アイリスオーヤマが新受注・出荷システムの帳票基盤にSVFを導入、国内11工場で1日10万枚、500種類の帳票を刷新
ウイングアーク1st株式会社

DX推進を背景にCOBOLからJavaへマイグレーション。直感的なGUIにより、帳票開発の担い手は4倍、開発スピードは1.5倍に
ウイングアーク1st株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員CEO:田中 潤)は、アイリスオーヤマ株式会社(以下アイリスオーヤマ)が新受注・出荷システムのCOBOLからJavaへの移行に伴い、デジタル帳票基盤「SVF」を導入したことをお知らせします。
国内11工場における1日10万枚ものラベル印刷ニーズへの対応したほか、増加を続ける新規取引先とともに急増する出荷ラベルにも柔軟かつ迅速に対応できるようになり、500種類におよぶ帳票の安定的な稼働を実現しています。
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システム連携イメージ
■背景
生活者の不満を解消する「ユーザーイン発想」を軸にビジネスモデルを展開、年間1,000アイテム以上の新商品を生み出すアイリスオーヤマでは、時代の変化に応えるためデータドリブン経営実現に向けDXを積極的に進めています。
40年にわたってオフコン上のCOBOLで稼働してきた 受注・出荷システムではCOBOLを扱える人材が枯渇しました。帳票開発ではコマンドを使って印字の位置情報を指定する必要があるなど専門の知識が必要で、新規取引先の開拓のスピードに合わせた帳票開発に対応しきれず、帳票開発の生産性の向上にむけたレガシーマイグレーションが求められていました。
アイリスオーヤマでは、ほぼ全てのシステム開発を内製しており、新受注出荷システムは、AWS上にスクラッチで開発していますが、帳票基盤の構築にあたっては、オフコン帳票システムが備えていたスプール機能の実装が課題であり、SVFを導入しました。
SVFを導入したポイントは以下です。
・帳票フォーマットを変えることなく出力できること
・より使いやすい機能と操作性
・高度なスプール機能とマルチプリンター対応
■導入後の効果と稼働状況
2023年7月に開発環境の構築に着手し、約500本もの帳票が作り込まれていきました。新帳票基盤では、帳票設計ツール「SVFX-Designer」はGUI操作でイメージする帳票をそのまま作成できるため、システム開発担当者だけでなく開発以外のメンバーも帳票開発の作業ができ大幅な効率化をはかりました。帳票基盤を含めた新受注出荷システムは2025年9月に本稼働を迎えました。現在は帳票開発に携わる人材を増員できた結果、帳票開発の生産性は約1.5倍に向上しました。
商品数が豊富で多く、委託先企業と直接取引も多いアイリスオーヤマの受注・出荷の業務においては、荷物に貼るラベル、送り状、指示書など多種多様な帳票が業務に必要な情報をつないでいます。SVFを中心とした帳票基盤により以下の効率化が実現しました。
・帳票運用の効率化
出荷情報を委託先の外部倉庫へ連携する際、以前は運用管理ツール経由でメールサーバーと連携し、出荷情報を渡していましたが、新システムではSVFで自動的にデータを作成し、ブラウザ経由で外部倉庫へメールで送信できるようになりました。メール送信のタイマー設定も可能で、操作性・利便性が向上しました。
・運用負荷の軽減
過去の帳票を再出力する際、以前はシステム部に連絡し、データベースから引き出して印刷する必要がありましたが、現在は現場スタッフが工場ごとに出荷指示書やラベルといった分類から必要な帳票を選んで出力できます。
・印刷運用の効率化
以前はスプーラをインストールした特定の端末からでしか印刷指示ができませんでしたが、SVFはどの端末からでも印刷指示ができ、国内11工場において1日10万枚の印刷処理を安定したパフォーマンスで実行しています。
・開発体制の刷新
同社は問屋を通さず取引先と直接やり取りするため、新規取引を始めるにはEDIの送受信の仕組みと、得意先専用のラベルがセットで必要です。旧システムではCOBOLによる帳票開発ができる人材は少数しかおらず、帳票開発案件は毎月数十件が詰まっている状態でビジネスロスが生じていました。現在は4倍の人材が帳票開発に携わっており、開発生産性はラベルで約1.2倍、帳票類で約1.5倍に向上しました。消耗品事業の拡大に伴う新たな取引先の増加に対応でき、帳票開発の生産性がビジネス拡大につながっています。
今後は、レガシー領域の帳票の置き換えのほか、事業の成長に合わせて増え続ける帳票運用をSVFへの統合を進め、ビジネスチャンスの拡大を支えるべく国内グループ会社やグローバル拠点への展開も検討しています。
アイリスオーヤマ ご担当者様からのコメントをご紹介します。
「帳票の印刷データをスプール領域に一時保管して効率的に印刷できるスプール機能は、膨大な帳票を効率的かつスピーディーに印刷するために欠かせません。従来のオフコンにあったスプール機能を、新しいオープン環境で実現できるかが大きなポイントでしたが、これを内製で実装・運用するのはなかなか難しかったのです。そこでスプール機能を備えた外部の帳票基盤を検討することになりました。
増え続けるラベルや帳票の開発・印刷を効率化することは、当社の成長を支えるものであり、今後もウイングアークのサポートとSVFの機能拡張に期待しています 」
■事例紹介
URL:
https://www.wingarc.com/product/usecase/1574.html
■ デジタル帳票基盤「SVF」について
「SVF」は、商取引において発生する請求書、納品書、発送伝票や、公的機関が発行する各種証明書などの各種帳票類の設計から出力にいたるまでをオールインワンで実現するデジタル帳票基盤です。企業の基幹業務を支え国内トップシェア(※2)を保持し、42,000社以上(※1)に導入いただいています。
https://www.wingarc.com/product/svf/
■デジタル帳票基盤「SVF」、提供開始から30周年。
1996年の提供開始以来、企業システムから帳票を生成するデジタル帳票基盤として、多くの企業の業務を支えてきたシェアNo.1(※2) の「SVF」が、2026年12月に30周年を迎えます。
これまでの感謝を込め、「帳票は戦略になる時代だ。」をテーマとしたアニバーサリーイヤープロジェクトを展開してまいります。アニバーサリーイヤープロジェクト特設サイト:
https://www.wingarc.com/product/svf/svf30th/
[画像2:
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■ウイングアーク1stについて
ウイングアーク1stは、20年以上にわたり約42,000社以上(※1)に導入いただきトップシェア(※2)を保持する帳票基盤ソリューション「SVF」等の帳票・文書管理ソリューションと、データにより新たな価値をもたらすデータエンパワーメントソリューションの2つのソリューションを開発・提供しています。
※1クラウド版とパッケージ版の累積社数(2026年2月末)
※2出典:デロイトトーマツミック経済研究所株式会社発刊ミックITリポート2025年12月号「帳票設計・運用製品の市場動向2025年度版」図表2-5 【運用】製品/サービスのベンダー別売上・シェア推移2024年度実績(
https://mic-r.co.jp/micit/2025/)
<製品・サービスに関するお問い合わせ先>
ウイングアーク1st株式会社
〒106-0032 東京都港区六本木三丁目2番1号 六本木グランドタワー
TEL:03-5962-7300
お問い合わせフォーム:
https://www.wingarc.com/contact/
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