【イベントレポート】製造業経営層を中心に約1,900名が集結 招待制カンファレンス「CADDi UNLEASH 2026」を開催
キャディ株式会社

「物的イノベーションを10倍加速する」をビジョンに掲げるキャディ株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役CEO:加藤 勇志郎、以下キャディ)は、2026年8月4日(火)に日本最大規模の製造業経営層向けカンファレンス「CADDi UNLEASH 2026」を開催したことをお知らせいたします。
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/39886/206/39886-206-b23a665a9ccf573e63055017af879941-2000x1334.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
AIが劇的な進化を遂げ、社会が大きく変化していく時代に、モノづくり産業に求められるのは物的なイノベーションの加速です。10年後の未来をいかに変えるか。当日は、製造業経営層を中心とした約1,900名の皆さまにご参加いただき、製造業の変革について議論しました。
当日はLIXIL 瀬戸氏・ロッテホールディングス 玉塚氏・スズキ 鈴木氏をはじめとする基調講演の他、日本を代表する製造業経営層の皆さま及び、異業界のリーダーである元 サッカー日本代表 監督 岡田 武史氏、青山学院大学 教授 陸上競技部 監督 原 晋氏、ラグビーコーチ エディー・ジョーンズ氏ら、112名の方に登壇いただき全73講演を実施しました。
基調講演
日本を代表する製造業経営層による対談セッションを複数開催いたしました。
様々な業界で「変革」に挑戦してこられた方々の軌跡や経営論、そして製造業の飛躍に向けた展望が語られました。
【 基調講演 】モノづくりを新次元へ。物的イノベーションを10倍加速する
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/39886/206/39886-206-56ec204d75571b81d6907c5f12b1f8ee-2000x1333.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
キャディ株式会社 代表取締役CEO 加藤 勇志郎
AIの進化で"知能"の限界は次々と突破される一方、モノづくりのスピードは、この30年ほとんど変わっていません。むしろ、AIが理論やアイデアを爆発的に生み出すほど、"考えたこと"と"物理世界に実装すること"の乖離は大きくなっていきます。現に世界にはAIの進化だけでは解決できない物理的な課題が数多く残されています。キャディはこれを「物的限界」と呼び、その突破こそ人類が次に挑むべき課題だと位置付けています。
キャディはこの物的限界を突破するために、「物的イノベーションを10倍加速する」というビジョンを掲げ、その達成に向けて、製造業AIデータプラットフォームCADDiを、データレイヤー、セマンティックレイヤー、ディスカバリー&エージェント、ワークフロー・プロダクトの4層からなる垂直統合型の次世代の産業OSへと進化させることを発表しました。
[画像3:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/39886/206/39886-206-7ba359f80f35004f85e1e97ff68cad59-2000x1333.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
キャディ株式会社 最高技術責任者 CTO 小橋 昭文
共同創業者でCTOの小橋も登壇し、製造業データの意味づけを担う技術思想と、開発の背景を解説しました。
物理の世界には「Undo」が存在せず、やり直しの効かない判断には常に説明責任が伴うため、人がどのようにデータを活用するかを意識した設計が不可欠だと指摘。ベテラン社員が長年の経験で脳内に築く「データの地図」を言語化し、新人でも同じ精度で業務を遂行できる仕組みが「セマンティクス」だと語りました。
この10年ビジョンの実現に向け、10年後にはAIエージェントの支援をもとに1人が10人力の仕事をこなせる未来像を提示し、次世代の産業OSとして製造業の変革を共に進め、業界構造の根幹からの変革を進めていく方針を示しました。
【 基調講演 】変わらない組織に火をつけるには?~非連続な成長の実現に向けた「競争戦略」と「組織OS」の刷新~
[画像4:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/39886/206/39886-206-e1b29dc8e9bf5f8cf542c988da22e57e-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(右から)株式会社LIXIL 取締役 代表執行役社長 兼 CEO 瀬戸 欣哉 氏 / 株式会社ロッテホールディングス 代表取締役社長 CEO 玉塚 元一 氏 / 一橋ビジネススクール 特任教授 楠木 建 氏
競争戦略を専門とする経営学者・楠木氏がモデレーターを務め、非連続な成長に不可欠な競争戦略および組織OSの刷新について議論が展開されました。
玉塚氏は、国内市場において販売と製造がサイロ化し共通指標を欠いていた状況を指摘。データ一元化やAI・DX活用を通じて組織構造とカルチャーを抜本改革するとともに、実店舗で消費者が感動体験を得る「リアル」の価値向上を追求し、メガブランドをグローバル展開する戦略に言及しました。
瀬戸氏は、相次ぐM&Aにより巨大化した組織において、傘下各社が異なるオペレーティングシステムを保持していた難しさを提示。解決策として組織OSを3つの行動規範へと刷新し、環境・社会問題への貢献を軸とするパーパスを策定・浸透させることで、新たな企業文化の醸成を推進したことを明らかにしました。
【 基調講演 】流行に流されないビジョンで、お客様と現場に向き合うには?~社是と行動理念で貫く、未来を変える大胆な意思決定~
[画像5:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/39886/206/39886-206-c43621a5fc0c52564477fdaa1b6dabd1-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(右から)スズキ株式会社 代表取締役社長 鈴木 俊宏 氏 / キャディ株式会社 代表取締役 加藤 勇志郎
弊社加藤がモデレーターを務め、鈴木氏が100年を超えるスズキの歴史において培われた社是および行動理念を根幹とした、未来を変革する大胆な意思決定の軌跡について語られました。
同社の強みは、「お客様の立場になって価値ある製品を作ろう」を最初に据える3つの社是と、「小・少・軽・短・美」「現場・現物・現実・原理・原則」「中小企業型経営」から成る行動理念が組織全体に深く浸透している点にあります。
鈴木氏自身の名刺の紙厚にまで徹底を求める質素倹約の考え方は、無駄の徹底排除を通じてお客様へ“ちょうど良い”かつ高品質なモビリティを提供するブランド価値の確立へ寄与しています。
一方で、経営陣が先頭に立って始めたペーパーレス化やデジタル化の断行、1980年代からのインド市場への巨額投資に代表される緩急の効いた投資判断が非連続な成長を支えてきました。鈴木氏自らが現場へ足を進め対話を重ねることで、全体最適に基づいて意思決定を行う企業文化が醸成されています。
イノベーター講演
業界の最前線で「未来への挑戦」を続けるイノベーター企業や、組織を勝利へ導く著名な指導者をお招きし、特別対談を実施。「困難な壁をどう乗り越えたか」「組織をどう動かしたか」といった、変革に向けたリアルな挑戦の軌跡に迫りました。
【 イノベーター講演】激動の時代を勝ち続ける『戦略的パートナー』としての在り方とは?~共に進化を加速させるサプライヤーの挑戦~
[画像6:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/39886/206/39886-206-7de52a1df5ab9f5a0fd72c4cdac100f0-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(右から)株式会社ミクニ 代表取締役社長 生田 久貴 氏 / 株式会社デンソー パワーサプライコントロール事業部長 ・執行幹部 野澤 奈津樹 氏
中国メーカーの圧倒的な開発速度ならびに価格訴求力、これに追随する欧州勢の隆盛など、自動車・モビリティ産業は未曾有の変革期に直面している。この激動期をいかに打開し、次世代における優位性を獲得すべきかについて、デンソーの野澤氏およびミクニの生田氏の両名による議論が展開されました。
デンソーの野澤氏は「技術で勝つ」ことを方針として掲げ、上流の素材・要素技術と下流の車両システム統合の両輪を強化している点や、設計精度の向上ならびに、技術者がより付加価値の高い業務に注力するための取り組み事例を紹介しました。
ミクニの生田氏は、フレキシブル生産を基盤とした変種変量生産や補用対応への特化に加え、量産販売後も補用・アフターマーケット領域で価値を創出し続ける「バリューチェーンプロフィット」の実現が、今後の利益成長の重要な鍵になるとの考えを述べました。
【 イノベーター講演】新技術の「社会実装」を阻む壁をどう壊すか?~新しいモノづくりの形を描く技術経営と「アジャイル・ガバナンス」~
[画像7:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/39886/206/39886-206-a0835f746a8ac1ec61e6dcb2cd5849a3-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(右から)自由民主党 デジタル社会推進本部 本部長|衆議院議員 平井 卓也 氏 / ヤンマーホールディングス株式会社 常務取締役 奥山 博史 氏 / 株式会社東芝 常務執行役員 辻 巌 氏
技術の進化が急速であろうと、それを現実社会へ実装する段階には多数の障壁が存在する。東芝辻氏・ヤンマーホールディングス奥山氏・自由民主党平井氏の3名が、その壁を壊し、新たなモノづくりの形を描くための挑戦を語りました。
平井氏は各国の新技術の社会実装における考え方や、ブータン王国におけるGMC特区の事例を引き合いに出し、前例踏襲主義を脱却して迅速に試行錯誤から学習を深める「責任あるアジャイルガバナンス」の必要性を提言しました。
辻氏は、自前主義へのこだわりによってスタートアップ企業の先端技術獲得に遅れをとった実体験を提示し、外部技術の迅速な導入姿勢への転換について言及しました。
奥山氏もまた、過去のM&Aにおける失敗事例を振り返りつつ、朝令暮改を厭わず即座に是正することの重要性と、組織の温度感を注視しながら柔軟かつ有機的に施策を複合させるアプローチについて述べました。
イベントの様子
講演の他、展示・新プロダクトデモ・ユーザー企業様の実際の使用環境が見られる裏側潜入ツアーなどを実施いたしました。
ご参加いただいたお客様からは、「物的イノベーションは製造業の喫緊の課題。ゴールを明確にしその達成手段についてデモを交えた説明は臨場感があり大変分かり易く、また”共に変革したい”という熱意を感じた。」「製造システム全体のAI活用構想に大きな可能性を感じ、将来の製造業の在り方にワクワクする期待感と共に、それに向けた具体的なステップをイメージすることができた」との声が寄せられました。
[画像8:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/39886/206/39886-206-a48b311cd1c5bf2f000f482a2143b99c-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
これからもキャディはモノづくり産業のポテンシャル解放にむけ、製造業のみなさまの変革の一助となる刺激や出会いのある場を提供してまいります。
[画像9:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/39886/206/39886-206-91aac371d8bfa35028d22cea6ee2c456-1667x573.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]キャディ株式会社
キャディ株式会社は、「物的イノベーションを10倍加速する」をビジョンとするグローバルスタートアップです。製造業のバリューチェーン上に散在するあらゆるデータをAIで解析・構造化・意味付け・関連付けすることで、組織全体で活用できるデータ基盤を構築する「製造業AIデータプラットフォームCADDi」を開発・提供しています。「製造業ディスカバリーエンジンCADDi Explorer」「製造業AIエージェントCADDi Agent」を中核に、バリューチェーン全工程を支える業務特化プロダクト群を通じて、製造業の判断と実行を高度化し、経営レベルのインパクトを生み出します。日本をはじめ、アメリカ、ベトナム、タイを含む4カ国で事業を展開し、日経225構成企業のディスクリート系製造業の半数以上をはじめ、全世界22カ国で導入されています。累計資金調達額は257.3億円。なお、受発注プラットフォーム事業は2024年にAIプラットフォーム事業へ統合し、現在は部品・組立品の提供を終了しています。
https://caddi.com/ja-jp/company/プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes