霊芝菌糸体エキスの成分分析を実施「低分子多糖を主体とする成分特性」を確認
エム・ティ・ディ株式会社

世界で注目が広がる「functional mushroom」。30年以上培養してきた独自素材を科学的に分析。
[画像:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/190553/1/190553-1-2fd86947f925f847d3c2af7d0983e6fe-1536x1024.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
エム・ティ・ディ株式会社(本社:愛媛県松山市)は、自社で培養・製造する「霊芝菌糸体エキス」について、第三者機関による成分分析を実施しました。
分析の結果、培養条件の異なる霊芝菌糸体エキス4検体すべてで、3kDa以下の低分子多糖が約85~97%を占める特徴的な分子量分布が確認されました。また、ガノデリン酸群・ルシデン酸群など、複数のトリテルペン類と推定される成分が検出されました。
当社では今回の分析を、30年以上にわたり製造してきた独自素材「霊芝菌糸体エキス」の成分特性を科学的に捉え直す第一歩と位置づけ、今後も研究機関等と連携しながら、さらなる分析・研究を進めていきます。
近年、Reishi(霊芝)やLion's Mane(ヤマブシタケ)、Cordyceps(冬虫夏草)などのキノコ由来素材は、「functional mushroom」として海外のウェルネス市場で注目されています。
市場調査では、functional mushroom市場は今後も成長が見込まれており、Reishiも主要な素材の一つに位置づけられています。また、その用途はサプリメントだけでなく、食品や飲料などにも広がっています。※1
こうしたキノコ由来素材への関心が広がる一方で、キノコは使用する部位や培養・加工方法などによって成分特性が異なります。近年の研究でも、菌類由来素材を適切に評価するためには、その特性に応じた分析手法を用いて構成成分を把握する重要性が指摘されています。※2
エム・ティ・ディ株式会社では、一般に利用される霊芝の子実体(傘の部分)ではなく、一般に利用される霊芝の子実体(傘の部分)ではなく、「菌糸体」を液体培養した霊芝菌糸体エキスを30年以上にわたり製造してきました。
同じ「霊芝」でも、子実体を乾燥・粉末化した素材などとは製造方法が異なります。
そこで今回、長年製造してきた当社独自の霊芝菌糸体エキスについて、「実際にどのような成分を含み、どのような特徴を持つ素材なのか」を客観的なデータとして把握し、今後の研究や商品開発につなげることを目的として、第三者機関による成分分析を実施しました。
今回の分析では、培養条件の異なる霊芝菌糸体エキスを対象として、多糖類の分子量分布、トリテルペン類を中心とした成分プロファイリング、アミノ酸分析などを実施しました。
分析業務は想像技術創造株式会社が実施し、分析内容に応じて、兵庫県立工業技術センター、京都府立大学大学院 生命環境科学研究科、株式会社日本食品機能分析研究所が協力しています。
1.低分子多糖を主体とする特徴的な分子量分布を確認
多糖類の分子量分布を解析した結果、培養条件の異なる霊芝菌糸体エキス4検体すべてで、3kDa以下の低分子多糖が約85~97%を占めることが確認されました。
これにより、当社の霊芝菌糸体エキスが、低分子多糖を主体とする特徴的な分子量分布を持つことが明らかになりました。
※今回確認された分子量分布は、成分特性を示すものであり、低分子であることが体内への吸収性や健康への作用を直接示すものではありません。
2.複数のトリテルペン類と推定される成分を検出
UPLC-CAD/MS等を用いた成分プロファイリングでは、霊芝で報告されているガノデリン酸群・ルシデン酸群など、複数のトリテルペン類と推定される成分が検出されました。
※今回の分析では、高分解能質量分析による精密質量情報と既報文献との照合に基づいて候補成分を推定しており、標準物質との比較による確定同定ではありません。
詳細な分析データをコーポレートサイトで公開
今回の分析方法や具体的な分子量分布、推定同定された成分などについては、当社コーポレートサイトの「研究・技術」ページで公開しています。
第三者機関による成分分析を実施|霊芝菌糸体エキスの成分特性を確認
今回の分析により、当社が長年製造してきた霊芝菌糸体エキスについて、これまで十分に把握できていなかった成分特性の一端が明らかになりました。
今回確認したのはあくまで「どのような成分特性を持つ素材なのか」という段階であり、特定の健康機能や作用を確認したものではありません。
今後は研究機関等とも連携しながら、成分のさらなる分析や機能性に関する研究を進め、霊芝菌糸体エキスについて科学的なデータを継続的に蓄積していきます。
また、得られた知見を今後の商品開発や品質向上、霊芝菌糸体エキスを活用したOEMの商品企画にもつなげていく予定です。
エム・ティ・ディ株式会社は、愛媛県松山市で独自素材「霊芝菌糸体エキス」の培養・製造を行っています。
菌糸体の液体培養からエキスの製造、個包装への充填・箱詰めまで自社で一貫して行い、原料供給のほか、小ロットOEMや健康食品の商品開発にも対応しています。
会社名: エム・ティ・ディ株式会社
所在地: 愛媛県松山市道後樋又2-7
事業内容: 霊芝菌糸体エキスの製造・販売、健康食品OEM・商品開発
コーポレートサイト:
エム・ティ・ディ株式会社
参考情報
※1 Grand View Research, Functional Mushroom Market Size, Share & Trends Analysis Report, 2026-2033. 同調査ではReishiをfunctional mushroomの主要カテゴリーの一つとして分類し、食品・飲料が2025年の用途別市場で最大の割合を占めるとしています。
Grand View Research
※2 Geerits CHA, et al. A comprehensive approach to the chemical analysis of fungal biomass - the pitfalls of nutritional standardization. Food Chemistry. 2025. 菌類由来バイオマスについて、従来の植物・動物由来素材向け分析法では適切に評価できない場合があり、菌類の特性に応じた分析・定量手法の必要性が論じられています。
PubMedプレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes