前田建設、九州支店の全員・全現場で「eYACHO」を活用
株式会社MetaMoJi
関西工務センターとの遠隔分業で、現場技術者がコア業務に専念
株式会社MetaMoJi(本社:東京都港区、代表取締役社長:浮川 和宣)は、前田建設工業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:前田 操治、以下 前田建設)が、建設現場向け施工管理アプリ「eYACHO」を九州支店の施工管理の情報共有基盤として活用し、現場に加え支店長から協力会社職長までの「全員活用」を実現していることをお知らせします。さらに、前田建設 関西支店の関西工務センターによる遠隔分業支援を組み合わせることで、現場技術者が品質・安全・工程管理といったコア業務に専念できる施工管理体制を構築しています。
<背景と課題>
1919年創業の前田建設は、土木・建築事業を中核に、「脱請負」を掲げる総合インフラサービス企業として事業を展開しています。同社では10年前にiPadとeYACHOを全社導入し、施工管理業務のデジタル化を推進してきました。なかでも九州支店はeYACHOを活用し、現場の働き方を大きく変えてきました。
一方、建設現場では品質管理の高度化に伴う工事写真の膨大化や、日々の安全教育・帳票整備、ICTツールの権限管理といった「現場でなくてもできるノンコア業務」が現場技術者の大きな負担となっており、本来注力すべき施工計画の検討や品質・安全の確認に割ける時間が圧迫されるという構造的課題がありました。
こうした課題の解決に向け、九州支店ではノンコア業務の標準化などの支援を推進する関西工務センターと連携し、現場業務の見直しと遠隔分業を組み合わせた新たな施工管理体制の構築に取り組んできました。
<eYACHO活用のポイントと遠隔分業の仕組み>
■ 九州支店:支店長から職長まで「全員利用」が生む圧倒的な現場スピード
- 支店長から現場監督、協力会社の職長まで全員がeYACHOを活用。「使わないという選択がない」環境を作ることで、紙の介在によるボトルネックを解消。- デイリーの巡視メモを図面・写真・手書きで現場にて作成。朝礼やKY活動で手元のiPadや大型モニターでリアルタイムに情報共有。- 作業計画書を協力会社職長がeYACHO上で直接作成・提出。メールのやり取りや紙の回覧が不要に。- 写真台帳の作成業務を、関西工務センターが遠隔分業支援。
■ 関西工務センター:「遠隔分業支援」による現場技術者の時間創出
- 関西支店が統括する関西工務センターが、西日本エリア(中部・関西・中国・九州・沖縄)の約60作業所に対し、14の大項目・100を超える詳細業務メニューで遠隔支援を提供(外部BPOとも連携)。- 【eYACHOの導入支援】職長用iPadの手配・初期設定、アプリ権限管理、統一フォルダ構成の整備を一括代行。現場は「依頼するだけ」で活用が可能に。- 【工事写真業務支援】事前の電子黒板作成、撮影写真の日次帳票作成・工種別写真台帳作成までを遠隔で対応。
<導入効果>
1. 現場技術者の“思考の時間”を創出
5分・10分と積み重なる雑務やノンコア業務を切り離すことで、現場技術者が品質・安全を担保するための計画・確認・判断といった本質的な業務に集中できる時間を創出。
2. 業務の標準化と探す手間の解消
全社統一のフォルダ構成・帳票・運用ルールとノートURLの活用により、「どれが最終データかわからない」「探すのに時間がかかる」といった課題を解決。
3. 遠隔であっても確実な品質確認体制の確立
工務センターが作成・整理した写真台帳を、eYACHOの承認機能を活用して作業所がダブルチェックする仕組みなど、現場の負担を軽減しながら施工品質をより高める体制を確立。
<今後の展望>
前田建設では、今後も工務センターによる遠隔分業支援の対象業務を拡大するとともに、外部の設計管理者との情報共有など、eYACHOを活用した現場DXをさらに推進していく予定です。
MetaMoJiは、今後も建設現場の業務改革を支える施工管理プラットフォームとしてeYACHOの機能強化を進めるとともに、お客様との共創を通じて建設業界の生産性向上に貢献してまいります。
※前田建設工業株式会社におけるeYACHOの導入事例は以下のサイトをご覧ください。
九州支店
https://product.metamoji.com/gemba/eyacho/user/maedakensetu-kyushu.html
関西工務センター
https://product.metamoji.com/gemba/eyacho/user/maedakensetu-kansai.html
■「eYACHO」について
MetaMoJiでは、デジタル野帳「eYACHO」を大林組と共同開発し、2015年8月より製品を提供してまいりました。野帳(レベルブック)とは、屋外での利用に適した耐久性の高いメモ帳のことで、建設現場では備忘録や測量結果の記録、簡単な打合せのメモなど様々なシーンで利用されています。「eYACHO」では、多くの導入を通じて得られた施工管理業務のノウハウや課題解決手法を取り込み、手書きや写真を利用した現場の記録のほか、図面や資料のペーパーレス化、リアルタイム共有機能を利用した遠隔地間でのコミュニケーション、日報・検査帳票を電子化して現場で作成できるようになるなど、従来の野帳の手軽さはそのままに、デジタルの特性を活かした管理機能を備えています。これらの取り組みと実績が支持され、ゼネコンユーザーシェアNo.1およびスマートデバイスユーザーシェアNo.1を獲得しており、建設業の現場における生産性向上に貢献しています。
https://product.metamoji.com/gemba/eyacho/
■株式会社MetaMoJiについて
株式会社MetaMoJiは、先進的なICTをベースに、企業向け、教育機関向け、個人向けアプリケーションを開発・販売しています。企業向けには、現場作業に適したタブレット端末の機動性を活かしながら、遠隔地にいるメンバーがあたかも1つのテーブル上で同じ資料を閲覧・編集するような、リアルタイムな共同作業環境を提供しています。また、創業以来研究・開発を続けているAI技術を日々利用されるアプリケーションに組み込むなど、場所と時間を越えた協働を支え、働き方改革や職場の安全、高品質なものづくりに貢献する技術の開発に努めています。
https://www.metamoji.com/プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes