「書くKY」から「話すKY」へ。音声AIが変える建設現場のKY活動
NTTソノリティ株式会社

‐ 現場の「声」が安全資産になる時代へ‐
東急建設株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:久田浩司、以下「東急建設」)とNTTソノリティ株式会社(本社:東京都新宿区、社長:高美浩一、以下「NTTソノリティ」)は、建設現場の安全管理業務であるKY(危険予知)活動を音声と生成AIでデジタル化する取り組みを進めています。このたび、実証実験(PoC)の成果と今後の開発の方向性を公表します。
両社は2026年3月より音声AIを活用した実証実験を開始しました(※1)。その結果、従来の「紙への手書き記入」を中心としたKY活動について、現場の負担を抑えながら安全管理水準を大幅に向上できることが確認されました。これを受け、東急建設は2026年度中に随時展開し、次年度の全現場への導入を目指します。
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※「ワークサイト」はエムシーディースリー株式会社の登録商標です。
※「K-SAFE」は株式会社UNAIITの登録商標です。
※「NXTField」は株式会社ネクストフィールドの登録商標です。
【背景・目的】
建設現場では毎朝、作業開始前に危険予知(KY)活動が行われています。一方で、記録は「紙への手書き記入」が中心となりやすく、会話での注意喚起が十分に記録へ反映されないケースもあることから、次の課題が指摘されてきました。
- 記録作業の負担が大きい- 内容が簡略化しやすく、形骸化につながるおそれがある- データの蓄積・分析・横展開が難しい- 活動内容を客観的に評価しにくい
本プロジェクトは、NTTソノリティの音響技術と生成AIを組み合わせ、現場の「声」をデータとして蓄積・活用することで、安全施工サイクルの高度化を目指すものです。このたび、PoCを通じて「音声×AI」による課題解決の有用性が確認されたため、その成果を公表いたします。
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【実証実験の概要】(※2)
[表:
https://prtimes.jp/data/corp/106079/table/118_1_2ed4041f53d45531673e7657cd6bf7ee.jpg?v=202608311315 ]
※本調査は東急建設の複数の現場で所長・現場監督・職長の計16名を対象に実施しております。
【PoCで確認された成果】
書くKYから話すKYへ、2つの「しんか(進化・真価)」
本実証実験を通じて、音声AIの活用により建設現場のKY活動に以下の2つの「しんか」をもたらせることが確認されました。
1.進化:「書く」安全から、「話す」安全へ、現場の対話そのものが安全記録と安全資産になる
- 実施内容・現場での発話を音声AIが自動で記録・保管- 期待効果・発言内容をもとにしたKY内容の正確な記録・予定外作業も含めたKYの記録- 結果・「操作しやすい」への満足度100%・職長より、トラブル回避や時間削減の期待の声を多くいただいた- 現場からの意見・「書き忘れがなくなる、紙が飛んでいく等のトラブルがなくなるのは良い」(所長)・「KY用紙を見ながらKYはしているが、それ以外のこともたくさん指示している。事故があった際にそれを証明できないことが少し心配だった。自分の身を守ることにつながる」(S職長)・「作業日当日のKY参加メンバーがサインを記入しているか確認するのにすごく時間がかかる。これであれば、無駄な時間が削減できる」(A職長)
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2.真価:KY音声データを生成AIが自動分析で、KYの質を判定。安全意識を飛躍的に高める
- 実施内容・発話内容を生成AIが分析し、危険ポイントの具体性や注意喚起の質を「ABC判定」で自動評価- 期待効果・音声AIにより、KY内容を分析し、危険ポイントの見落とし確認や改善の示唆を提供することで安全意識の向上を図る。- 結果・「ABC判定されるため、安全をより注意する気持ちになるか」という質問に実施した職長の100%がはいと回答(某現場職長7名全員)・現場より、安全意識が上がったとの声をいただいた- 現場からの意見・「ABC判定されるため、安全をより注意する気持ちになる」(C職長)・「作業手順を理解できていない人の把握にも役立ち、適切な注意喚起ができる。」(所長)・「評価されることで、学びになり、成長につながる。」(A職長)
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【今後の展望】
今後は、高騒音下でのさらなる精度向上や、通信環境(地下等)への対応といった課題を解決しながら、東急建設は2026年度中に随時展開、次年度の全現場への導入を目指します。あわせて、他ベンダーのデジタルサイネージ等との連携も視野に入れ、単一ソリューションでは解決しづらい現場課題にも拡張性をもって対応していきます。
両社は、音声AIという独自領域で技術優位性を確立し、建設業界全体の「安全で持続可能な現場づくり」に貢献してまいります。
【注意事項】
・本プレスリリースに掲載しているキービジュアルに使用しているシステム連携図、ならびにアプリ画面はイメージです。アプリ画面は、実際の画面を参考に作成していますが、表示内容(個人名・現場名・協力会社名等)は匿名化したサンプルデータを使用しています。
・SonoVo AIによる安全性評価(ABC判定)は、労働安全衛生法・同規則を参考に独自に整理した評価指標に基づくものです。本機能は安全管理業務を補助するものであり、法令上の安全管理義務の履行に代わるものではありません。
・音声の文字起こし・要約の精度は、使用環境・発話条件により異なります。
【関連情報】
・関連ニュースリリース
音声AIを活用した建設現場の安全管理向上・効率化に向けた実証実験を開始(2026年3月30日)
→
https://www.tokyu-cnst.co.jp/topics/2946.html
・NTTソノリティ「SonoVo」について
SonoVo(Sonority Voice Solution)は、現場の会話を「拾い」「届け」「記録し」「活用する」ことで音声を業務データへ変換する現場向けDXブランドです。
→SonoVo 公式サイト:
https://ntt-sonority.com/pages/sonovo
※1.実証実験の詳細リリース(
https://www.tokyu-cnst.co.jp/topics/2946.html)
※2.PoCでは、2026年8月27日に正式ローンチした「SonoVo AI」の先行開発版を使用
プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes