日本TCSとEPS、ファーマコビジランス業務の次世代型ソリューション創出に向けて戦略的パートナーシップを締結
日本TCS

~先進デジタル技術と豊富な業界知見を融合しファーマコビジランス業務の効率化・高度化を支援~
2026年7月28日 | 日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:サティシュ・ティアガラジャン、以下、日本 TCS)は、医薬品・医療機器・再生医療等製品開発支援のイーピーエス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:高井 紀幸、以下、EPS)と戦略的パートナーシップに係る業務提携契約を締結したことを発表しました。
締結の背景:
製薬業界における安全性情報管理業務(ファーマコビジランス:Pharmacovigilance、以下、PV)は、業務のグローバル集約化や品質・コンプライアンス要件の高度化に加え、専門人材不足や業務の属人化といった課題を抱えています。さらに、AIやデジタル技術の活用が期待される一方で、テクノロジー活用、実務フローの変革も課題となっています。
こうした状況を踏まえ、TCSのAIに関する専門知見およびグローバルネットワークとEPSの国内規制に係る豊富な業務遂行力を融合し、次世代型のPV業務運用モデルを構築すべく本提携にいたりました。
今回の提携により、PV業務におけるAI活用による業務効率化および処理時間の短縮、品質レベルの均一化への貢献が期待されます。さらに、TCSのグローバル基盤とEPSの国内実績、業界における豊富な実務力を融合することで、次世代におけるデータ活用を含む業務の高度化とエンド・ツー・エンドでの統合サービス提供の実現も期待されます。
本提携の業界における提供価値は、TCSが擁するAIに関する専門知見やグローバルネットワークとEPSの国内PV業務における四半世紀にわたる知見、業務遂行力を融合し、テクノロジーと業務オペレーションを統合した高品質かつ効率的なサービス提供を実現し、処理時間の短縮とサービスの均一性を両立した新たなサービスモデルを提供する点にあります。
提供内容:
本サービスでは、PVのICSR業務(Individual Case Safety Report:個別症例安全性報告)、文献スクリーニング、定期報告書作成(Aggregate Reporting)、シグナル検出・評価などの安全性業務全般を対象に開始します。
提供にあたって、TCSはAI・デジタル技術を活用した業務効率化を主軸とし、EPSは国内規制要件を遵守した高品質な実務ならびに適切な管理対応からグローバル展開への拡張に向け、両社で連携しサービスを提供します。
利用形態:
顧客の業務領域やニーズに応じて、特定業務の部分委託から、End-to-Endでの包括的な業務運用まで柔軟に対応可能です。TCSがサービス全体の運用モデルやデジタル基盤、グローバルビジネスの知見を提供し、EPSが国内の豊富な知見と経験に基づいた実務オペレーションや国内での管理運営を担うことで、統合的なサービス提供体制を構築し、競争優位性の高い新たな価値創出を実現します。
サービスの特徴:
AIによる自動化・業務効率化機能(例:文献スクリーニング支援、データ処理の効率化など)の提案、活用機会の拡大と、グローバル標準を踏まえたプロセス設計により、品質およびコンプライアンス要件に対応したサービスを提供します。また、業務量の変動に応じた柔軟な対応が可能となり、デジタル化のPV業務への適合による安定的な運用を実現します。
TCSが提供するTCS ADD(TM) は、AIを活用した統合ライフサイエンスプラットフォーム群であり、デジタルエコシステムの構築、データ活用の高度化、多様な業務プロセスの最適化を通じて、患者様への医薬品提供の迅速化を支援します。
独自の認知インテリジェンスエンジン、スマートアナリティクス、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)技術を活用することで、臨床試験の効率化、安全性情報の処理・管理業務の向上、および意思決定の迅速化に貢献します。
さらに、クラウド技術と優れたユーザーエクスペリエンスを融合し、品質基準およびプライバシー関連規制への対応を考慮した柔軟かつ高度なデジタルソリューションを提供します。
将来展望:
本提携を通じて、製薬企業におけるPV業務の高度化・効率化を支援し、AI・デジタル技術を活用した次世代型の安全性業務運用モデルの確立を目指します。
今後は、日本国内におけるサービス提供を起点に、グローバル拠点と連携したサービス提供体制をさらに強化し、両社の強みを活かし、製薬企業へのサービス展開を推進します。また、AI・データ活用のさらなる高度化により、業務効率化にとどまらず、タイムリーな安全性情報に係るビッグデータの活用やリスク管理プロセス等の迅速化を実現し、付加価値が高いサービス提供へ進化させていきます。
今後の業界動向を見据えて、PVの領域におけるTCSの最先端テクノロジーとEPSの確固たる業界知見を統合したサービスモデルの標準化を図り、同領域におけるリーディングソリューションとしての確立を目指します。
以上
イーピーエス株式会社について
イーピーエス株式会社は、1991年に事業を開始し、臨床開発から製造販売後に至るまで、医薬品・医療機器等の開発に関する業務を総合的に支援するCROです。特に安全性情報管理においては、2002年にファーマコビジランス体制を構築して以来、現在では100社を超えるクライアントより、治験および製造販売後の両領域において、症例処理、文献スクリーニング、各種定期報告など、豊富な受託実績を有しています。
日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ(日本TCS)について
日本TCSは、ITとデジタル技術を活用し、ビジネス、テクノロジー、エンジニアリングの分野にまたがるサービス・ソリューションを提供しています。日本の商慣習や日本企業の強みへの深い理解に基づいた日本TCS独自の「日本企業専用デリバリーモデル(Japan-centric Delivery Model:JDM)」 を構築し、タタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS) の確かな知見と実績をもって日本のお客さまのビジネスを支援します。日本の各拠点およびインドの「日本企業専用デリバリーセンター(Japan-centric Delivery Center:JDC)」では、総勢1万人のプロフェッショナル人材がシームレスに協働し、柔軟なスケーラビリティと豊富なケイパビリティをもってさまざまなビジネス課題の解決に取り組んでいます。「Gateway to Globalization(グローバル競争力を獲得するためのゲートウェイ)」、また「Catalyst for Technology-led Business Innovation(テクノロジーを駆使し、ビジネス変革を触発するカタリスト)」となることをビジョンに掲げ、ビジネスの成長と変革を通じたお客さまのパーパスの実現に尽力します。
日本TCSの詳細については、
www.tcs.com/jp-ja/をご覧ください。
プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes