KOIYAL、WordPressを利用する企業向けのWeb基盤リプレイス支援を開始。
KOIYAL
緊急対応の確認からCMS移行、計測基盤の再構築、継続改善まで支援
株式会社KOIYAL(所在地:新潟県新潟市中央区本町通7番町1098‐1 WORKWITH本町、代表取締役:荒川善大)は2026年7月23日、WordPressを利用する企業・団体向けのWeb基盤リプレイス支援を開始しました。
WordPress本体の脆弱性チェーン「wp2shell」が公表され、実環境での悪用が確認されたことを受けたものです。
本サービスは、今回の脆弱性を理由に、一律にWordPressからの移行を推奨するものではありません。まず修正版の適用と侵害兆候の確認を優先し、そのうえで運用負荷、更新頻度、必要な機能、セキュリティ要件などを整理し、現在のWordPressを継続するか、別のWeb基盤へ移行するかを判断します。
KOIYALでは、CMSの移行だけでなく、移行後のGA4、Google Search Console、Google Tag Manager、Google Adsなどの計測・集客環境の再構築、その後の改善活動やAI活用まで一気通貫で支援可能です。
あわせて、脆弱性の概要と実務上の対応をまとめた解説記事「
WordPress本体を突いた脆弱性『wp2shell』。今日やる3つの対応と、その先の設計の話」を、自社ブログで公開しました。
■ 背景:WordPress本体で確認された脆弱性チェーン
2026年7月17日、WordPressは、深刻な脆弱性1件と重要な脆弱性1件を修正したWordPress 7.0.2を公開しました。WordPress 6.9系向けには6.9.5、6.8系向けには6.8.6が公開されています。
今回「wp2shell」と呼ばれているのは、CVE-2026-60137とCVE-2026-63030を組み合わせた脆弱性チェーンです。
CVE-2026-60137は、WordPressのデータベース検索処理に関するSQLインジェクションの脆弱性です。CVE-2026-63030は、WordPress REST APIのバッチ処理におけるルート混同の脆弱性です。
影響を受けるWordPress 6.9.0~6.9.4および7.0.0~7.0.1では、2つの脆弱性を組み合わせることで、認証されていない攻撃者によるリモートコード実行につながる可能性があります。脆弱なプラグインを必要とせず、標準構成のWordPress本体に対して成立し得る点が特徴です。
米国CISAは2026年7月21日、2件の脆弱性を、実際の悪用が確認された脆弱性を掲載するKEVカタログに追加しました。翌22日には、IPAも国内の利用者に向けて注意喚起を公開しています。
また、セキュリティ企業watchTowrは、同社のハニーポットで数万件の攻撃試行を観測したと説明しています。複数の実証コードや攻撃手法も公開されており、アップデート後も、更新前に侵害されていなかったか確認することが重要です。
■ 今すぐ必要なのは、移行ではなく更新と確認
今回の脆弱性に対する一次対応は、WordPressを別のCMSへ移行することではありません。
まず、利用中のWordPressのバージョンを確認し、影響を受ける場合は修正版へ更新する必要があります。自動更新が設定されている場合でも、実際に更新が完了しているか確認することが推奨されます。
そのうえで、管理者アカウント、プラグイン、テーマ、ファイル、アクセスログなどを確認し、不審な変更や侵害兆候がないかを調査します。
侵害が疑われる場合は、単純なアップデートやCMS移行だけではなく、認証情報の変更、サーバー環境の確認、バックドアの除去などが必要になる可能性があります。
プラグイン対策だけでは不十分
WordPressのセキュリティでは、プラグインやテーマの更新が重視される傾向があります。
しかし今回の事例は、プラグインだけでなく、WordPress本体の更新、アクセスログの保管、管理者アカウントの監視、WAF、バックアップ、復旧手順などを含めた運用全体が必要であることを改めて示しました。
■ サービス内容:移行から計測・改善・AI活用まで
KOIYALでは、次の4段階を支援します。
1.緊急確認・アーキテクチャ評価
WordPressのバージョン、更新状況、公開機能、プラグイン構成、管理者アカウントなどを確認します。
あわせて、1枚のアーキテクチャ評価資料を作成し、現在のWordPressを継続する場合と、別の構成へ移行する場合の利点・リスク・運用負荷を整理します。
アクセスログ、管理者アカウント、プラグイン、テーマ、主要ファイルなどの一次確認にも対応します。侵害が疑われる場合は、必要に応じて専門のインシデント対応事業者との連携をご案内します。
2.CMS・Web基盤の移行
サイトの要件に応じ、マネージドCMS、ヘッドレスCMS、静的サイトなどを含めた移行先を検討します。
移行時には、記事や画像を移すだけでなく、次の項目も対象とします。
- 既存URLの維持- 301リダイレクト- title、description、canonical- 構造化データ- XMLサイトマップ- フォーム、コンバージョン地点- ドメイン、DNS、SSL- 公開前の動作確認と切り戻し手順- 旧WordPress環境の安全な停止
3.計測・集客基盤の再構築
GA4、Google Search Console、Google Tag Manager、Google Adsなどを再構築します。
GTMのタグ、トリガー、変数などを含め、APIや構成ファイルを活用できる設定については、コードや変更履歴として管理します。
担当者個人の記憶や管理画面上の手作業だけに依存せず、設定内容を確認・再現しやすい計測環境を目指します。
移行前後のアクセス、検索流入、コンバージョン、広告成果を比較し、計測漏れや二重計測がないことも確認します。
4.継続改善とAI活用
移行後に蓄積される検索クエリ、アクセス、コンバージョン、広告などのデータを分析します。
キーワード調査、コンテンツ改善、広告運用、サイトパフォーマンス改善などを継続的に実施し、必要に応じて、蓄積したデータや業務プロセスを活用した社内AI活用、研修、業務改善へ接続します。
■自社運用の知見を活用
KOIYALでは、自社の複数プロジェクトにおけるアクセス計測やマーケティング設定を、API、CLI、構成ファイル、変更履歴などを活用して管理しています。
また、自社所有メディアでもオープンソースCMS(Emdash)を実運用しております。
机上の製品比較だけでなく、自社での実装・運用から得た知見をもとに支援します。
対象となるサイト
主な対象は、次のようなWebサイトです。
- 企業ブログ- オウンドメディア- コーポレートサイト- 採用サイト- セミナー、研修、サービスの集客サイト- 記事を公開し、検索や広告から問い合わせにつなげるサイト
会員機能、決済、複雑な予約、ECなどを含むサイトについては、要件を確認したうえで対応可否を判断します。
移行診断ツールも作成してあるので、お試しください。
移行診断する
■注意事項
本サービスは、WordPressの緊急アップデートに代わるものではありません。
影響を受けるバージョンを利用している場合は、まず修正版への更新を行ってください。また、更新前に外部公開されていた場合は、アップデートのみで安全と判断せず、侵害兆候の確認を行うことを推奨します。
お問い合わせ先:
Email:contact@koiyal.com
お問い合わせフォーム:
https://repoan.com/f/37a22b84-4251-4e04-a363-27d650428684
■ 会社概要
社名:株式会社KOIYAL
所在地:新潟県新潟市中央区本町通7番町1098‐1 WORKWITH本町
代表者:代表取締役 荒川 善大
設立:2020年10月
事業内容:人材開発コンサルティング・研修、教育事業
URL:
https://koiyal.comプレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes