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ニューマチックケーソン工法設備配置自動化ソフトウェアを開発

オリエンタル白石株式会社

ニューマチックケーソン工法設備配置自動化ソフトウェ

設備配置計画業務の効率化・均質化に向け、全社展開を開始


 オリエンタル白石株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:照井 満、以下「オリエンタル白石」)は、燈株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:野呂 侑希)と共同で、2026年3月にニューマチックケーソン工法(注1)における設備配置計画の自動化ソフトウェア(以下「本ソフトウェア」)を開発いたしました。この度、本ソフトウェアをオリエンタル白石全社へ展開するために2026年6月30日に社内説明会を実施いたしましたのでお知らせいたします。
 本ソフトウェアは、ニューマチックケーソン工法において、地上の工事ヤード(注2)や作業空間内で使用する設備の配置を自動的に計画するものです。本ソフトウェアの運用により、設備配置計画業務の効率化とベテラン職員の配置計画ノウハウをソフトウェア化することで業務の均質化を目指します。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/167654/7/167654-7-8553272c4dc6088b912744e5ad9a4d26-603x309.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ソフトウェア上での配置案一覧

開発の背景

 ニューマチックケーソン工法における設備配置計画(受変電設備や送気設備、排土設備、掘削重機など)は、掘削を行う地下の作業空間における掘削重機の配置、地上に土砂を搬出するシャフト(注3)の位置、地上で土砂を受け取る揚重機の位置などが相互に干渉するため、設備配置の複雑性が非常に高いという特徴があります。そのため、これまで熟練の技術者が数日かけて配置案を作成し、さらに作業手順や工程、現場ごとの様々な制約条件を考慮しながら配置案の修正を繰り返す必要があり、多くの労力と時間を要する点が課題でした。
 また、建設業界全体では、建設業就労者の約36.6%が55歳以上である(注4)など技術者の高齢化や、それに伴いベテラン職員が持つ高度なノウハウの技術継承が課題となっています。
 オリエンタル白石と燈株式会社は、これらの課題を解決すべく、設備配置計画業務において迅速に対応できる体制の構築と、ベテランのノウハウをソフトウェア化することによる業務の均質化を目指し、本ソフトウェアの開発に至りました。

ニューマチックケーソン工法における設備配置計画の自動化ソフトウェアについて

 本ソフトウェアでは、各種施工条件(機材数など)の入力と必要情報を記載した図面(DXFファイル)を読み込ませることで、ソフトウェアが配置案を複数出力します。出力された配置案の一覧では作業空間内の設備配置パターン(掘削設備パターン)や地上設備の配置パターンでのフィルタや、独自に算出したスコアによる並び替えが可能です。
 また、出力された結果に対して、人間の手で調整を行った後に最適化ができる機能も存在し、アルゴリズムと人間の能力を組み合わせることで、効率化と正確性の両立を実現しています。

【本ソフトウェアの主な機能】
- 入力された情報をもとに設備配置案の出力対象の工事現場の図面ファイルを本ソフトウェアで読み込み、地上の工事ヤードやケーソン躯体の寸法・形状を図面ファイルのレイヤーから指定することで、ソフトウェア上で入力した対象の工事現場に必要な数の設備を自動的に配置します。- ソフトウェア上での修正と修正内容の最適化出力された配置案に対して、人間が特定の設備の位置を仮決めし、それに合わせて他の設備を最適化する再計算処理も可能です。- 選択された設備配置案のDXFファイル出力本ソフトウェアによって計算された配置案は、図面ファイルとして出力し、実際に現場図面として使用することができます。

【本ソフトウェアのポイント】
- 業務の効率化従来は熟練の技術者が数日かけて配置案の作成を行っていましたが、本ソフトウェアによって20分程度で複数の配置案を算出することができるようになりました。- 業務の均質化本ソフトウェアの設備配置には、熟練の技術者のノウハウを組み込んでいるため、社内の配置計画業務の質を平準化することができます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/167654/7/167654-7-97c6027fa06184a9c6e4563c1a88a880-1384x430.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
左: 入力する現場図面、右: 出力された設備配置案

今後の展開

 当社は、2026年6月30日に実施した社内説明会を皮切りに、オリエンタル白石の全支店にて本ソフトウェアの業務適用を開始いたします。
 今後は使用者から、本ソフトウェアへの改善点などのフィードバックを集め、2027年の改良版制作、2028年頃に改良版を全社展開できるように取り組みを進めてまいります。
 オリエンタル白石はこの取り組みを通じて、さらなる施工の効率化と若手技術者への技術継承推進を目指してまいります。

(注1) 地上で鉄筋コンクリート製の躯体を構築し、躯体下部に設けた作業室に地下水圧に見合った圧縮空気を送り込むことで地下水の侵入をふせぎながら、掘削・排土し、躯体を沈下させることで地下構造物を製作する工法(詳細はニューマチックケーソン工法よりご確認ください)
(注2) 工事や作業を安全・スムーズに進めるための地上に確保された資材置き場や作業スペース
(注3) 土砂を搬出するために地上と作業空間内をつなぐ縦穴
(注4) 国土交通省不動産・建設経済局「インフラ整備を担う建設業の担い手確保・育成について」(chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/reform/wg6/2026/0422shiryou1-1.pdf


燈株式会社について

 燈株式会社は、「日本を照らす燈となる」という使命を掲げ、AIをはじめとした最先端テクノロジーで社会課題を解決する、東京大学発AIスタートアップです。建設業、製造業、物流業、卸売・小売業など、日本の基幹産業における生産性向上や「匠の技」と呼ばれる技術力の継承といった課題の解決へ向けて、独自のAI技術を駆使したソリューションを提供しています。

【会社情報】
本社所在地 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地御茶ノ水ソラシティ21階
設   立 2021年2月
代 表 者 代表取締役社長 兼 CEO 野呂 侑希
U  R  L https://akariinc.co.jp/

プレスリリース提供:PR TIMES

ニューマチックケーソン工法設備配置自動化ソフトウェ

記事提供:PRTimes

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