【重版決定!】頭木弘樹さん最新刊――おかしくも哀しい病室の人間模様をつづったエッセイ『六人部屋の十三年間――病室で出会った忘れられない人たち』
株式会社晶文社

同室の患者やその家族、医師や看護師たちとの悲喜こもごもをユーモラスに描いた新作エッセイ。発売後、日本経済新聞、週刊文春、共同通信、ラジオ等のメディアで続々と紹介され、このたび重版が決定しました。
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『六人部屋の十三年間』帯付き書影
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著者の頭木弘樹さん
発売後、メディアでのご紹介が続き、このたび重版(2刷)が決定いたしました。
7月16日重版出来予定です。
日本経済新聞 2026.7.4
週刊文春 2026.7.9号
週刊新潮 2026.7.2号
共同通信(沖縄タイムス他、地方紙等に配信中)
月刊ケアマネジメント 7月号
文化放送「武田砂鉄のラジオマガジン」2026.6.17放送 ……ほか
■入院という激震! 何が壊れ、何が残るのか?
20歳の時に潰瘍性大腸炎を患って以降、13年間の闘病生活のほとんどを病院の6人部屋で過ごした著者。病室という非日常空間で、人がどんな本音を吐露するのか、人生がどんな別の顔を見せるのか、家族がどんなふうに激震に耐えるのか――。そんな人間模様を描き出す10章。
入院する予定の人、今まさに入院中の人、入院中の家族がいる人、さらには入院している人へのお見舞い品にも最適な、おかしくも哀しい病室文学です。
入院とは、いったいどういうものなのか?
入院病棟はどんなところで、医師や看護師や同室の患者たちとの、どんな出会いが待っているのか?
そう言うと、どこかの国へ旅行でもするようだが、もちろん入院と旅行ではいろいろちがう。
まず、入院は、したくてする人はほとんどいない。
しかも、突然のことが多い。心の準備もなく、いきなり始まる。
医師や看護師も自分で選ぶことはできない。通院していた人でも、入院の担当医は外来とは替わることが多い。
同じ病室の患者たちも、「患者仲間」などと言ったりするものの、年齢も職業も趣味もばらばらで、病気さえそれぞれちがうことが多い。何の共通点もない人たちと、いきなり共同生活がはじまるのだ。
もちろん、気に入らなければ転院することもできるが、ホテルを替えるように簡単にはいかない。
これまでの日常がいきなり断ち切られ、入院生活という非日常に対応していかなければならないのだ。
それだけでもストレスだが、さらに病気の心配、お金の心配、仕事の心配、家族の心配など、さまざまな心配が頭の中、胸の内をぐるぐる回る。
私はそうした入院、退院をくり返す生活を、十三年間つづけた。
知らない国に行った人の話はちょっと聞いてみたいだろう。
刑務所に入るのはどんな感じなのかも、ちょっと知ってみたいだろう。
たとえ、入る予定はなくても。
それと同じで、入院したらどんなふうなのか、入院する予定のない人にも、ちょっと読んでみてもらえたらと思う。
もちろん、入院する予定のある人、今まさに入院した、入院中という人にも、ぜひ読んでみてもらいたい。
また、入院している人のところにお見舞いに行く人は、ぜひこの本を持っていってあげてほしい。
私は、自分が入院したときに、こういう本を読みたかったからだ。
そういう思いで、この本を書いた。
入院している家族がいる人にも、ぜひ読んでおいてもらえたらと願う。
病気というのは、ある個人、その家族にだけ、大震災が起きるようなものだ。
そこには、さまざまなドラマ、人間模様がある。
日常生活では見えなかった、見えにくかった、人間の真実がある。
入院という激震によって、何が壊れて、何が残るのか? 何に気をつけたらいいのか? 10の章に分けて書いてみた。
いくらかでも参考になれば幸いである。
はじめに 入院したら気をつけるべき10のこと
第1章 人生の空白に気をつけろ!
──六人部屋という不思議な世界
第2章 二人部屋に気をつけろ!
──ふんどしと入れ墨と納豆おじさん
第3章 入院初期の不平等感に気をつけろ!
──六人部屋で口をきくようになるまで
第4章 お金に気をつけろ!
──金持ち父さん貧乏父さん
第5章 家庭崩壊に気をつけろ!
──入院は家族を激しくゆさぶる
第6章 患者だけの時間に気をつけろ!
──医師や看護師の知らない六人部屋
第7章 お見舞いの人に気をつけろ!
──お見舞い八景
第8章 医師や看護師に気をつけろ!
──思い出の医師・看護師たち
第9章 通院や院外のつきあいに気をつけろ!
──通院はつらいよ
番外編 痛い検査に気をつけろ!
──世界の見え方がちがう
あとがき 社会復帰にも気をつけろ!
頭木弘樹(かしらぎ・ひろき)
文学紹介者。筑波大学卒業。20歳のときに難病(潰瘍性大腸炎)になり、13年間の闘病生活を送る。そのときにカフカの言葉が救いとなった経験から、『絶望名人カフカの人生論』(新潮文庫)を編訳。以後、さまざまなジャンルの本を執筆している。著書に『絶望読書』(河出文庫)、『食べることと出すこと』(医学書院)、『自分疲れ』(創元社)、『口の立つやつが勝つってことでいいのか』(青土社)、『痛いところから見えるもの』(文藝春秋)など、編著のアンソロジーに『絶望図書館』『うんこ文学』(ちくま文庫)、『ひきこもり図書館』(毎日新聞出版)、『放課後によむ短篇集』(理論社)などがある。NHK「ラジオ深夜便」の『絶望名言』のコーナーに出演中。
書名 六人部屋の十三年間――病室で出会った忘れられない人たち
著者名 頭木弘樹
判型 四六判並製
頁数 276頁
予価 1,980円(本体1,800円)
ISBN 978-4-7949-8054-0
発売予定日 2026年5月26日
発行元 株式会社晶文社
書籍サイト
https://www.shobunsha.co.jp/?p=9419プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes