YMI第一期修了生が、岐阜県八百津町の地域医療データ活用事業に参画
YANBARUメディカルイノベーション合同会社

データ分析から支援対象者の抽出、保健事業の企画・運営までを担当
学びを自治体現場の住民支援につなげる「地域医療データサイエンティスト」の実践事例~卒業生が岐阜県八百津町の事業へ参画
地域医療・介護分野におけるデータ活用人材を育成するYANBARUメディカルイノベーション合同会社(所在地:沖縄県、以下「YMI」)は、地域医療データサイエンティスト講座第一期修了生のT氏が、岐阜県八百津町で実施されている「高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施」に参画していることをお知らせします。
T氏は、YMIの出資会社であるアグリマス株式会社が支援する本事業において、KDB(国保データベース)等を活用したデータ分析、支援対象者の抽出、事業全体の企画・運営に携わっています。
本事例は、YMIの講座で培った地域医療データの分析力や課題整理力を、自治体の保健事業と具体的な住民支援へつなげる、修了生の実践事例です。
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/171000/7/171000-7-3a34b83265f2612ac3b99fcf96b01713-1920x450.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
YMI第一期修了生のT氏が、データ分析から事業運営まで担当
T氏は、YMIが運営する地域医療データサイエンティスト講座の第一期を修了しました。
八百津町の事業では、KDB等を用いた地域の健康課題の分析、医療・介護リスクの高い支援対象者の抽出、分析結果を踏まえた保健事業の企画・運営に携わっています。
データを分析するだけでなく、支援が必要な住民を抽出し、個別訪問や電話支援、健康測定会、住民主体のサロンや教室などの具体的な支援につなげる役割を担っています。
これは、データ分析を地域住民の課題解決へつなげる、YMIが目指す地域医療データサイエンティストの実践事例です。
八百津町における令和7年度の事業実績
八百津町では、高齢化に伴う医療費・介護費の増加、生活習慣病の重症化、フレイルや骨折リスクなどの健康課題に対応するため、アグリマスの支援のもと、KDB等のデータを活用した取り組みを進めています。
令和7年度の取り組みでは、KDB等のデータ分析をもとに、ハイリスク対象者として169人を抽出しました。そのうち163人に介入し、介入率は96.4%となりました。
主な事業実績は、次のとおりです。
・ハイリスク対象者169人を抽出
・163人に介入し、介入率96.4%
・個別訪問を66件実施
・電話連絡を139件実施
・健康測定会を年間20回開催
・住民主体のサロンや教室など12か所で事業を実施
・健康測定会等への参加者総数422人
・健康情報を発信する公式LINEの登録者数88人
個別支援では、対象者の生活状況、運動習慣、食生活などを確認し、必要に応じて介護認定や地域の通いの場、関係機関による支援へつなげました。
また、個別支援に加えて、健康測定会や住民主体の活動を通じ、地域全体の健康づくりを促すポピュレーションアプローチも実施しています。
健康測定会では、KDBだけでは把握できない身体機能や生活状況に関する情報を収集し、地域課題の把握や、その後の支援施策の企画に活用しています。
医療費適正化の可能性を示す効果検証
令和7年度の事業では、介入後の効果検証も行われました。
ハイリスク対象者について介入群と比較群を分析した結果、介入群では、前年度からの医療費の伸び率が比較的小さく、医療費の増加を抑制する可能性が示唆されました。
また、分析対象全体では、介入群と比較群の間で、1人当たりの医療費に約7万7,000円の差が確認されました。
KDB上で確認できた334人をもとにした試算では、年間約2,574万円の医療費適正化効果に相当する可能性が示されています。
なお、これらの数値は一定の試算条件に基づく参考値であり、本事業による確定的な医療費抑制効果を示すものではありません。
一方で、データに基づいて支援対象者を抽出し、早期に介入する取り組みの可能性を検討するうえで、重要な結果の一つと考えられます。
八百津町における取り組みの詳細
データ分析から対象者への個別支援、地域全体への介護予防、効果検証までの取り組みについて、アグリマス株式会社の紹介動画でご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=qrmIi5-R_Es
八百津町「高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施」紹介動画
今後の展開
八百津町では、これまでの取り組みを通じて、介護予防教室などの受け皿の不足、相談先に関する住民への周知、医療・介護関係機関との連携など、今後解決すべき課題も明らかになっています。
今後は、介護認定の有無を問わず参加できる通いの場に関する情報の整備、訪問体制のチーム化、医療機関との連携強化などを進め、地域の関係機関が一体となって住民を支える体制の構築を目指します。YMIは今後も、アグリマスをはじめとする連携企業や自治体と協力し、講座修了生が地域の現場で経験を積み、地域医療・介護分野の課題解決に貢献できる機会を創出してまいります。
また、自治体現場で得られた知見を講座の教育内容にも還元し、教育と地域実践が循環する人材育成モデルの構築を進めていきます。
高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施について
「高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施」は、医療・健診・介護等のデータを活用して高齢者の健康課題を把握し、疾病の重症化予防と介護予防を一体的に進める取り組みです。
データ分析、支援対象者の抽出、個別支援、地域全体への働きかけ、効果検証を循環させながら、地域の実情に応じた支援体制を構築します。
YMIについて
YMIは、地域医療・介護分野におけるデータ活用と、自治体現場での課題解決を担う「地域医療データサイエンティスト」の育成に取り組んでいます。
講義による知識習得だけでなく、実際の地域課題を題材とした演習や実践を通じて、データ分析から施策提案、関係者との連携、実装、効果検証までを担える人材の育成を目指しています。
【YMI公式サイト】
https://yanbaru-mi.com
アグリマス株式会社について
アグリマス株式会社は、自治体における「高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施」について、KDB等のデータ分析、対象者抽出、個別支援、ポピュレーションアプローチ、効果検証、次年度に向けた改善提案までを総合的に支援しています。
アグリマス株式会社はYMIへの出資会社であり、YMIと連携して、地域医療データ人材の育成と自治体現場における実践機会の創出に取り組んでいます。
【アグリマス株式会社公式サイト】
https://agrimas.jp
本件に関するお問い合わせ先
YANBARUメディカルイノベーション合同会社
担当:瀬底
メールアドレス:info@yanbaru-mi.com
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/171000/7/171000-7-b9216057e4a67077879b79d78ed21e92-250x250.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes