【Gakken高等学院、生徒・保護者225人を調査】「卒業」だけではない、通信制高校・サポート校選びの実態
株式会社 学研ホールディングス

生徒の53.1%が入学前に「学校に行きづらさ」、学校選びでは「自分のペース」も重視、入学後は意識や行動にも変化
株式会社学研ホールディングス(東京・品川/代表取締役社長:宮原博昭)のグループ会社、学研教育ホールディングス(東京・品川/代表取締役社長:勝野哲也)が運営するGakken高等学院は、通信制高校・サポート校に通う高校生113人と、子どもが通信制高校・サポート校に通う保護者112人の計225人を対象に、「通信制高校・サポート校選びと学校生活に関するアンケート」を実施しました。
近年、不登校や登校不安を背景に、子ども一人ひとりの状況に応じた多様な学び方への関心が高まっています。文部科学省の調査では、令和6年度の高等学校における不登校生徒数は約6万8千人(※)となっており、不登校の児童生徒一人ひとりの状況やニーズに応じた多様な学びの場の確保や、高校段階における学びの継続に向けた取り組みが進められています。
※出典:文部科学省「令和6年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果及びこれを踏まえた対応の充実について」
調査では、通信制高校・サポート校への入学前、生徒の53.1%が「学校に行きづらさがあった」と回答し、保護者でも40.2%が「不登校・登校しぶりがあった」と回答しました。学校選びでは、生徒・保護者とも「高校卒業」と「自分のペース」が重視される一方、最終的な決め手には、生徒では「通いやすさ」、保護者では「子ども本人の希望」が最も多く挙がりました。
また、入学後の変化として、生徒からは「将来のことを考えるようになった」「前より明るくなった」、保護者からは「外に出る機会が増えた」などの回答が上位となりました。
今回の結果から、通信制高校・サポート校が、高校卒業に向けた学びの場に加え、登校不安などを抱えた子どもが自分のペースで通い、学校生活や将来について考えていく場としても受け止められていることがうかがえます。
- 入学前、「学校に行きづらさ」が生徒53.1%、「不登校・登校しぶり」が保護者40.2%。- 学校選びでは「高校卒業」を生徒81.4%・保護者75.0%、「自分のペース/子どものペース」を生徒75.2%、保護者67.9%が重視。- 最終的な決め手は、生徒「通いやすさ」26.5%、保護者「子ども本人の希望」18.8%が最多。- 入学後、生徒79.6%が「自分のペースで通えている」、保護者71.4%が「高校卒業資格取得に向けて安心感がある」。- 入学後の変化は、生徒「将来を考えるようになった」35.4%、保護者「外に出る機会が増えた」33.0%が最多。
■調査結果1 入学前、生徒の53.1%が「学校に行きづらさ」
現在の通信制高校・サポート校に入る前の状況を生徒に聞いたところ、最も多かったのは「学校に行きづらさがあった」53.1%(60人)でした。次いで、「自分のペースで学びたかった」34.5%、「人間関係に不安があった」29.2%、「体調面に不安があった」27.4%となりました。
保護者への調査でも、「不登校・登校しぶりがあった」が40.2%(45人)で最も多く、「人間関係に不安があった」27.7%、「体調面に不安があった」26.8%、「前の学校が合わなかった」25.9%が続きました。通信制高校・サポート校を選ぶ背景には、学び方の希望だけでなく、登校、人間関係、体調など、学校生活に関する複数の不安があることが分かります。
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■調査結果2 学校選びで重視される「卒業」と「自分のペース」
学校を選ぶ際に各項目をどの程度重視したかを5段階で聞き、「非常に大事にした」「やや大事にした」を合計すると、生徒では「高校卒業を目指せること」81.4%が最多で、「自分のペースで通えること」75.2%、「自分に合わせて対応してもらえること」73.5%が続きました。
保護者では「高校卒業資格を確実に取得できること」75.0%に次いで、「子どもが納得すること」73.2%、「先生・スタッフが親身であること」70.5%、「子どものペースに合わせて通えること」67.9%となりました。高校卒業という基本条件に加え、本人のペースや納得感、周囲の関わり方が学校選びで重視されていることが分かります。※5段階評価「4」「5」の合計
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■調査結果3 「卒業」は重要条件、最後の決め手は日常的な通いやすさや本人の意思
現在の学校を選んだ理由を複数回答で聞くと、生徒では「高校卒業を目指せそうだったから」53.1%、「自分のペースで通えそうだったから」45.1%が上位でした。一方、「一番の理由」を一つだけ聞くと、「通いやすかったから」26.5%が最多で、「説明会・個別相談で安心できたから」16.8%が続きました。
保護者の最終的な決め手では、「子ども本人が希望したから」18.8%が最多となり、「高校卒業を目指せそうだったから」15.2%、「登校不安など子どもの状況を理解してくれそうだったから」11.6%が続きました。制度や学習内容だけでなく、実際に通い続けられそうか、本人が納得しているかといった観点も、最終的な学校選択に関わっていることがうかがえます。
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■調査結果4 入学後、生徒の79.6%が「自分のペースで通えている」
入学後の学校生活について「非常にそう感じる」「ややそう感じる」と回答した割合は、生徒では「自分のペースで通えている」79.6%が最も高く、「高校卒業に向けて安心感がある」70.8%、「自分に合った対応をしてもらっている」64.6%、「好きなことや活動と両立しやすい」64.6%が続きました。
保護者では「高校卒業資格取得に向けて安心感がある」71.4%、「子どものペースに合わせて通えている」67.9%、「不登校経験や登校不安への理解がある」67.0%、「先生・スタッフが親身である」66.1%となりました。※5段階評価「4」「5」の合計
