NEC、X線分光撮像衛星「XRISM(クリズム)」の運用期間延長に貢献、併せて、XRISMとウルトラマンブレーザーとのコラボビジュアルを制作
日本電気株式会社

日本電気株式会社(本社:東京都港区、以下NEC)は、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下JAXA)が運用するX線分光撮像衛星「XRISM(クリズム)」について、バス機器の開発・製造、衛星システム全体のインテグレーション、衛星運用ソフトウェアの開発、衛星システム試験、打上げ準備および打上げ後の初期運用支援等を担当しました。
このたびJAXAは、同衛星が設計寿命(3年)を超えたことを受けて、約3.5年間(2030年3月まで)の定常運用およびプロジェクトの延長を決定しました。この延長実現には、NECの高度な設計・開発技術と各機器の健全性評価が大きく貢献しました。NECは、運用延長後も引き続き、軌道上技術評価や運用支援を通じ、プロジェクトをサポートしてまいります。
XRISMは、星や銀河、その間を吹き渡る高温ガスである「プラズマ」を波長の短いX線と呼ばれる光で観測することによって、それらがつくる宇宙の大規模構造の成り立ちや、天体間を行き交う元素とエネルギーの流れを、これまでにない詳しさで明らかにする宇宙望遠鏡です。
XRISMは2023年9月の打上げ後、世界各国の天文学者が利用する国際的な宇宙望遠鏡として観測を続けています。何億光年も離れた宇宙最大級の構造である銀河団や、銀河の中心に存在する超大質量ブラックホール、超新星爆発によって生じた星の残骸などを、世界最高級のX線波長分解能を持つ分光装置と広視野の撮像装置で観測し、多くの科学成果を生み出すとともに、宇宙の理解を深め、新たな謎も見出しています。
NECは、XRISMの定常運用移行後、軌道上技術評価、特殊イベントへの運用支援やテレメトリ監視ルールの改訂などを通じ、衛星の安定稼働を支えてきました。
またNECは、XRISMプロジェクトと、宇宙システム技術が社会を支える役割や、未知に挑む先進的な取り組みへの理解をより幅広い層に広げるため、株式会社円谷プロダクション(本社:東京都渋谷区)と連携し、XRISMと「ウルトラマンブレーザー」のコラボビジュアルを制作しました。
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/78149/1423/78149-1423-32c888c18237797f7a8bb85f27230a27-1920x1298.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
左:X線分光撮像衛星「XRISM」、右:ウルトラマンブレーザー
本ビジュアル及びキーメッセージ「遠い銀河のブレーザー、未知を測る、その使命。」を通して、宇宙の起源という究極の未知に挑み、その姿を超高精度で『測る』XRISMの使命と、未知の脅威から地球と人々の暮らしを守るために戦うウルトラマンブレーザーの不屈の意志が持つ『共通の情熱』を表現しています。宇宙空間を駆ける光の軌跡は、極限の探査で培われた最高峰の技術力が、やがて社会への新しい価値へと還元されていく躍動感を象徴しています。NECは、本ビジュアルを通じて、XRISMをはじめとする宇宙事業への理解を促進するとともに、社会インフラを支えるNECの技術力、信頼性、先進性をわかりやすく発信していきます。
NECは今後も、宇宙、通信、サイバーセキュリティなどの社会インフラ領域で培ってきた技術とAIを組み合わせ、世界に革新と安心を届けていきます。
以上
【XRISM諸元】
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/78149/1423/78149-1423-90c7b405afe105e9882f7f5d33a4cc34-1500x2104.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(C)JAXA
形状 約7.9m×9.2m×3.1m
質量 約2.3t
軌道高度 約550±50km
軌道傾斜角 約31度
軌道周期 約96分
設計寿命 3年
打上げ日 2023年9月7日(日本標準時)
その他のXRISMに関する情報や最新成果はJAXA公式サイトをご確認ください。
https://www.xrism.jaxa.jp/
【ウルトラマンブレーザーの起用について】
[画像3:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/78149/1423/78149-1423-9fb3d6083b9fca97a6a380281f862b04-3900x2600.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(C)円谷プロ
ウルトラマンブレーザーは未知なる怪獣に挑み続ける姿勢を持ち、XRISMの観測対象の一種である、超大質量ブラックホールを中心に持つ天体「ブレーザー」と同じ名となっています。その名の通り、タイトルロゴや必殺技にはブラックホールだと思われる意匠が見られます。また、「ウルトラマンブレーザー」が放送開始されたのはXRISM打上げ年と同じ2023年です。このような親和性の高さから、XRISMに対する理解・認知を拡大するため、世代や国・地域を越えて愛される「ウルトラマンシリーズ」からウルトラマンブレーザーを起用いたしました。
「ウルトラマンブレーザー」の詳細は公式サイトをご確認ください。
作品公式サイト:
https://m-78.jp/blazar/
【NECの宇宙ソリューションと社会インフラへの貢献】
NECは、日本の宇宙開発を長年支えてきたリーディングカンパニーです。
当社は、宇宙通信、地球観測、科学・探査などの分野で、人工衛星・機器、地上設備、データ処理解析等ソフトウェア、運用・維持管理サービスを提供しています。
特に宇宙科学の分野では、日本初の人工衛星「おおすみ」の成功から、小惑星探査機「はやぶさ2」や「XRISM」による複数の世界初の成果をNECの技術で支えています。
宇宙事業で培った高信頼なシステム構築力と運用技術は、通信、防災、行政、交通、エネルギーなどの社会インフラ領域にもつながるものであり、社会の安定と安全・安心を支える基盤として重要性を高めています。
NECは、社会インフラ事業の一環として、宇宙領域に加え、サイバーセキュリティをはじめとする安全保障領域にも積極的に取り組んでいます。高い信頼性と先端技術を活かし、日本から世界の安全保障を支え、安全・安心な未来の実現に貢献します。
https://jpn.nec.com/solution/space/science.html?cid=ultra20260826
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
NEC 社会インフラ企画統括部
E-Mail:info@space.jp.nec.com
プレスリリース提供:PR TIMES


記事提供:PRTimes