した35名に初期費用を聞いたところ、約半数(17名)が「非公開・分からない」と回答し、15名が金額を回答しました(残り3名は無回答)。金額を回答した15名では、その大半(13名)が100万円以上で、300万円以上の企業も少なくありませんでした。費用の見えにくさが、ERP選定のハードルになっている実態がうかがえます。
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今回の調査で注目すべきは、ERPの認知・導入がまだ限定的(導入17.5%、「分からない」54.0%)である一方、導入企業の57.1%が満足しているというギャップです。ERPは費用や仕様が「要問合せ」の製品も多く、情報の非対称性が導入のハードルになっています。
だからこそ、最も多くの人が実践しているように、複数社の資料を取り寄せて横並びで比較することが、失敗を避ける近道といえます。また、最多のつまずきである「導入期間の長期化」「データ移行」を防ぐ鍵は、要件定義とデータ整理に十分な時間をかけること、そして自社のやり方に固執せず業務をシステムに合わせることです。ツールの導入をゴールとせず、運用定着までをセットで設計することが、成功の鍵といえます。
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本調査記事は、プロトスター株式会社 執行役員 兼 テクニカル部 部長 木村 圭佑が監修しています。Webサービスの開発・運営とエンジニアリング組織のマネジメントに知見を持ち、SaaS・業務システムの視点から内容を確認しています。
「起業LOG SaaS」は、法人向けSaaSの比較・検討を支援するメディアです。自社で実際に検証した情報や、専門家・利用ユーザーへの独自取材、独自調査をもとに、企業のSaaS選びをサポートしています。
URL:
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プロトスター株式会社
起業LOG事業部
cs_kigyolog@theprotostar.co
プロトスター株式会社は、「挑戦者支援」を軸に、起業家の成長と資金調達を支えています。中核事業である国内最大級の起業家・投資家マッチングプラットフォーム「StartupList」には、累計8,000社超の起業家が登録。シード期の資金調達を、エクイティ・融資の両面から中立的に支援します。加えて、起業家支援メディア「起業LOG」、スタートアップの出口戦略を支える「スタートアップM&A」など、創業から成長・出口までを一貫して支援します
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■会社概要
社名:プロトスター株式会社
所在地:〒103-0006 東京都中央区日本橋富沢町9-4 日本橋富沢町ビル1階
資本金:89,098,750円
設立日:2016年11月30日
代表者:前川英麿
URL:
https://www.theprotostar.co/
■参加団体
経済産業省 J-Startup Supporters
経済産業省 九州経済産業局 J-Startup KYUSHU
東京都 Tokyo Innovation Base スターティングメンバー
東京都 Tokyo Innovation Base パートナー
東京都産業労働局 インキュベーションHUB推進プロジェクト 平成28年度採択事業
独立行政法人中小企業基盤整備機構 スタートアップエンジェル連携推進協議会(SANA)会員
つくばスタートアップ・エコシステム・コンソーシアム 正会員
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一般社団法人日本ベンチャーキャピタル協会 賛助会員
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