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■調査結果5 生徒は「将来」「明るさ」、保護者は「外に出る」などの変化を実感
入学後、自分自身に変化があったと思うことを生徒に聞いたところ、「将来のことを考えるようになった」35.4%が最多で、「前より明るくなった」34.5%、「自分に少し自信が持てるようになった」26.5%、「学校に行く不安が減った」24.8%が続きました。
一方、保護者から見た子どもの変化では、「外に出る機会が増えた」33.0%が最多で、「自分に自信を持てるようになったように見える」24.1%、「生活リズムが整ってきた」23.2%、「学習に向かう姿勢が出てきた」23.2%が続きました。生徒本人では「将来」「明るさ」「自信」といった意識・内面に関わる項目が上位となる一方、保護者では「外に出る機会」「生活リズム」「学習に向かう姿勢」など、行動面の変化も上位に挙がりました。
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■調査結果6 通信制高校・サポート校を「再スタートを支える場所」と捉える生徒も
現在通っている通信制高校・サポート校がどのような場所に近いと思うかを聞いたところ、生徒では「不登校・登校不安からの再スタートを支える場所」46.0%、「自分のペースで無理なく通える場所」45.1%が上位となりました。保護者では「自分のペースで無理なく通える場所」42.0%、「不登校・登校不安からの再スタートを支える場所」31.3%が上位でした。
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今回の調査から、通信制高校・サポート校選びでは「高校卒業」に加え、「自分のペースで通えること」「安心して過ごせること」「本人が納得して選べること」が重視されていることが分かりました。また、入学後には将来、自信、外出などの変化も挙げられています。本調査は入学による変化の因果関係を示すものではありませんが、通信制高校・サポート校が、学びを継続しながら学校生活や将来との接点をつくる場としても受け止められていることがうかがえます。
Gakken高等学院では、一人ひとりの状況やペースを尊重し、高校卒業を目指す学習支援に加えて、生徒が安心して過ごし、人との関わりや学びへの意欲、将来への展望を少しずつ育んでいける環境づくりを大切にしています。学研グループとして、今後も通信制高校・サポート校を選ぶ生徒・保護者の実態やニーズを捉え、多様な学び方・進路選択について社会に情報を発信するとともに、子どもたちの可能性を広げる教育環境の充実に取り組んでまいります。
・ 調査名:通信制高校・サポート校選びと学校生活に関するアンケート
・ 調査対象:通信制高校のみ、または通信制高校+サポート校に通う高校生、およびその保護者
・ 生徒向け調査:回答数113件
・ 保護者向け調査:回答数112件
・ 調査期間:2026年7月27日~2026年8月4日
・ 調査方法:インターネット調査
※本調査は事前のスクリーニング調査により、現在通信制高校・サポート校に通う高校生、またはその保護者を抽出して実施しました。
※生徒向け調査と保護者向け調査はそれぞれ独立した回答者を対象としており、親子として対応したデータではありません。
※割合は各設問の有効回答数を基に算出し、小数点第2位を四捨五入しています。複数回答設問では、回答割合の合計が100%を超える場合があります。
※5段階評価の割合は、「4」と「5」の回答数を合計して算出しています。
https://gakuin.gakken.jp/
Gakken高等学院は、株式会社学研教育ホールディングスが運営し、クラーク記念国際高等学校と連携する通信制高校連携校(サポート校)です。
全国14,000人以上が学ぶクラーク記念国際高等学校と連携し、高校卒業資格の取得を支援するとともに、同校が有する全国320大学・約1,400枠以上の指定校推薦枠など、多様な進路選択につながる環境を整えています。
また、長年にわたり学習塾や教育事業を展開してきた学研グループの指導ノウハウと教育コンテンツを生かし、一人ひとりの学力・目標・状況に合わせた学習支援や進路指導を行っています。安心できる環境で、生徒が自分のペースで学びながら、自信や将来への展望を育み、それぞれの進路へ進んでいけるよう支援しています。
Gakken高等学院では、個別相談会・オープンキャンパスのお申し込みを受け付けています。
学校生活や進路についてのご相談、各キャンパスの雰囲気や学び方について詳しく知りたい方は、ぜひご参加ください。
詳しくはこちら:
https://gakuin.gakken.jp/
■株式会社学研教育ホールディングス(Gakken Kyoiku Holdings Co., Ltd.)
https://khd.gakken.co.jp/
・代表取締役社長:勝野 哲也
・法人設立年月日:2009年4月2日
・資本金:10,000,000円
・所在住所:〒141-8416 東京都品川区西五反田2丁目11番8号
・事業内容:学習塾事業
■株式会社学研ホールディングスについて
URL:
https://www.gakken.co.jp/
1946年創業の教育・医療福祉関連事業を展開する持株会社です。教育分野では、「学研教室」を始めとする教室・学習塾事業、図鑑や絵本、科学キットや学習参考書などの出版コンテンツサービス事業、保育園・学童などの保育・幼児事業を展開しています。医療福祉分野では、サービス付き高齢者向け住宅事業や認知症グループホーム事業を展開しています。さらに、世界150か国以上で教育・医療福祉に関わる活動を行っています。2023年11月、新たに掲げた大志(Aspiration)「人の可能性をどこまでも追求する会社へ」の実現を目指し、子どもから学生、社会人、シニアまで、あらゆる世代の好奇心に寄り添い、すべての人の挑戦を応援する企業として、人と社会の可能性の拡大に貢献してまいります。2025年9月期売上高1,991億円、グループ会社124社。東京証券取引所プライム市場上場 (証券コード:9470)。
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