Utopai Studios、DeNAエンターテインメント開発事業本部と日本市場におけるAI活用アニメ制作で協業
UTOPAI STUDIOS, INC.
本協業により、クリエイターがストーリー、スタイル、および創作上の最終決定権を保持したまま、ビジュアル開発やシーン計画などの制作工程でPAIをどのように活用できるかを検証します。
Utopai Studios (ユートパイ・スタジオ)は9月3日、モバイルゲーム、ライブ配信、スポーツなど幅広い事業を手がける大手IT企業、株式会社ディー・エヌ・エー(以下、DeNA)のエンターテインメント開発事業本部との協業を発表しました。1999年に東京で設立されたDeNAは、20年以上にわたり日本のユーザー向けにデジタルエンターテインメント作品やプラットフォームの開発・運営・マーケティングを行ってきた豊富な実績を有しています。
本協業を通じて、DeNAはUtopai Studiosが独自開発したシネマティック・ストーリーテリングAIシステム「PAI」を、アニメーションの検証用制作ワークフローへ導入することを計画しています。Utopai StudiosのAI制作スペシャリストがDeNAのクリエイティブ・制作チームと連携し、ビジュアル開発、キャラクター・背景デザイン、シーン設計、制作におけるイテレーション(試作の反復)全般でのPAI活用を検証します。なお、ストーリー展開、ビジュアルスタイル、演出、作品のトーンなど、すべてのクリエイティブな判断における最終承認権は引き続きクリエイター(アーティスト)が有します。
Utopai Studios CEO 兼 共同創業者 セシリア・シェン(Cecilia Shen)は次のように述べています。
「日本は世界で最も影響力のあるエンターテインメント市場の一つであり、DeNAはそのファンやクリエイティブ文化に対して深い理解を持っています。今回の協業は、PAIが実験的なアニメ制作ワークフローをどのように支援できるかを検証する貴重な機会となります。アーティストがすべての決定権を持ったまま、アイデアの可視化、世界観の構築、シーン開発を効率化できるようサポートします。私たちはこれを、今後さらに発展する関係の第一歩と捉えています」
DeNA エンターテインメント開発事業本部 本部長 三鍋尚貴氏は次のように述べています。
「アニメーション制作には、極めて高いクリエイティビティと、全体の一貫性、細部へのこだわりが求められます。Utopai Studiosとの協業を通じて、クリエイターが創作に専念できる環境づくりと、制作フローの効率化にAIがどう貢献できるかを追求します。弊社が現在進めている他のアニメ制作とは別の取り組みとして、両社の強みを融合させ、日本のアニメ産業がグローバルに挑戦し続けるための道を切り拓いていきます」
PAIは、複数のカット、シーン、エピソードにわたり、キャラクター、背景、視覚的表現、物語の詳細に至るまで一貫性を保つ必要がある長編映画、テレビ番組、アニメーションに特化して開発されたシステムです。単なる動画生成ツールとは異なり、初期構想から可視化、生成、編集、アセット管理に至るまで、プロジェクト全体を通して制作の文脈(コンテキスト)を維持します。自律型(エージェントファースト)のシステム構成により、一度承認されたデザインや要素をシーンごとに作り直すことなく、制作の進行に合わせて引き継ぎ、洗練させていくことが可能です。
現在、世界各地のスタジオや制作会社、クリエイティブチームがプロの現場でPAIを導入しています。中国では、華策影視(Huace Film & TV)が長編コンテンツ制作の核となるエンジンとしてPAIを採用し、AI活用アニメシリーズ『西遊記:失われた五百年(Journey to the West: The Lost Five Hundred Years)』の開発を進めています。また、PAIは米国における映画・テレビ制作や、欧米・アジアにまたがる国際共同制作でも活用されています。
DeNAとの取り組みでは、制作資材やクリエイティブアセットへのアクセスは、アクセス権限、知的財産権、セキュリティに関する双方の合意のもとで厳格に管理されます。クリエイターおよびプロデューサーが制作の方向性を決定し、採用する素材を選定した上で、完成した作品の最終承認を行います。PAIの最初の活用は今回の検証プロセス内で行われ、DeNAとUtopai Studiosはアニメ制作への活用の可能性を探っていきます。
DeNAについて
DeNAは、「一人ひとりに 想像を超えるDelightを」というミッションのもと、ゲーム、ライブコミュニティ、スポーツ・スマートシティ、ヘルスケア・メディカルなど幅広く事業を展開していることが特長です。創業以来、挑戦心あふれる社員と高い技術力を中軸に、付加価値の高いサービスの開発から運用まで行っています。現在、「
Delight創造エコシステム」の形成を目指し、AIの活用を成長の推進力として、生産性向上・既存事業の競争力強化や新規事業の創出・グロースに取り組んでいます。1999年3月設立、東証プライム市場上場(銘柄コード:2432)。詳細は
https://dena.com/jp/
Utopai Studios (ユートパイ・スタジオ)について
Utopai Studiosは、米国カリフォルニア州マウンテンビューに拠点を置き、シリコンバレーのビッグテックで経験を積んだ開発エンジニアと、ハリウッドでの豊富な実績を持つプロフェッショナル率いる制作チームで構成された、AI時代における次世代のグローバル・スタジオです。同社はオリジナルIP開発、制作ノウハウ、クリエイターとのパートナーシップ、独自のAIインフラを組み合わせ、映画、テレビ、配信、アニメーション、デジタルプラットフォームにわたる作品を創出し展開しています。その中心となるのが、長編エンターテインメント制作向けに設計されたシネマティック・ストーリーテリングAIシステム「PAI」です。Utopai Studiosは、著作権を守り、創作の機会を広げ、スケールの大きなプロジェクトをより迅速かつ効率的に市場へ届けるスタジオモデルを目指しています。また、Utopai Studios APAC およびドイツの Utopai GmbH をはじめ、主要なグローバル市場での展開を進めています。詳細については、
www.utopaistudios.com をご覧ください。
プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes