オラクルとAWS、Oracle AI Database@AWSの企業導入加速を受け戦略的協業を拡大
日本オラクル株式会社
オラクルとAWS、長期的な戦略的協業契約を拡大し、お客様の移行を加速。Oracle AI Database@AWSは現在22のAWSリージョンで提供され、新たな機能を拡充
テキサス州オースティン- 2026年8月17日
(本資料は米国2026年8月13日に発表された
プレスリリースの抄訳です)
オラクルは本日、「
Oracle AI Database@AWS」における「
Oracle Exadata Database Service on Exascale Infrastructure」の一般提供開始を発表しました。これにより、あらゆる規模の「Oracle AI Database」ワークロードで、Exadataクラスの性能と従量課金の経済性を利用できるようになります。また、オラクルとAmazon Web Services(AWS)は、お客様の「Oracle AI Database@AWS」への移行加速を目的として、長期的な戦略的協業契約を拡大しました。これらの取り組みは、「Oracle AI Database@AWS」の力強い成長をさらに後押しするもので、同サービスは現在22のAWSリージョンへ拡大するとともに、オラクルのデータベースをより低コストで移行し、AWSの分析およびAIサービスと連携するための新機能を提供しています。
オラクル プロダクト・マネジメント担当シニア・バイスプレジデントのネイサン・トーマス(Nathan Thomas)は次のように述べています。「一般提供開始からわずか1年で、『Oracle AI Database@AWS』はグローバル規模へと拡大し、お客様はビジネス・クリティカルなワークロードを稼働させています。また、アジア太平洋、欧州、南北アメリカの22のAWSリージョンで利用できるようになりました。この勢いは、企業が最も重要なOracleワークロードをAWS環境内でモダナイズするための、よりシンプルかつ低コストな方法を求めていることを示しています。この1年間で実現したグローバルな展開と革新的な新サービスにより、私たちはその選択肢を提供しています。これによって、より多くのお客様が、アーキテクチャを再設計したり性能を犠牲にしたりすることなく、最新のビジネスデータにAIを活用し、新しいアプリケーションを構築できるようになります。」
AWS データベース・サービス担当バイスプレジデントのGanapathy Krishnamoorthy氏は次のように述べています。「この1年間における企業での導入拡大は、『Oracle AI Database』のワークロードを『Oracle AI Database@AWS』上で稼働することによって得られる価値を示しています。データが存在する場所でAWSの幅広い分析およびAIサービスを利用できるため、あらゆる規模のお客様が、迅速にアプリケーションのモダナイゼーションを進め、新たなインサイトを引き出し、事業を支えるデータを活用したAI駆動型アプリケーションを構築することが可能になります。」
あらゆる企業が利用できるExadataの高性能
「Oracle Exadata Database Service on Exascale Infrastructure」では、お客様が必要なコンピュートおよびストレージ容量を指定できる一方、各データベースをプールされたストレージ・サーバー全体に分散することで、高い性能と可用性を実現します。専用のデータベース・サーバーやストレージ・サーバーを個別にプロビジョニングする必要はありません。これにより、小規模なオラクルのデータベースから、高可用性や災害復旧を目的とした複数リージョンへの展開まで、より幅広いワークロードでExadataの経済性を活用できます。また、インスタント・シン・クローニングにも対応しており、ストレージを複製することなく、Exadataの性能を備えた開発・テスト用のデータベース・コピーを迅速に作成できます。詳細は
こちら。
より利用しやすくなったこのExadata基盤は、AIを含む、さらに幅広いワークロードにも対応します。「Oracle AI Database」は、お客様の最も価値あるビジネスデータにAIを直接適用し、データを移動または複製することなく、生成AIやエージェント型AIを活用できるようにします。「Oracle AI Vector Search」を利用することで、データの意味や文脈に基づいて、関連情報を検索・取得できます。
協業契約の拡大により、お客様の移行を加速
新たな長期的な戦略的協業契約のもと、オラクルとAWSは「Oracle AI Database@AWS」への継続的な投資と、お客様の移行および導入の加速に取り組みます。これにより、お客様は、すでに利用しているAWSのAIおよび分析サービスとともに、最も重要なワークロードを「Oracle AI Database@AWS」上で稼働するための、より迅速でリスクの低い移行手段を利用できます。
