世界最大級の水素展示会「World HydrogenSummit & Exhibition 2026 」で日・バスク企業が2回目となるBtoBマッチングを実施 ー 両地域の継続的な関係強化に向けて
Basque Trade & Investment

バスク州政府貿易投資事務所(BT&I)と日本貿易振興機構(ジェトロ)の呼びかけにより、2026年5月19~21日開催の「WHS2026」において、両地域の水素関連企業が23件の商談を行いました。
・スペイン北部に位置するバスク州は欧州を代表する先進地域の一つで製造業を強みとする伝統的なものづくり地域です。かつての主要産業である鉄鉱石採掘や造船で培った技術力とノウハウが、現在も基幹産業の中核を担っています。
・1970年代の経済危機を契機に、抜本的な産業構造改革を伴う都市計画の包括的な見直しに着手し、のちに「ビルバオ効果」として世界的に注目される都市再生を実現しました。
・州データ:人口約220万人|面積7,234 km2 (いずれも宮城県とほぼ同等)
・代表的な産業:自動車、エネルギー、ICT、機械・工具、環境技術、バイオメディカル etc.
・工業力: 州GDPの24.1%を工業が占める(日本は約20%)。産業クラスター制度、専門人材の育成、投資促進、技術革新のためのエコシステム整備など、戦略的な域内産業政策を遂行。
・革新性: 強靭な産業エコシステムを基盤とした欧州屈指の革新地域。バスク州は、欧州委員会の「Regional Innovation Scoreboard 2025(RIS 2025)で“高イノベーション地域”に分類され、スペイン国内で2番目の評価を獲得。同委員会からは“pocket of excellence(卓越した拠点)”として認められている。
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・独立性: 中央政府から移譲された税の徴収・管理権限に基づく高度な自治権を背景に、独自の財政政策を伴う長期的な産業戦略を推進。
□ バスク州の水素産業: 「バスク水素回廊(BH2C)」
バスク州では、産官学の緊密な連携を土台に、水素の製造から貯蔵・輸送・利用に至る域内のバリューチェーンの構築を目的とする「
バスク水素回廊(BH2C)」の整備を進めています。バスクはEUの水素供給の要所に位置づけられていることから、EUの政策とも連動しています。
※ 詳細は過去のPR TIMES記事
「日本企業向けに「バスク州水素産業ウェビナー」を開催。バスク州の水素サプライチェーンの強みを生かした協力体制の基盤づくりに」をご覧ください。
2026年5月19日~21日にかけて世界最大級の水素関連イベント「World Hydrogen Summit & Exhibition 2026(WHS2026)」がオランダ・ロッテルダムで開催され、世界78か国から約1万人の来場者が集まりました。会場には500を超える企業・団体が出展し、水素分野を代表する企業や機関が一堂に会しました。例年、水素産業が直面する課題や今後の展望をテーマとした多数のカンファレンスが開催されるほか、世界各国の主要企業との商談機会が数多く設けられることから、新たな国際ビジネスを創出する場として、バスク企業にとっても高い価値を持つイベントとなっています。
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バスク州政府貿易投資事務所(BT&I)は、日本貿易振興機構(ジェトロ)およびバスク・エネルギー・クラスターと連携し、2025年につづき2回目となる日・バスク企業のBtoBマッチングを実 施しました。
本イベントには、両地域の水素バリューチェーンを代表する企業が新たなビジネスの可能性を探る機会として開催されました。
※ 昨年の模様は昨年のPR TIMES記事
「世界最大級の水素展示会「World Hydrogen 2025 Summit & Exhibition」で日・バスク企業がBtoBマッチングを実施 ー 安定したバリューチェーン構築に向けて ー」をご覧ください。
事前の呼びかけによって、日本側から13社・機関、バスク側から10社・機関が参加、合計23件の商談が実現しました。商談では、欧州市場および日本市場における共通の関心事項や、企業間の協業の可能性について、積極的な意見交換が行われました。
日本企業からは、「ビジネスマッチングでバスク州の企業と繋がれたことは大きな収穫だった」、「マッチングではすぐに具体的な話にはならなかったものの、自社のエンジニアリングリソースが逼迫する中で、将来的なアウトソース先の一つの選択肢になりえることがわかった」など、前向きな声が聞かれました。
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<ジェトロ マドリード事務所担当者のコメント>
全般として、日本の出展企業(ジャパン・パビリオン外の個社出展者を含む)からは、スペインおよびバスク州における水素関連の取り組みや主要案件に対する高い関心が見られました。特に、具体的な水素プロジェクトで経験値を積み、バリューチェーンも発達したバスク地域クラスターとのマッチング機会については、「非常に有意義だった」との反応がありました。また、既にバスク関連案件で商談や応札を進めている企業からも、商談先以外のバスク企業に対して、プロジェクトの進捗状況や現地の市場動向等についてヒアリングしたいというニーズがあり、両国・地域の企業間関係が深まりつつある中でも、引き続き一定のマッチング需要があると感じました。
※ WHSのジェトロパビリオンの詳細はWHSウェブサイトからご確認ください。
[表:
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バスク企業の集合写真
■ 本件に関するお問い合わせ
バスク州政府貿易投資事務所・林|ahayashi@basquetrade.eus
プレスリリース提供:PR TIMES



記事提供:PRTimes