NEC、TNFD対応の高度化と戦略策定を支援するクラウドサービス「NEC Sustainability Intelligence for TNFD」を提供開始
日本電気株式会社

2,000ページ超のTNFD提言・業界別ガイダンスをAIが分析し、自然関連リスク管理の“次の一手”を可視化
NECは、企業のサステナビリティ経営を支援するAIサービス「NEC Sustainability Intelligence」の第一弾として、TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)対応における開示の高度化と戦略策定を支援する「NEC Sustainability Intelligence for TNFD」を本年9月に提供を開始します。
本サービスは、企業が公表する統合報告書、サステナビリティレポート、有価証券報告書、Webサイトなどの情報をAIで分析し、TNFD提言の4つの柱(ガバナンス、戦略、リスクとインパクト管理、指標と目標)・14項目に沿って自社の開示内容を体系的に整理します。
さらに、TNFDのセクターガイダンスに加え、国際的なイニシアチブや団体が示す業界別の重要課題や推奨アクション、および国内外の同業他社・先進企業の開示内容との比較分析を通じて、自社の強み・弱みや改善すべき論点、今後強化すべき施策を可視化します。業界ごとに異なる自然関連リスクの顕在化可能性を踏まえ、開示の高度化だけでなく、実効性のあるリスク管理や戦略策定につなげることを支援します。
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背景
近年、自然資本や生物多様性の損失が企業活動に与える影響への関心が高まっています。企業には、自然への依存・影響、リスク・機会を把握し、経営や事業戦略に反映するとともに、投資家や取引先を含むステークホルダーに対して透明性の高い情報開示を行うことが求められています。
一方で、TNFD対応では、TNFD提言やセクターガイダンスの理解、自社開示内容の評価、他社事例との比較、改善課題の特定、社内タスク管理など、多岐にわたる業務が発生します。また、自然関連リスクは業界ごとに異なる形で顕在化し、十分に管理されない場合、調達制約、操業停止、コスト増加、規制対応、レピュテーション低下などの事業影響につながる可能性があります。
そのため、企業には、TNFD提言に加え、業界ごとに求められるセクターガイダンスや各種国際団体が示す重要課題・推奨アクションを踏まえ、自社の取り組み・開示とのギャップを継続的に把握することが求められます。
こうした背景を踏まえ、NECは、自社をゼロ番目のクライアントとする「クライアントゼロ」(注1)の考え方のもと、自社のTNFD対応を実践する中で得られたノウハウ・経験を、AIを活用したクラウドサービスとして体系化しました。本サービスの提供を通じて、お客さまのTNFD対応の効率化と、自然関連課題を踏まえた戦略策定の高度化を支援します。
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NEC Sustainability Intelligence for TNFDの特長
- 自社の開示情報とTNFD提言・ガイダンスのギャップをAIで可視化企業が公表している統合報告書、サステナビリティレポート、有価証券報告書、Webサイトなどをもとに、AIがTNFD提言の4つの柱・14項目に沿って開示内容を整理・分析します。記載の有無だけでなく、記述の具体性や論点の抜け漏れ、施策や指標との整合性などを確認し、自社の改善点を提示します。- セクターガイダンスや国際団体が示す業界別の重要課題や推奨アクションを踏まえた改善論点の抽出TNFDが公表するセクターガイダンスに加え、各種国際団体が示す業界別の重要課題や推奨アクションを取り込み、各業界で管理・開示が求められる論点と自社の取り組み・開示内容とのギャップを分析します。自然関連リスクは業界ごとに顕在化の仕方が異なり、十分に管理されない場合、調達制約、操業リスク、コスト増加、規制対応、レピュテーション低下などの事業影響につながる可能性があります。本機能により、初期開示を終えた企業においても、単なる開示項目の補完にとどまらず、自社業界が直面する自然関連の事業リスクや機会を踏まえながら、次に強化すべき施策や戦略の方向性を検討できます。- 他社開示との比較による自社の強み・弱みを把握国内外の先進企業や同業他社の開示内容をTNFD項目ごとに整理し、自社との比較を可能にします。自社の開示上の強みや説明が不足している領域、改善余地のあるテーマを把握することが可能です。また、評価の高い企業の開示内容を参照することで、強化すべき観点や目指すべき開示水準を具体化できます。- AI分析から改善アクションの実行・管理までをワンストップで支援本サービスでは、お客さま自身が分析を実行し、その結果をもとに改善課題を社内タスクとして管理できます。関係部門との対応状況の共有や、次回開示に向けた改善アクションの進捗管理に活用でき、TNFD対応の継続的な経営管理プロセスへの組み込みを支援します。
なお、NEC は本サービスを「GLOBAL NATURE POSITIVE SUMMIT 2026(注2)」(会期:7月14日(火)~16日(木)、会場:熊本城ホール)にて展示します。
NECは価値創造モデル「BluStellar(ブルーステラ、注3)」のもと、ビジネスモデル、テクノロジー、組織・人材の3軸で戦略構想コンサルティングから実装に導くBluStellar Scenarioやオファリングなど、End to Endのサービスを提供しています。業種横断の先進的な知見と研ぎ澄まされた最先端テクノロジーによりビジネスモデルを変革し、社会課題とお客さまの経営課題を解決に導きます。
(注1) NEC自身をゼロ番目のクライアントとして最先端のテクノロジーを実践することで、「活きた」経験をリファレンスとしてお客さまや社会に提供する考え方です。
https://jpn.nec.com/dx/internaldx/index.html
(注2) GLOBAL NATURE POSITIVE SUMMIT 2026
https://events.nikkeibp.co.jp/event/2026/GNPS_jp/index.html
(注3)
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「BluStellar(ブルーステラ)」は実績に裏打ちされた業種横断の先進的な知見と長年の開発・運用で研ぎ澄まされたNECの最先端テクノロジーにより、ビジネスモデルの変革を実現し、社会課題とお客さまの経営課題を解決に導き、お客さまを未来へ導く価値創造モデルです。
https://group.nec/jp/ja/solutions/nec-blustellar/
<本件のお問い合わせ先>
NEC GX事業開発統括部、サプライチェーンサステナビリティ経営統括部
E-Mail:sustainablex@prc.jp.nec.com
プレスリリース提供:PR TIMES


記事提供:PRTimes