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体験型ハラスメント研修「ハラスメントゼロカード」、研修前後で緊張・怒り・混乱などが低下

一般社団法人日本ABAマネジメント協会

体験型ハラスメント研修「ハラスメントゼロカード」、

「してはいけない」を学ぶ座学から、「どう関わるか」を試行錯誤する体験へ。明星大学心理学部教授との共同開発ツールが、職場の心理的安全性と前向きな行動チェンジを引き出す。


[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/128329/5/128329-5-342dc265be0b487b4f5c2b0868ef82fe-1672x941.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



パワーハラスメント防止法により企業への対策が厳格化する一方、現場では「研修をやっても行動が変わらない」「ハラスメントと言われるのが怖くて指導できない」という壁が生じています。

一般社団法人日本ABAマネジメント協会は、応用行動分析学(ABA)の視点を取り入れた体験型ハラスメント研修「ハラスメントゼロカード研修」の実施後調査において、緊張、抑うつ、怒り、混乱、疲労はいずれも研修後に低下し、活気は研修後に上昇したことをお知らせいたします。

本研修は、明星大学心理学部教授の竹内康二氏と共同開発された「ハラスメントゼロカード」を用い、カードとロールプレイを通じて、ハラスメントにつながる行動の機能を読み解き、代わりとなる適切な関わり方を考える体験型研修です。

研修の詳細はこちら

当協会は2026年4月、職場のハラスメントを「行動科学」で解決する体験型ツールとして「ハラスメントゼロカード」の開発を発表しました。
発表以降、企業向け研修として実施を重ねる中で、参加者からは
「人による受け取り方の違いを実感できた」
「どう関わればよいかを具体的に考える機会になった」
「座学の退屈さがなく、楽しみながら自分の行動を振り返ることができた」
といった反応が寄せられています。

また、2026年7月にはハラスメントゼロカードをリニューアルし、研修内での視認性と使いやすさを高めました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/128329/5/128329-5-93b279efd830ae8d8103e1a4f24e4dea-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



今回、研修効果を検討する一環として、研修参加者に、研修前後での気分変化を調査しましたのでご報告します。

■研修前後の変化:ネガティブな気分5つが低下し活気が上昇
調査結果のポイント
・緊張、抑うつ、怒り、混乱、疲労は研修後に低下
・活気は研修後に上昇
・6つの気分すべてで統計的に有意な前後差を確認
・ただし直前直後の比較であり、長期的効果は今後の検討事項

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/128329/5/128329-5-57874081fa0b5e1cfab7dc2ed1925ed4-1653x995.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



上記グラフは、研修前と研修後における各気分得点の平均値を示したものです。
灰色の棒は研修前、白色の棒は研修後の平均得点です。縦軸は得点を表しており、点数が高いほど、その気分が強いことを意味します。
緊張・抑うつ・怒り・混乱・疲労は、得点が低いほど望ましい状態を示し、活気は得点が高いほど望ましい状態を示します。
グラフ上の「 * 」は、研修前後の差が統計的に確認されたことを示す記号です。「 * 」の数が多いほど、偶然ではない変化を示します。
本研修は、ハラスメントに関する知識の習得だけでなく、参加者がカードとロールプレイを通じて、自分や相手の受け取り方を体験的に振り返ることを目的としています。
そのため今回は、研修直後の参加者の心理状態の変化を把握する指標として、気分変化を測定しました。

調査概要
・対象:ハラスメントゼロカード研修の参加者
・測定時点:研修直前および研修直後
・測定対象:緊張、抑うつ、怒り、混乱、疲労、活気の6つの気分
・使用尺度:一時的気分尺度(徳田, 2007)

一時的気分尺度(徳田, 2007)は、緊張・抑うつ・怒り・混乱・疲労・活気の6つの気分で構成される質問紙で、各気分の強さに応じて3点~15点が振り分けられます。

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/128329/5/128329-5-574226f5b4ad928ac479a9f1914fb167-785x318.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



上記表は、研修前後の各気分得点について、平均値、標準偏差、t値を示したものです。
標準偏差は参加者ごとの得点のばらつきを示し、t値は研修前後の得点差を検討するために実施した検定の値です(対応のあるt検定)。
グラフ同様、「 * 」の数が多いほど、偶然ではない変化を示します。
なお、緊張・抑うつ・怒り・混乱・疲労は、研修後の平均値が低くなっていることが望ましい変化です。一方、活気は研修後の平均値が高くなっていることが望ましい変化です。


研修参加直後において、参加者のネガティブな気分状態が和らぎ、前向きな気分が高まった可能性が考えられます。
特に本研修では、参加者が一方的に講義を聞くのではなく、カードを使って役割を体験し、相手の受け取り方を確認しながら、より適切な関わり方を考えます。
こうした参加型・体験型の構成が、研修後の気分状態に望ましい変化をもたらした可能性があります。

「活気の上昇」と「緊張・疲労の低下」の重要性
従来の「禁止事項を列挙するだけの座学研修」では、参加者は自分の言動を否定されるような受け身姿勢になりやすく、研修後に「疲労」や「緊張」が残りやすいという声がありました。
これでは現場での適切な指導は生まれません。 一方、本研修では「ダメ出し」をするのではなく、「具体的な関わり方(代替行動)」を学びます。
受講者が「これなら明日から自分にもできそうだ」「どう関わればいいか分かった」という安心感と達成感を得られたことが、緊張・疲労の低下と活気の上昇として数値に表れたと考えられます。
この心理的な安心感こそが、職場のハラスメントをなくし、対話の多い組織風土をつくるための第一歩となります。

