笑いも感動も、隣の人と同じ瞬間に!地方映画館初の「Auracast(TM)」導入記念「オーラキャストでみんなと楽しむ映画祭」を開催!
GNヒアリングジャパン株式会社

GNヒアリング 主任オーディオロジスト ジル・メクレンバーガー氏「2030年までに世界250万箇所へ─オーラキャストは難聴者も健聴者も同様に楽しめる、ユニバーサル・アクセシビリティとしての技術です」
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(左から)理研産業 桜井雅之氏、Bluetooth SIG Lori Lee氏、GNヒアリングJill Mecklenburger氏
世界トップクラスのシェアをもつ補聴器メーカーGN(本社:デンマーク)の日本法人GNヒアリングジャパン株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長 マーティン・アームストロング)と、愛知県名古屋市に本社を置き補聴器販売事業を展開する理研産業株式会社は、2026年7月2日(木)にMOVIX三好(愛知県みよし市)にて、「オーラキャストでみんなと楽しむ映画祭」を共同開催いたしました。
スマートフォンでWi-Fiチャンネルを選ぶように、必要な音声を耳へ直接届けることができる「音声版Wi-Fi」とも言える次世代音声技術「Auracast(TM)」が、地方映画館として国内で初めてMOVIX三好に導入されました。この新しいBluetooth(R)技術「Auracast(TM)」により、映画のセリフや講演・講義の音声、イベント会場のマイク音声など、これまで公共空間では届けることが難しかった音声を、対応する補聴器のほか、イヤホン、ヘッドホン、人工内耳などの機器へ直接配信することができます。音声情報へのアクセシビリティを向上させるだけでなく、大切な人と同じ音を同じタイミングで共有することで、その場で生まれる感動や記憶をともに分かち合い、コミュニケーションの基盤を支えます。誰もが情報や体験から取り残されることなく、コミュニケーションを楽しめるインクルーシブな社会の実現に貢献する技術として期待されています。
イベント前半では、Auracast(TM)導入の背景やもたらされる未来について語るパネルディスカッションが行われました。登壇者として、Bluetooth(R)・Auracast(TM)の規格を策定・推進するBluetooth SIGのAPAC&中国担当シニアディレクターであるLori Lee氏、Auracast(TM)対応補聴器を販売し、本イベントを共同主催した理研産業の取締役 桜井雅之氏、Auracast(TM)対応補聴器を開発・提供するGNヒアリングのグローバル・オーディオロジー部門主任オーディオロジストであるJill Mecklenburger氏の3名が登壇し、次世代の“きこえ”の最前線について語りました。
パネルディスカッションの中でLori Lee氏は、Bluetooth(R)技術の普及やAuracast(TM)が社会にもたらす影響について言及しました。Lori氏は「Auracast(TM)はすべての人々が音にアクセスできるようになり、生活を一変させるような次世代の音声体験を提供できる」と語り、その革新性を強調。従来とは異なり、専用の受信機を借りたり、ペアリングをしたりする必要がなく、ユーザー自身のデバイスで高品質な音声を聞くことできる利便性を挙げました。現在、19か国100拠点以上の場所にすでに搭載され、今後さらなる普及が期待される成長性についても紹介しました。さらに、Auracast(TM)の導入により、補聴器等への従来のマイナスイメージを「日常的なハイテク技術」へと転換できると主張し、きこえの質が向上することで人々の社会参画が進み、文化的な背景を超えてつながり合える未来を示しました。最後にLori氏は、同技術を「地球上のすべての人に音声アクセシビリティを届けることができる技術」と位置づけ、その普及への強い期待を語りました。
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桜井雅之氏は、地域に根差した補聴器販売の現場の視点から、Auracast(TM)の重要性とその普及への期待を語りました。また、「人は加齢などにより自然な音が少しずつ感じられなくなり、それに伴って言葉が聞き取りづらくなっていく」ときこえの変化について説明しました。さらに「耳は最も素早く情報を得る感覚器といわれています。そこから正確に情報を受け取れるようになれば、電車の乗り遅れやスーパーでの精算時の聞き間違い、店員からの案内を聞き逃してしまうといった日常の困りごとの軽減につながる」と、より良い聞こえが日々の安心や生活の質(QOL)の向上につながることを強調しました。
また、「昨年大阪・関西万博でAuracast(TM)の発表を聞いた時、できるだけ早く皆さんに紹介したいと思ったが、まさかこれほど早く実現するとは思わなかった」と技術の進歩の速さに驚きを示しました。その理由として「従来は大がかりな工事が必要だったシステムが、コンセント1本で簡単に設置できる」という革新的な導入のしやすさを挙げています。
最後に、「補聴器だけ、あるいはイヤホン単体では成し得なかったことが、この技術で可能になる。日本国内にとどまらず、今後全世界で普及に向けて動いていることを楽しみにしている」と述べ、世界的な普及への大きな期待を示しました。
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Jill Mecklenburger氏は、GNにおいてグローバルで活躍しているオーディオロジストの観点から、GNの考え方、また補聴器におけるAuracastのユーザーベネフィットや今後の展望について示しました。
Jill氏は、GNが2010年頃から補聴器業界において2.4GHzを活用した革新的なワイヤレス接続技術をリードしてきたことに触れ、その技術基盤が2024年に世界で初めてAuracast(TM)対応補聴器を発売することにつながったと説明しました。騒がしい場所では周囲の雑音、映画館やホールなどの広い空間では音の反響により、音声が聞き取りづらくなることがあります。そうした環境でも、Auracast(TM)は高音質かつ低消費電力を特長とする技術であり、クリアな音声を届けることで、公共の場所における「きこえ」をサポートするソリューションであることを紹介しました。「難聴者だけでなく、健聴者にとっても快適なきこえを実現する技術であり、誰もが同じ音を楽しめるユニバーサル・アクセシビリティを支える技術です」と、その社会的な価値を強調しました。
また、Auracast(TM)のコストを抑えて手軽に施設に導入できるメリットも強調しました。今後の市場予測については、世界では1日平均2拠点のペースで導入が進んでおり、将来的にはさらに多くの場所での展開が期待されていると言及し、「市場は期待以上に大きく成長しており、2030年までには世界250万箇所で利用可能になる見込みで、今後数年で30億台もの対応デバイスが出荷されるだろう」と、その圧倒的な将来性を明かしました。
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また、パネルディスカッション自体でもAuracast(TM)の機能が活用されました。パネリストが英語で話す内容が同時通訳され、会場にいる一般のお客様が補聴器等Auracast(TM)対応デバイスを用いて、リアルタイムに日本語音声で聞き取るというデモンストレーションが実施されました。これにより、多言語対応や情報アクセシビリティ向上における同技術の有用性が実証されました。実際に体験した補聴器ユーザーからは、「英語から日本語へリアルタイムでの同時通訳や映画のセリフや演出が補聴器へダイレクトに届き、とても迫力がありました」といった驚きの声が寄せられました。
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イベント後半では、実際にAuracast(TM)を利用して映画「超高速!参勤交代」をご鑑賞いただく体験プログラムが実施されました。この作品は家族や友人と一緒に笑って楽しめる作品であり、「みんなで楽しむ」という本イベントのコンセプトに合致していることから選定されました。 映画館では残響や周囲の雑音によってセリフが聞き取りづらくなることがありますが、Auracast(TM)は音声を直接耳に届けることで音が聞きやすくなり、スクリーン上の俳優の表情や口の動きに自然に目を向けることができます。今回の体験では、参加者それぞれの環境に応じてAuracast(TM)音声を受信できるよう、リサウンド補聴器またはBettear社製受信機「RTX」を使用し、誰もが同じ音声体験を楽しめる環境を提供しました。参加者は、映像と音声のずれが少ない低遅延技術により、映画の臨場感や感動をそのままに、周囲の人と一緒に楽しむ新しい映画鑑賞を体験しました。
MOVIX三好は、歴史ある映画館であり、複数シアターを持つ大規模映画館のパイオニア的存在です。今回、地方映画館として初めてAuracast(TM)(Bettear社の送信機「CASTER(公共施設向けプロフェッショナル・ストリーマー)」)が導入されたことで、これまで一部の施設に限られていた新たな“きこえ”の体験が首都圏以外の地方にも広がる大きな一歩となりました。新しい技術の価値は実際に体験してみないと実感しにくいものですが、今回のイベントを通じて新たな発見の機会を提供することができました。実際に参加いただいた補聴器ユーザーのお客様からは、「映画のセリフがよく聞こえて、良かった」「直接耳に音声が届くので雑音が入ることがなく聴きやすい」「久しぶりの映画館だったが、映画を心から楽しめた」といった喜びのコメントが多数寄せられました。GNヒアリングジャパンおよび理研産業は、「きこえ」にお悩みの方に寄り添い、誰もが同じ音や感動を分かち合える社会の実現と、きこえに悩む方々の生活の質(QOL)向上を目指し、今後も互いに連携しながら取り組んでまいります。
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<イベント概要>
・イベント名:オーラキャストでみんなと楽しむ映画祭
・開催日時 : 2026年7月2日(木)13:00~16:30
・開催会場 :MOVIX三好(愛知県みよし市三好町青木91 イオン三好店内)
・登壇者 :桜井 雅之(理研産業), Jill Mecklenburger(GNヒアリング), Lori Lee(Bluetooth SIG)
・主催 :GNヒアリングジャパン株式会社、理研産業補聴器センター
・協力 :Bluetooth SIG、Bettear社、有限会社アイアシステム
株式会社松竹マルチプレックスシアターズ(MOVIX三好)
※本イベントでは、Auracast(TM)配信ソリューションとしてBettear社の送信機「CASTER(公共施設向けプロフェッショナル・ストリーマー)」および受信機「RTX(プロフェッショナル・ハンドヘルド・トランシーバー)」を使用しております。送信機は映画館に既設のものを活用し、補聴器をお持ちでない参加者には受信機をお貸出しいたしました。
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