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キャディ・Sansan・SB Intuitions・LINEヤフーの研究者、コンピュータビジョン分野の世界トップ国際会議「ECCV 2026」で国際ワークショップ「FOUND」を主催

LINEヤフー株式会社

キャディ・Sansan・SB Intuitions・LINEヤフーの研究

実世界AIの「基盤データ」をテーマに、ICCV 2025に続き2回目日本発の研究者が国際コミュニティを牽引


キャディ株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役CEO:加藤 勇志郎)、SB Intuitions株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO :井尻 善久)、LINEヤフー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 CEO :出澤 剛)は、2026年9月8日(火)~12日(土)(現地時間)にスウェーデン・マルメで開催されるコンピュータビジョン分野の世界トップ国際会議 「ECCV 2026( European Conference on Computer Vision)」において、各社に所属する研究者が、併設ワークショップ 「FOUND(Foundation Data for Industrial Tech Transfer)」 の主催(オーガナイザー)を務めることをお知らせします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/129774/1786/129774-1786-58c0f805070243debeedff78cb97c1dc-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


本ワークショップは、実世界AIの社会実装において不可欠となる「基盤データ(Foundation Data)」の創出と技術移転をテーマとし、世界中の研究者が知見を共有する場を提供します。

■ ワークショップ「FOUND」概要
● 正式名:The 2nd Workshop on Foundation Data for Industrial Tech Transfer (FOUND)
● 開催日程:2026年9月9日(水)
● 会場:Malmo Arena and Malmomassan(スウェーデン・マルメ)
URL:https://eccv2026-found-workshop.limitlab.xyz/


<開催趣旨>
ECCVは、European Computer Vision Association(ECVA)が主催し、1990年から隔年で開催されるコンピュータビジョン分野の主要国際会議です。ICCVやCVPRと並ぶ世界三大国際会議の一つで、採択論文はSpringerから出版されます。併設ワークショップは厳格な提案審査を経て採択されるもので、日本の企業研究者が主導する事例は多くありません。
「FOUND」では、近年のAI技術の進展を踏まえ、実世界の課題解決に焦点を当てます。基盤モデル(Foundation Models)はコンピュータビジョンを大きく前進させた一方、ロングテール分布やドメインシフト、運用上の制約(プライバシー・安全性・コスト)により、実世界の現場では信頼性の確保が課題となっています。この「ラストマイル」を埋めるには、優れたモデルだけでなく、稀だが重要なコーナーケースや現実の変動を捉えたドメイン特化のデータ=「基盤データ(Foundation Data)」が欠かせません。FOUNDは「基盤データの創出」と「実世界への技術移転」という2つの柱を軸に、Physical AIとWorld Modelsを重点テーマとして議論します。

<主なテーマ>
- 非インターネット/ドメイン固有領域における基盤データの収集・キュレーション・ラベリング- ドメインに根ざしたデータのための自己教師あり・半教師あり・弱教師あり学習- ドメインギャップを埋め、希少なコーナーケースを網羅する合成・シミュレーションデータ- 産業実装におけるドメインシフト・OOD・ロングテール分布へのロバスト性- Physical AIとWorld Models:身体性を持つシステムやインタラクティブなシステムのためのデータと転移戦略- 実世界AIに向けた、実装に整合した評価プロトコルと責任あるデータガバナンス

<招待講演者>
● Iro Armeni 氏(Stanford University)
● Marc Pollefeys 氏(ETH Zurich / Microsoft Mixed Reality and AI Lab)
● Amir Bar 氏(Imperial College London / AMI Labs)
● Anastasia Varava 氏(SEBx / Link)

<今回のワークショップ採択の背景>
本ワークショップは、AI技術のより広い産業界への応用を目指し、そのために不可欠なドメイン特化の基盤データの構築と、各分野が直面する固有の課題解決をアカデミアと連携して議論する場として、2025年のICCV(ホノルル)にて第1回を開催しました。初回は日本企業を中心に複数社にご協賛いただき盛況のうちに終了し、産業界とアカデミアの接点としての手応えを確かなものにしました。第2回となる今回は、近年急速に注目が高まるPhysical AIやWorld Modelsといった実世界への技術移転に直結するテーマに特にフォーカスを当てた構成としています。

<スポンサー>
今回、以下3社がワークショップのスポンサーとなっています。
● キャディ株式会社
● Sansan株式会社
● SB Intuitions株式会社

◼︎ オーガナイザー紹介
本ワークショップは、産業界とアカデミアをまたぐ国際研究コミュニティ LIMIT.Lab(サイト構築は cvpaper.challenge Dev Team)を母体に運営されています。オーガナイザーには、キャディ・LINEヤフー・SB Intuitions・Sansanの研究者に加え、産業技術総合研究所(AIST)、東京大学、Ericsson、Qualcomm AI Research、Woven by Toyota、Google Research の研究者が名を連ね、国内外の産学が連携して運営にあたります。

● キャディ株式会社 シニアリサーチエンジニア/産業技術総合研究所(AIST)特定フェロー:福原 吉博
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/129774/1786/129774-1786-f8c4210e8d67820065deb2ec4ce3da99-512x512.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

早稲田大学大学院 実体情報学博士課程 単位取得満期退学。エクサウィザーズを経て2026年2月キャディ入社。ロバストな機械学習システムを専門とし、CVPR・ECCV等のトップ国際会議で発表実績。研究コミュニティ「cvpaper.challenge」中心メンバー。ICCV 2025・ECCV 2026 FOUNDに加え、CVPR 2026のVGI・BigMACワークショップもオーガナイズ。



「産業界の現場には、既存の汎用的なデータやモデルだけでは解決できない課題が数多く存在します。例えば私が現在取り組んでいる製造業は、図面やCADデータといった実務で使用されるデータがインターネット上にほとんど存在せず、ウェブから収集できるデータとは分布が大きく異なるため、汎用的なアプローチがそのまま通用しない典型的な領域です。キャディのリサーチチームでは、まさにこうした領域で日々研究開発に取り組んでいますが、同様の事情は製造業に限らず多くの産業に共通するものだと考えています。FOUNDは、それぞれの現場で実問題に向き合う研究者とアカデミアの研究者が同じテーブルで議論できる場を作りたいという想いから立ち上げたワークショップです。トップ国際会議への論文採択だけでなく、ワークショップを主催し課題を提示・共有することもまた、産業界とアカデミアをつなぐ有力なアプローチの1つだと考えています。」

● Sansan株式会社 研究開発部 Automationグループ 機械学習エンジニア:大竹 ひな
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早稲田大学大学院先進理工学研究科物理学及応用物理学専攻 修士課程修了。在学中はDeepfake検出や生成画像を活用した画像認識モデルの研究に取り組み、ECCV 2024 Trust What You learN (TWYN) Workshopでの発表、MIRU2026オーラル発表などの実績を持つ。2026年4月にSansan株式会社へ新卒入社し、現在は深層学習を活用した名刺OCR(文字認識)技術の研究開発に従事。



「Sansan株式会社は『出会いからイノベーションを生み出す』をミッションとして掲げ、働き方を変えるAXサービスを提供しています。その中核にあるのが、名刺や請求書、契約書といったアナログな情報を正確にデータ化する独自の技術であり、私はその一領域である名刺OCRの研究開発に取り組んでいます。ビジネス文書は、固有の語彙やレイアウト、日常ではめったに使われない稀少な漢字を数多く含み、汎用的なOCRやVLMで正確に読み取ることは容易ではありません。だからこそ、その領域に特化したモデルが求められます。
FOUNDが主題とする汎用データと産業データの分布のギャップや基盤データの重要性は、私たちが日々向き合う課題そのものであり、Sansanと本ワークショップの親和性は非常に高いと考えています。アカデミアと産業界の協働を深め、互いに良い刺激を与え合える場になればと願っています。」

● SB Intuitions株式会社 Principal Research Scientist:山口 晃一郎
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/129774/1786/129774-1786-324245cf1066ef195d2d4f7175946e41-1254x1254.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 博士後期課程修了。2024年にSB Intuitionsへ入社。3次元ビジョン、画像認識を専門とし、自動車の運転支援システムや自動運転に関する研究開発に長く従事。現在はPhysical AI領域の研究開発に取り組む。CVPR、ECCVなどの国際会議での発表実績を有する。



「現在、Webスケールのデータを活用した大規模言語モデルなどの生成AI技術が各産業に革新をもたらす一方で、Physical AI領域では現実空間のデータ不足が大きな課題となっています。SB IntuitionsのPhysical AI部では、この課題の解決に向け、3次元データの生成やシミュレーション環境、World Modelの構築に取り組んでいます。しかし、データの規模や品質、学習・評価手法の確立など、依然として多くの課題が残されています。
FOUNDワークショップは、こうした課題の解決に向けた最新の研究成果や今後の方向性を共有し、産業界とアカデミアが協働して議論する場として、大きな意義があると考えています。本ワークショップを通じて、グローバルな研究者間の連携が進み、Physical AIの社会実装がさらに加速することを期待しています。」

● LINEヤフー株式会社:北田俊輔
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/129774/1786/129774-1786-d9ae7efc7a3506e13720aef18910df55-512x512.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

2023年3月に法政大学大学院理工学研究科を修了。博士(工学)。日本学術振興会特別研究員(DC2)を経て現職。コンピュータビジョンや自然言語処理を始め、その融合領域であるVision & Language分野にて研究に従事。現在はユーザにとって魅力的な画像やデザインの作成を支援するような最先端技術の研究開発に携わる。






「昨年のICCVに続き、FOUNDをECCV 2026でも開催できることを大変うれしく思います。コンピュータビジョン分野を代表する国際会議の一つで、日本発のワークショップ提案が採択され、世界の研究者に向けて新たな論点を発信できることを光栄に感じています。ChatGPTや画像生成AIなどの "基盤モデル" が世界的な注目を集めるなか、その性能や信頼性を根底から支える "基盤データ" (Foundation Data) の重要性も一層高まっています。弊社でもAIの研究開発やサービスへの活用を進めるなかで、データの質や多様性がモデルの価値を大きく左右することを日々実感しています。FOUNDを通じて、これまでモデル開発の前提として扱われがちだったデータそのものに光を当て、Foundation Data という視点から次世代のAI研究を考える契機をつくりたいと考えています。」

■ 今後について
4社は今後も、CVPR 2026(VGI・BigMACワークショップ)をはじめとする主要国際会議での継続的な貢献を通じて、コンピュータビジョン分野の最前線を日本からリードしてまいります。

◼︎キャディ株式会社について( https://caddi.com/ja-jp/company/
キャディ株式会社は、「物的イノベーションを10倍加速する」をビジョンとするグローバルスタートアップです。製造業のバリューチェーン上に散在するあらゆるデータをAIで解析・構造化・意味付け・関連付けすることで、組織全体で活用できるデータ基盤を構築する「製造業AIデータプラットフォームCADDi」を開発・提供しています。「製造業ディスカバリーエンジンCADDi Explorer」「製造業AIエージェントCADDi Agent」を中核に、バリューチェーン全工程を支える業務特化プロダクト群を通じて、製造業の判断と実行を高度化し、経営レベルのインパクトを生み出します。日本をはじめ、アメリカ、ベトナム、タイを含む4カ国で事業を展開し、日経225構成企業のディスクリート系製造業の半数以上をはじめ、全世界22カ国で導入されています。累計資金調達額は257.3億円。なお、受発注プラットフォーム事業は2024年にAIプラットフォーム事業へ統合し、現在は部品・組立品の提供を終了しています。

◼︎SB Intuitions株式会社について( https://www.sbintuitions.co.jp/
ソフトバンクの子会社として、日本語に強い国産生成AI「Sarashina」シリーズを核に研究開発と周辺サービスの開発に力を入れ、国産の大規模言語モデルで日本語性能No.1を目指しています。
国内最大規模の計算基盤と国内データセンターでの厳格なデータ管理を強みに、言語モデルや視覚言語モデル、音声モデルなど幅広い生成AI技術を開発するとともに、ロボティクス分野におけるAIの研究開発にも取り組み、産学連携によるオープンイノベーションを通じて生成AIの社会実装を加速しています。

◼︎LINEヤフー株式会社について( https://www.lycorp.co.jp/ja/
LINEヤフー株式会社は、2023年10月に、LINE株式会社やヤフー株式会社などのグループ会社による再編を経て誕生した日本最大級のテックカンパニーです。「WOW Our Users!」をミッションに掲げ、検索・ポータル、eコマース、メッセンジャー、広告など、多様な領域において事業を展開しています。
多くの国と地域から集まった1万人以上の従業員が働くLINEヤフーは、ユーザーに感動を与えるサービスを提供し続けるとともに、インターネットの力を通じてより豊かで便利な暮らしの実現に貢献していきます。

プレスリリース提供:PR TIMES

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