本結果は、研修参加者24名を対象とした研修直前・直後の比較であり、長期的な行動変容や組織全体への影響を直接示すものではありません。
一方で、研修直後の気分状態において、複数の気分で一貫して望ましい方向の変化が見られたことは、体験型ハラスメント研修の可能性を示す初期的な結果と考えられます。今後は参加者数を増やすとともに、研修後の行動変化や職場内でのコミュニケーション変化についても継続的に確認していきます。
■「してはいけない」を教えるだけではなく、「どう関わるか」を体験する研修
多くのハラスメント研修は、法律や定義、禁止事項の説明が中心になりがちです。しかし現場では、「何がハラスメントか」は理解していても、「では、どのように関わればよいのか」「相手に伝わる関わり方は何か」まで学びにくいという課題があります。

ハラスメントゼロカード研修では、参加者がパワハラ役、受け手役、観察者役に分かれ、カードを使ってロールプレイを行います。行動カードに示されたハラスメントにつながる言動と、機能カードに示された「その行動が起きる理由」をもとに、参加者同士で状況を読み解きます。その後、アイディアカードを参考に、ハラスメントに代わる適切な関わり方を考え、実際に試します。

本研修の特徴は、単に「ハラスメントにつながる言動をやめましょう」と伝えるのではなく、その行動がどのような目的や役割を果たしているのかを考えたうえで、より適切な行動へ置き換えていく点にあります。

[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/128329/5/128329-5-39026caf17ade2f48beb4ca23052dff2-1448x1086.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



たとえば、業務を早く進めたい、部下に成長してほしい、原因を明らかにしたいといった目的があったとしても、その表現方法が叱責や嫌味、詰問になれば、相手の不安や萎縮を生み、職場の関係性を悪化させる可能性があります。

そこで本研修では、「なぜその行動をするのか」「同じ目的をより適切な方法で達成するにはどうすればよいか」を参加者自身が考えます。これにより、ハラスメントを単なる禁止事項としてではなく、職場の関わり方を見直すテーマとして扱うことができます。

■参加者の主体性を引き出すカードゲーム形式
ハラスメントゼロカード研修では、座学は最小限にし、参加者同士の対話、ロールプレイ、振り返りを中心に進行します。参加者は、実際の職場で起こり得る場面を疑似体験しながら、相手の受け取り方や、自分の伝え方の影響を確認します。

特に、受け手役や観察者役が「一緒に行動したい度」を出し、その理由を共有することで、同じ言葉や行動でも、相手によって受け取り方が異なることを体験的に学ぶことができます。これにより、「こう言えば絶対に正解」という固定的な対応を覚えるのではなく、相手や状況に応じて関わり方を調整する力を育てます。

■企業向け研修としての導入を受付中
このような企業におすすめです
・ハラスメント研修を実施しているが、受講者が受け身になりやすい
・管理職に、注意・指導の具体的な伝え方を学んでほしい
・「ハラスメントが怖くて指導しづらい」という現場の悩みがある
・座学だけでなく、参加型・体験型の研修を導入したい

当協会では、企業人事・経営者向けに「ハラスメントゼロカード研修」を提供しています。
基本プログラムは120分で、冒頭説明、カードゲーム、振り返りを中心に構成しています。対象は、管理職向け、一般社員向け、新入社員向けなど、企業の課題や対象者に応じて調整可能です。
詳細を見る


■8月25日開催:ハラスメントゼロカード研修を提供できる認定講師養成講座
このような方におすすめです
・顧問先に新しいハラスメント研修を提案したい士業の方
・法律解説だけでなく、行動変容につながる研修を提供したい講師
・体験型研修をサービスに加えたいコンサルタント
・自社内で効果的なハラスメント研修を実施したい人事担当者

あわせて当協会では、ハラスメントゼロカード研修を自社の顧問先やクライアントに提供したいコンサルタント、企業研修講師、士業などの専門家向けに、「ハラスメントゼロカード研修講師養成講座」を開催します。
本講座は、社会保険労務士、コンサルタント、企業研修講師、人事担当者などが、ハラスメントゼロカード研修を自社・顧問先・クライアント向けに実施できるようになるための講座です。認定後は、カードセット、ゲームシート、研修実施マニュアル、研修用スライド、提案資料などを活用し、研修メニューとして展開できます。
次回は、2026年8月25日(火)15時から18時まで、品川にて開催予定です。
詳細を見る


■今後の展望
当協会は、ハラスメント対策を「禁止事項の周知」だけで終わらせず、職場で実際に使える関わり方を増やす取り組みとして広げていきたいと考えています。今後も、企業向け研修の実施と、認定講師の育成を通じて、ハラスメントに代わる適切なコミュニケーションを学べる機会を増やしてまいります。
また、今回の研修前後調査の結果を踏まえ、今後は参加者数を増やした検証や、研修後の行動変化、職場内での継続的なコミュニケーション改善などについても調査を進めていきます。行動科学の視点から、働く人が安心して関わり合える職場づくりを支援してまいります。


■お問い合わせ
【企業向け】ハラスメントゼロカード研修
https://j-aba.com/harassment-card-training/
【士業・コンサル・研修講師向け】ハラスメントゼロカード研修講師養成講座
https://j-aba.com/instructor/
担当者:主任研究員 八重樫 勇介
E-mail:info@j-aba.com

■法人概要
名称:一般社団法人日本ABAマネジメント協会
法人URL:https://j-aba.com/
所在地:東京都福生市本町66-1 秋山ビル2F
代表者:代表理事 榎本 あつし
事業内容:
・ABAマネジメントの講座開催、実践、研究
・社員研修、人材コンサルティング
・記事の執筆、講演、講義
・行動に関する調査、分析

プレスリリース提供:PR TIMES

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記事提供:PRTimes

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