世界の主要企業がOracle AI Database@AWSを採用
金融サービスや交通など、高度な規制が求められる分野を含むさまざまな業界の企業がすでに「Oracle AI Database@AWS」を利用し、重要なワークロードの移行や、事業を支えるデータへのAI活用を進めています。
韓国で1,380店舗以上を展開する大手ビューティー&ウェルネス小売企業のCJ Olive Youngは、基幹ワークロードのクラウド移行に「Oracle AI Database@AWS」を活用しています。これにより、CJ Olive YoungはオラクルとAWSにまたがるデータを統合し、AIの導入を加速するとともに、管理・運用を簡素化できます。
CJ Olive Youngのプラットフォーム・エンジニアリング・チーム長であるWonho Park氏は次のように述べています。「韓国で『Oracle AI Database@AWS』が利用可能になったことで、ミッションクリティカルなOracleワークロードをクラウドへ容易に移行できるようになります。Amazon BedrockをはじめとするAWSの高度なAIおよび分析サービスとシームレスに連携することで、AIイノベーションを加速し、インサイト獲得までの時間を短縮するとともに、具体的なビジネス成果につなげられることを期待しています。」
数百万曲の管理業務を担う大手独立系音楽出版社のKobalt Music Groupは、オンラインおよびオフラインでの楽曲利用データを処理し、ソングライター、音楽出版社、権利保有者へロイヤリティを分配する同社のデジタル・コレクション・プラットフォームを支えるため、「Oracle AI Database@AWS」を利用しています。AWS内で「Oracle Exadata Database Service on Dedicated Infrastructure」を稼働することで、AWSアプリケーションとの超低レイテンシを実現するとともに、増加する音楽取引や支払い処理を支える高い性能と拡張性を確保しています。
Kobalt Music Groupの最高技術責任者であるNuno Guerreiro氏は次のように述べています。「複雑なデジタル音楽著作権を管理し、迅速かつ正確な支払いを実現するとともに、クリエイターへの透明性と価値を高めるうえで、テクノロジーは極めて重要な役割を果たします。『Oracle AI Database@AWS』により、当社の成長を支える高性能な基盤上でデジタル・プラットフォームを進化させ続け、お客様にこれまで以上のスピードと効率性を提供することができます。」
バルセロナ首都圏交通局(ATM)は、バルセロナ都市圏の交通システムを担う公共機関で、地域の統合公共交通ネットワークの調整、計画、管理を行っています。同ネットワークでは年間120万件の乗車券認証を記録しています。
バルセロナ首都圏交通局(ATM)のジェネラル・マネージャーであるManuel Valdes氏は次のように述べています。「『Oracle AI Database@AWS』により、業務効率を向上させながら、新しく、より優れたモビリティ・サービスを提供できます。重要なモビリティ・データ、高度な分析、AIをさらに有効活用することで、より適切な意思決定を行い、バルセロナ都市圏の人々が日々利用する公共交通サービスを継続的に改善していくことができます。」
グローバル・パートナーがOracle AI Database@AWS導入における選択肢と柔軟性を拡大
グローバル・システム・インテグレーターも、お客様による「Oracle AI Database@AWS」の導入を支援しています。また、AWS Partner Network(APN)および「Oracle PartnerNetwork(OPN)」の適格なメンバーは、AWS Channel Partner Private Offersを通じて「Oracle AI Database@AWS」を再販できます。さらに、所定の要件を満たすMSPパートナーは、お客様に代わって「Oracle AI Database@AWS」のマネージド・サービスを提供でき、企業により容易な導入手段を提供します。「Oracle Migration Accelerator」では、移行サービスへの資金支援を行うことで、お客様の移行コスト負担を軽減するとともに、パートナーによる大規模な変革プロジェクトの拡大を支援します。
デロイトは、OracleおよびAWSに関するグローバルなテクノロジー・プラクティスを通じて、豊富な業界経験とAI人材を結集しています。両社との戦略的な関係を活用し、「Oracle AI Database@AWS」によるクラウド移行の加速、運用の最適化、AIを活用したインサイトの創出を支援しています。
Deloitte Consulting LLPのPrincipal, Multi-Alliances Go-to-Market LeaderであるKashif Rahamatullah氏は次のように述べています。「『Oracle AI Database@AWS』の勢いの高まりは、企業がクラウドの複雑性に対応しイノベーションを推進するうえで、信頼できるパートナーとの関係を重視していることを示しています。オラクルおよびAWSとの強力なアライアンスを通じて、私たちは業界に関する専門知識と、ミッションクリティカルなオラクルのデータ、AWSのAIおよび分析サービスを組み合わせ、お客様のモダナイゼーションを簡素化し、ビジネス成果の創出を加速します。」
株式会社日立製作所は、30年以上にわたるオラクル製品に関する知見を生かし、同社の「モダナイゼーション powered by Lumada」の取り組みにおいて、「Oracle AI Database@AWS」への対応を追加しています。
株式会社日立製作所 マネージド&プラットフォームサービス事業部 事業部長の佐佐木秀貴氏は、次のように述べています。「多くの企業が、性能や信頼性を損なうことなく、ミッションクリティカルな基幹システムをクラウドへ移行すると同時に、AIの活用を加速したいと考えています。日立製作所は、オラクルおよびAWSとの共同検証を通じて、『Oracle AI Database@AWS』がミッションクリティカル・システムに求められる厳格な要件を満たすことを確認しました。今後も、金融業界のお客様との取り組みを通じて、オラクルおよびAWSとの協業のもと、お客様のシステムのモダナイゼーションとAI活用の加速を支援していきます。」
1年間で機能とグローバル展開を大幅に拡充
この1年間、オラクルとAWSは「Oracle AI Database@AWS」について、導入の簡素化、効率的なスケーリング、「Oracle AI Database」ワークロードとAWSの分析・AIサービスとの連携を支援するさまざまな機能を提供してきました。主な拡張機能は次の通りです。
- 「Oracle Autonomous AI Database Serverless」を一般提供開始: インフラストラクチャをプロビジョニングしたり管理したりすることなく、フルマネージドのデータベースを迅速に構築、実行できます。詳細は
こちら。- アプリケーション-データベース間レイテンシを200マイクロ秒未満に: OLTPシステム、ERPアプリケーション、AI対応の業務アプリケーションなど、レイテンシに敏感なワークロードをデータベースの近くで安心して実行できます。AWS High Performance Networking(EC2 Placement Groups)と最新の導入ガイダンスを利用することで、「Oracle AI Database@AWS」はアプリケーションとデータベース間のラウンドトリップ・レイテンシを最短165マイクロ秒まで低減します。- AWSサービスとのシームレスな連携: Amazon Bedrock、Amazon Quick、Amazon SageMakerなどのAWSのAIおよび分析サービスをOracleデータに直接適用することで、新たなインサイトの獲得やAI対応アプリケーションの構築を支援します。また、Amazon RedshiftとのゼロETL統合によるデータ・パイプラインの構築・管理の不要化、Amazon S3へのOracle管理バックアップ、Amazon CloudWatchによる監視、Amazon EventBridgeを利用したイベント駆動型アプリケーションの構築など、すでに利用しているAWSサービスと「Oracle AI Database」ワークロードを接続できます。- Platinum Oracle Maximum Availability Architecture(MAA)をサポート: ミッションクリティカルな「Oracle AI Database@AWS」ワークロードのレジリエンス向上、アプリケーション性能の向上、手動作業の削減を支援します。詳細は
こちら。- 「Oracle AI Database@AWS」を22のAWSリージョンで提供: 世界22のAWSリージョンで利用可能となり、お客様の導入における選択肢をさらに拡大します。詳細は
こちら。
オラクルについて
オラクルは、統合されたアプリケーション・スイートと安全な自律型のインフラストラクチャをOracle Cloudで提供しています。オラクル(NYSE: ORCL)について詳しくは、
www.oracle.comをご覧ください。
商標
Oracle、Java、MySQL及びNetSuiteは、Oracle Corporation、その子会社及び関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。NetSuiteは、クラウド・コンピューティングの新時代を切り開いたクラウド・カンパニーです。
プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes