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自ら「もう一度」を選ぶ児童生徒たち。56校・3,541名の学習データから自己調整的な学習行動が明らかに【学校向け英語教材「TypeGO」の調査を公開】

株式会社Swell

自ら「もう一度」を選ぶ児童生徒たち。56校・3,541名

89.3%が英語のタイピング速度向上、英単語の正答率47.1%→76.9%、累計約281万件の学習の自動採点により教員負担も軽減


株式会社Swell(本社:長野県信濃町、代表取締役:青波美智)は、学校向け英語学習プラットフォーム「TypeGO(タイプゴー)」の全国の学校で得られた利用データを分析しました。

これまでに蓄積された利用データのうち、本分析では2025年5月~2026年8月の有効な学習データ277,102件(56校、3,541ユーザーアカウント)を対象としています。

次期学習指導要領に向けた中央教育審議会の議論では、「学びに向かう力、人間性等」の再整理において、自分の思考や行動を振り返りながら学習を修正し、次の行動につなげる「学びの主体的な調整」が論点の一つとして挙げられています。また情報活用能力についても、各教科等の学習活動の中で文字入力を学び、中学年以降にタイピングを含む文字入力へつなげる方向性が検討されています。

今回の分析では、学校で日常的に使われた英語学習の記録から、こうした論点に関連する動きが実際のデータにどう表れているかを確認しました。
TypeGOとは
小学生・中学生・高校生を対象に、英語の文字入力を通じて単語や英文・フレーズの定着を図る、クラウド型の学校向け英語学習プラットフォームです。子どもたちにとっての日常の言葉を英語に置き換えながら入力することで、言葉の広がりを大切にした学習を実現します。即時の回答判定とフィードバックにより、児童生徒一人ひとりに英語入力と学習の機会を提供します。あわせて、教員の授業準備や進捗確認に活用できる機能を備えています。

TypeGOサービスサイト
https://type-go.com/

分析サマリー

本分析では2025年5月~2026年8月の有効な学習データ277,102件(56校、3,541ユーザーアカウント)を対象としています。なお、以下の分析では、分析テーマごとに必要な条件を設定してデータを抽出しているため、対象期間・利用ID数・学習件数は項目ごとに異なります。

01|英語学習の一環で、タイピングを日常化
- 英単語・英文のタイピング課題を利用した2,949名の学習データを分析- 89.3%が入力速度が向上。初期技能水準別でも全ての層で入力速度が上昇- 学習時間は89%が週2日以内・1日あたり中央値3.7分と短時間の積み重ねが中心
02|数分間でも、「書く活動」と「英語音声への接触」機会を着実に積み上げ
- 1日の学習時間が2~4分だった8,284件(1,691名)の学習データを分析- 入力語数の中央値は約64語分。数分間でも毎回まとまった量の英語を入力し、あわせて英語音声に触れる学習機会を確保
03|学習結果に応じて各自が取り組み方を調整し、英単語の定着率が向上
- 同じ課題に2回以上の取り組みがあった「児童生徒×単語テスト」5,380組(1,508名)について、同じ「単語テストの取り組み回数」と「英単語の定着率」の関係を分析- 正答率中央値が、初回47.1%→最終回76.9%へと上昇- 10回以上取り組んだ933組において、正答率中央値は回を重ねるごとに段階的に上昇
04|個別の正誤判定・フィードバックを自動化
- 累計約281万件の回答を自動判定・即時フィードバック。- 利用者30人・1か月あたりでは中央値約6,000件に相当- 個々に異なる反復学習についても教員による採点・添削業務は発生していない
※本稿の「中央値」は、データを大きさ順に並べたときにちょうど真ん中にくる値です。極端に多い/少ない利用者の影響を受けにくいため、平均値より実態に近い代表値として使用しています。

分析詳細

01|帯活動で英語タイピング技能を育成。1回4分・週1~2回の継続で入力速度に伸び
1人1台端末の学習環境が広がる一方、端末利活用の前提条件となるタイピング技能の育成には、独立した教科や時数は定められていません。学校現場では「タイピングをいつ、どの時間で、どのように指導するか」が課題となっています。

そこで、まずTypeGOの利用データから、教科学習とタイピング技能育成の両立の可能性を探りました。英単語や英文のタイピング課題を6回以上利用した2,949名の児童生徒について、利用開始から最初の3回と最後の3回の平均入力速度(WPM=1分あたりの入力語数)を比較したところ、児童生徒の89.3%が入力速度を向上させていました。

全体平均だけでなく、開始時点の技能水準別に見ても、すべての層で平均WPMが上昇しました。特に、キーを探しながら入力する段階にあたる10WPM未満の層でも明確な伸びが確認されています。学校単位で見ても、分析対象となったすべての学校で平均WPMが上昇しました。

なお、これは毎日・長時間の利用を前提とした結果ではありません。同じ2,949名について、TypeGOの利用状況を確認すると、89%が週2日以内の利用で、1利用日あたりの学習時間も中央値で3.7分でした。

タイピング練習のための独立した時間を新たに設けるのではなく、英語学習の中に数分の入力機会を組み込む形でも、タイピング技能を育てられる可能性が示されています。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130625/9/130625-9-12cbaf24a7b90194f1d67a232a24b5c1-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130625/9/130625-9-461ebf977fea9975735b3845704685ae-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


02|1日4分で約64語の「書く活動」と「英語音声への接触」機会を日常的に確保
次に、こうした短時間の積み重ねが、児童生徒の「書く活動」や英語への接触量にどのように影響したのか見ていきます。

1日の学習時間が2~4分だった8,284件・1,691名の学習データを分析したところ、入力語数の中央値は64語でした。すべての課題・設問には音声が付いており、出題とともに必ず一度は英単語または英文が読み上げられます。

つまり、5分以内の短時間の学習でも、児童生徒は、毎回約60語分の英語を入力し、あわせて英語のリスニングに触れる機会を積み重ねていました。この結果から、限られた授業時間の中でも、英語への接触量と「書く活動」を日常的に確保できることが示唆されます。

なお分析対象の8,284件の中には、英単語や英文を見てタイピングする課題だけでなく、和文英訳や単語テストといった自分で英語を思い出して回答を入力する課題も含まれています。こうした英語タイピングの積み重ねが、前項で確認したタイピング技能の向上を支える学習機会にもなっていることもうかがえます。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130625/9/130625-9-9d2608ae2841160de9735852c1d66852-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


03|取り組み方を児童生徒が自ら調整する学習行動。英単語の定着率は挑戦のたびに上昇
次期学習指導要領に向けた議論でも、自らの学習を振り返り、次の学習行動につなげる「学びの主体的な調整」が論点の一つとなっています。

TypeGOにおいて「どの課題をやるか」「何回取り組むか」は、児童生徒によってさまざまで、その取り組み方は日々変化していました。

今回は、他の課題タイプよりも試行回数が大きくなりやすい単語テストに焦点をあて、同じ「単語テストの取り組み回数」と「英単語の定着率」の関係を分析しました。

同じ課題に2回以上挑戦した「児童生徒 × 単語テスト課題の組み合わせ」5,380組(1,508名)の学習データによると、初回正答率の中央値は47.1%、最終回は76.9%でした。

取り組み回数の中央値は4回で、10回以上取り組んだケースも933組確認されました。一部の例外的なケースではなく、回数を重ねる児童生徒が一定の広がりを持って存在しています。10回以上取り組んだ933組について正答率の中央値を追うと、1回目40.0%から10回目73.3%まで、挑戦を重ねるにつれて段階的に上昇しました。

さらに注目すべきは、児童生徒によって課題への取り組み回数が一様ではないことです。そのときの課題の難しさや手応えに応じて、「もう一度取り組む」「ここまで定着したら次へ進む」という自分なりの基準で取り組み方を変化させる自己調整的な学習行動が生まれていることがうかがえます。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130625/9/130625-9-03fe7a34046fc7d8cbbfefbc450ee562-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


04|個別の正誤判定・フィードバックをシステムが自動化。30人学級で月あたり約6,000件を判定
学校における働き方改革では、ICTを活用した採点・成績処理等の効率化も継続的な課題となっています。今回の分析対象も含めて、TypeGO上のすべての学習においては、児童生徒の回答に対する正誤判定をシステムが担っています。

2025年5月~2026年8月の有効な学習データでは、累計約281万件の回答を自動判定しました。これらの回答について、教員の採点・添削業務は発生していません。さらに、利用者30人・1か月あたりに換算すると、自動判定された回答数は中央値約6,000件でした。

前述のとおり、児童生徒は同じ課題に複数回取り組んでおり、その反復回数も一律ではなく、一人ずつ異なります。そうした個別の反復に対しても、正誤判定とフィードバックはシステム上で完結していました。個別の学習量を確保しつつ、採点・添削に伴う業務負担を抑える仕組みとして機能していることが、学習データから確認できます。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/130625/9/130625-9-7349c9750e025f5826ef01e58492bc3e-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


今回確認された4つの傾向は、GIGA端末の利活用とタイピングの日常化、限られた時数の中での学習量の確保、児童生徒自身による自己調整的な学習行動、反復学習に伴う教員の採点・添削負担の軽減という、学校現場・教育行政の双方で論点となりやすいテーマに関わるものです。
※本結果はTypeGOの利用データ上で確認された変化・傾向を示すものであり、TypeGO利用のみを原因とする因果関係を示すものではありません。
教育委員会・学校関係者の皆さまへ
株式会社Swellでは、自治体単位での導入・実証、そして本リリースで紹介したような導入後の利用データを活用した効果検証にも対応しています。

自治体・学校での活用事例や、ご導入に関するご相談や導入事例のご案内など、各校のニーズに合わせたサポートを提供しています。ご興味のある教育機関の皆さまは、ぜひお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ先:cs@swell-inc.com

調査概要

調査主体:株式会社Swell
対象:TypeGOの全国小中学校での学習データ
対象期間:2025年5月22日~2026年8月20日
有効データ数:277,102件(56校、3,541ユーザーアカウント)
主な分析項目:WPM、学習時間、入力文字数、単語テスト正答率、再挑戦回数、回答数 等
※各分析は、分析内容に応じて対象期間・対象人数・抽出条件が異なります。各結果には対象条件を併記しています。
※本分析結果をご利用いただく際は「株式会社Swell調べ」と明記してください。

会社概要

会社名:株式会社Swell
所在地:長野県上水内郡
代表者:青波美智
設立:2022年
事業内容:学校向け英語学習プラットフォーム「TypeGO」の開発・運営
会社ホームページ
https://swell-inc.com/

TypeGOサービスサイト
https://type-go.com/

本件に関するお問い合わせ

株式会社Swell 広報担当
メール:cs@swell-inc.com
プレス関係のお問い合わせも上記までお願いいたします。

プレスリリース提供:PR TIMES

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記事提供:PRTimes

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