Sinumy、世界初の完全ハンズフリー認証で、プレシリーズAにて5.55億円を調達。「タッチ」を生んだデザインエンジニア山中俊治氏がアドバイザー就任、次は「タッチレス」へ。
Sinumy株式会社

「操作ゼロ・待ち時間ゼロ」の認証で、すべての人にシームレスな移動と決済を
Bluetooth(R)を活用した世界初の完全ハンズフリー認証技術(*1)を開発するSinumy株式会社(本社:大阪市東淀川区、代表取締役CEO:倉内 亮弥、以下「Sinumy」)は、2025年9月以降に実施してきたプレシリーズA(エクステンション含む)ラウンドのクロージングが完了し、mint、Theta Times Venturesをはじめとする国内VC10社・金融機関2社による累計約5.55億円の資金調達が完了したことをお知らせします。あわせて、今回の資金調達を機に世永 智也が取締役COOに就任し、事業推進とハンズフリー認証の社会実装の加速を目的とした新体制に移行します。また、デザインエンジニアの山中 俊治氏が、今後の社会実装に向けたUI/UX開発のアドバイザーとして参加します。
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世界には視覚に障害のある方が約2.5億人、車椅子を利用する方が約7,500万人いるとされ、物理カードの提示・暗証番号の入力・スマートフォンの操作を前提とした既存の認証は、こうした方々にとって日常的な障壁となっています。実際、国土交通省は2026年度から新たなバリアフリー整備目標を掲げ、鉄道駅の券売機・改札口のバリアフリー化をはじめ、公共交通のバリアフリー化が政策的にも後押しされています。
一方で、バリアフリーのために生まれた技術が、結果としてすべての人の利便性を高める--いわゆる「カーブカット効果」が、認証の世界でも起こり得るとSinumyは考えています。歩道の段差をなくす「カーブカット」が車椅子利用者だけでなくベビーカーや旅行者をも助けたように、操作のいらない認証は、すべての人の移動と決済の体験を変えていきます。
Sinumyは、ユーザーが何の操作もしなくても認証が完了する、Bluetoothを用いた完全ハンズフリー認証技術を開発しています。自動車のETCが「止まらず・操作せず」料金所の認証を実現したように、Sinumyは人の認証を「操作ゼロ・待ち時間ゼロ」で実現します。
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核となる技術は2つです。
- 高精度な位置測定:測位精度を従来の約1.5mから10cmレベルへ高め、「誰が・どこにいるか」を正確に捉えます。- 高速・高信頼な認証基礎技術:混雑環境においても、なりすましを防ぎ、高速かつ堅牢なセキュリティを担保します。
Sinumyはこれらの中核技術について、国内13件の特許査定を受けており(適宜、海外への権利移行を進めています)、強固な知財ポートフォリオを構築しています。
本ラウンドでは、mint、Theta Times Venturesをはじめ、NOW、西武しんきんキャピタル、UTEC、三菱UFJキャピタル、神戸大学キャピタル、インベストメントLab、ほくほくキャピタル、ミライドアの計10社のベンチャーキャピタルにご参画いただきました。三井住友銀行および日本政策金融公庫からの融資をあわせて、総額約5.55億円の調達となります。
【出資(エクイティ)】
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【融資(デット)】
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調達した資金は、以下に重点配分します。
- スマートゲート/スマートスポットの製品化・量産化準備- 改札・アクセスコントロール・決済領域での共同開発・PoCの拡大- 開発および事業開発を担う人材の採用・組織強化
投資家からのメッセージ
■ mint ジェネラルパートナー 武田 紘典氏
日常で行う様々な決済やゲートの通過では、物理的なデバイスやカードを「取り出す」「かざす」といった動作そのものが、生活者のシームレスな体験や移動を妨げる障壁となっています。Sinumyは、携帯端末に搭載されたBluetooth(BLE)技術を活用しながら、独自のアルゴリズムにより高精度な位置測定と認証を実現し、スマホを持ち歩くだけで瞬時に決済やゲート通過を可能にする技術の開発を進めています。同社の技術が新たな社会インフラとなることで、交通、店舗、オフィスなど日常のあらゆるシーンを根本から変え、生活者のシームレスな体験が実現されることを期待しています。
■ Theta Times Ventures 共同代表/ジェネラルパートナー 小池 政秀氏
ICCカタパルトグランプリでの出会いから、倉内さんと話を重ねることで、Sinumy社の将来期待値の解像度を高めていくことができました。人版ETC・ハンズフリー認証を世の中で実現させ、生活への革命の担い手として飛躍していってもらうことを期待しています。
■ 東京大学エッジキャピタルパートナーズ プリンシパル 戸田 広樹氏
UTECは5年間にわたりご一緒させていただき、今年3月には東京メトロ・東芝との白金台駅でのハンズフリー認証改札の実証試験も完了しました。これらの技術・事業進捗を評価いただき、今回のラウンドにて、多くの投資家の皆様にご参画いただきました。倉内CEO・世永COOの新体制により、Sinumyのハンズフリー認証が、改札や決済の当たり前を塗り替える日が来ることを確信しております。引き続き全力で支援させていただきます。
代表メッセージ
代表取締役CEO 倉内 亮弥
私たちは一日に何十回も「認証」をしています。改札を通り、レジで支払い、オフィスや自宅の扉を開ける。その一つひとつで、スマートフォンや財布を探し、取り出し、操作している。当たり前すぎて誰も疑わない生活のワンシーンですが、Sinumyが目指すのは、この“ひと手間”を世の中から消し去り、誰にとっても移動と決済がもっと滑らかになる社会です。
Sinumyは、人混みの中でも一人ひとりを正確に区別し、決済に求められる水準のセキュリティで認証する--この次世代の認証を、誰もが持つBluetoothという汎用規格の上に実現しました。ETCが料金所を「止まらず・操作せず」通れる体験に変えたように、Sinumyは人の認証を「操作ゼロ・待ち時間ゼロ」にします。
今回ご参画いただいた投資家・金融機関の皆様は、まだ世の中にないこの「当たり前」を、私たちなら実現できると信じてくださった方々です。Sinumyでは、この資金調達を機に、山中氏のアドバイザー就任と世永COO就任により、ハンズフリー認証の社会実装を加速する体制を整えました。構想ではなく社会実装へと変える責任を胸に、歩みを進めてまいります。
Sinumyが対象とするデジタルID市場は約440億ドルから約1,320億ドルへ、インクルーシブ・モビリティ市場は約43億ドルから約74億ドルへの拡大が見込まれています。
Sinumyは今回の調達を、次のシリーズA、そしてその先の社会実装に向けた重要な布石と位置づけ、「操作ゼロ・待ち時間ゼロ」の認証インフラの確立を目指します。
今回の資金調達を機に、Sinumyは社会実装に向けた体制を強化します。
デザインエンジニアの第一人者として国内外で知られる山中 俊治氏が、アドバイザーに就任しました。技術の精度向上から社会実装へと歩みを進める中、新しい行動様式への移行をいかに促すかが次のテーマとして浮かび上がっています。タッチ式改札機の体験設計など、技術と人の行動をつなぐデザインを長年実践してきた山中氏とともに、ハンズフリー認証が社会に自然に受け入れられるデザインを推進していきます。
また、金融からインフラまで幅広い業界で、テクノロジーを起点とした大規模システム開発や全社戦略策定をリードしてきた実績を持つ世永 智也が新たに取締役COOに就任しました。CEOの倉内とともに、事業推進と組織体制の強化を加速させます。
<新経営体制>
代表取締役CEO 倉内 亮弥
取締役COO 世永 智也
<アドバイザー就任>
アドバイザー 山中 俊治氏
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左から取締役COO 世永 智也、代表取締役CEO 倉内 亮弥、アドバイザー 山中 俊治氏
アドバイザー 山中 俊治氏
デザインエンジニア。東京大学工学部卒業後、日産自動車デザインセンター勤務。1987年よりフリーのデザイナーとして独立し、腕時計から鉄道車両に至る幅広い工業製品のデザインを手がける。NTTドコモの「おサイフケータイ」など通信基盤技術の発展にも寄与。Suica自動改札機の開発では認識率を飛躍的に向上させ、実用化のキーパーソンとなった。慶應義塾大学教授、東京大学生産技術研究所教授を経て、現在は同大特別教授。ニューヨーク近代美術館パーマネントコレクション、日本グッドデザイン賞、iF Design Awardなど受賞多数。
<就任メッセージ>
私がSuicaの体験設計に携わった際もそうでしたが、その後も技術に最適なデザインを与えることで、使えないと思われていた技術が使えるようになる経験を幾度も重ねてきました。Sinumyのお話を伺った際も、Bluetoothで個人を特定できるという点に強い興味を覚え、この技術が社会にどのような効果をもたらすのかを見てみたいと考えました。スマートフォンを特定することでその持ち主を認証し、それを空間へと拡張することで新たな未来が開けることに、大きな期待を抱いています。改札機に限らず、これからも様々な未来を共に描いていきたいと思います。
【山中氏アドバイザー就任 特別座談会】
共感を呼ぶデザインが社会を変える、ハンズフリー認証の未来
https://note.com/sinumy/n/n83f5e1c9594d
取締役COO 世永 智也
一橋大学法学部卒業後、コンサルティングファームのアクセンチュアに新卒入社。一貫してテクノロジーをテーマとし、金融からインフラ事業者まで様々な業界を対象として大規模システム開発から最新テクノロジーを起点とした全社戦略策定、新規テクノロジーの規格化戦略推進まで幅広いプロジェクトをリード。
2026年2月にSinumyに参画し、同6月に取締役COO就任。
<就任メッセージ>
ハンズフリーでの次世代認証インフラを作るというSinumyのビジョンに強く共感するとともに、独自性の強い技術に高い可能性を感じております。参画から数ヶ月、事業や製品開発に向き合う中で、これまで培ってきたテクノロジーを起点とした事業戦略づくりやシステム開発の知見を活かし、この度COOとして経営の一翼を担わせていただくことになりました。新たな社会インフラの実装に向けて、CEOの倉内とともに全力で取り組んでまいりますので、ご支援のほどどうぞよろしくお願いいたします。
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Sinumyは、「操作ゼロ・待ち時間ゼロ」の認証を一人でも多くの人の日常に届け、誰もがシームレスに移動し、決済できる社会の実現に向けて、次のステージへ進んでまいります。
社名:Sinumy株式会社
代表者:代表取締役CEO 倉内 亮弥
所在地:大阪市東淀川区東中島1丁目20番14号東口ステーションビル1003号
設立:2018年6月14日
コーポレートURL:
https://corp.sinumy.com/
(*1)世界初のタッチレス/ハンズフリー認証技術はSinumy調べ
その他、記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。
【本件に関する報道関係者からの問い合わせ先】
Sinumy株式会社 広報担当 E-mail:contact@sinumy.com
プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes