S2W、自律型捜査AIエージェント「DRI」をリリース
S2W, Inc.

データ・分析ツールを自律的に活用するエージェントを実現
● 自然言語の質問だけで必要な情報を自動抽出、検知・分析ツールを組み合わせてインテリジェンスおよびレポートを生成
● RAG、XAI、ユーザーによる判断プロセス等を適用し、ハルシネーションの発生可能性を最小化してサービスの信頼性を強化
● 「DRI開発プロセスで蓄積したAIエージェント技術を他の製品群にも移植し、拡張性と汎用性を高めていく」
ビッグデータ分析AI企業のS2W(韓国本社 S2W Inc.、日本法人 株式会社S2W)は8日、犯罪捜査に特化した自主型AIエージェント「DRI(Deep Research Investigator)」をリリースしました。自社のセキュリティAIプラットフォーム「XARVIS(ジャービス)」に搭載されるDRIは、ディープ・ダークウェブ、Telegram、ハッキングフォーラムなど、いわゆる「サイバー犯罪の温床」からS2Wが直接収集したビッグデータとリアルタイムの知識コンテキストを連携させ、水面下の脅威を分析し、捜査に必要なインテリジェンスを提供します。
DRIの最大の特徴は、簡単な自然言語による質問だけで、エージェント自らが膨大な学習データの中から必要な情報を選別して抽出し、多種多様な検知・分析ツールを有機的に組み合わせて活用することで、利用者の質問に対して深いレベルの回答を提供する点です。。
利用者が情報漏洩モニタリング、脅威アクターのプロファイリング、暗号資産ネットワーク分析、異種チャネルデータのクロス分析など、XARVISが持つ多様な捜査支援機能について高度な専門知識を持っていなかったり、具体的な活用方法を知らなかったりしても、DRIの自律的な判断能力と業務遂行能力に基づいて、匿名アカウントの活動履歴、資金取引履歴、攻撃手法などを総合した多角的な分析結果を算出し、根拠(証拠)を元に完成度の高いインテリジェンスレポートまで自動生成できます。
また、ハルシネーション(Hallucination)発生の可能性を最小限に抑えることで、高いレベルの信頼性も確保しました。検索拡張生成(RAG)技術を適用して実在する資料に基づいたファクトベースの回答のみを提供し、個別の結論ごとに原文のソースを明確に表記することで判断の根拠を追跡できるようにし、「説明可能なAI(XAI)」を実現しました。
更に、予期せぬAIの誤りに備え、リスクを伴う重要な判断には人間の最終確認プロセスを挟むことで安全装置を設け、検索から結論に至る全段階を記録・公開して結論を裏付ける根拠を詳細に検証できる調査体系を構築しました。
S2Wは、今月16日から3日間、ソウル市江南区のCOEXで開催される韓国国家情報院及び国家保安技術研究所主催のグローバルサイバーセキュリティイベント「Cyber Summit Korea(CSK 2026)」にてDRIを初めて披露する予定です。
DRIのベータ版を利用中の捜査機関関係者は、「自然言語プロンプトの入力だけで、反復的な繰り返しの調査業務や複雑なツールの活用プロセスを省略したまま、インテリジェンスを導き出したり、レポート作成などの高度な業務を遂行できる点で非常に高い有用性を感じた。ダークウェブモニタリングやランサムウェア追跡などを含む9種類の調査戦略の中から、質問の意図に最も適した調査方式を自動選択する機能も、捜査の効率性と手がかり分析の質的レベルを画期的に向上させた」と評価しました。
S2Wセキュリティ事業本部のイ・ジェヨン本部長は、「DRIを通じて捜査担当者は煩雑な単純作業をエージェントに一任して、事件の文脈を踏まえた全体的な捜査方向の設定など、より高度な意思決定に集中できるようになる。更に一歩進んで、DRIの開発プロセスで蓄積したAIエージェント技術を、サイバー脅威インテリジェンス(CTI)ソリューションや産業特化型AIプラットフォームなど自社の他の製品群にも応用し、拡張性と汎用性を高めていく計画」と述べています。
■会社概要
商号 :S2W
代表者 :代表 徐尚徳(ソ・サンドク)
設立 :2018年9月
公式サイト:
https://s2w.inc/ja
2018年9月に設立されたS2Wは、2023年に世界経済フォーラム(WEF)の「最も有望なテクノロジーパイオニア100社」のうちの1社に選定されたダークウェブビッグデータ分析AI専門企業です。
2020年に「国際刑事警察機構(ICPO)」のパートナー企業に選定されて以降、国際社会の安全保障強化のための捜査協力を続けており、2024年7月からマイクロソフト(MS)の「セキュリティコパイロット(Security Copilot)」にデータを提供し、機関や企業に向けた技術協力を続けています。また2025年10月には、ICPOが主導する官民協力プログラム「Gatewayイニシアチブ」の世界12番目のパートナーとして、韓国から初めて選定されました。
製品情報:
●XARVIS(ザービス):公共部門・政府機関向けサイバー犯罪捜査ビッグデータソリューション
●QUAXAR(クェーサー):民間企業・機関専用サイバー脅威インテリジェンスソリューション
●SAIP:産業用生成AIソリューション
日本法人について
商号 :株式会社S2W
所在地 :東京都千代田区内幸町2-1-6 WeWork 日比谷Park Front
代表者 :代表取締役 三好 平太
主な事業内容:日本市場におけるS2Wソリューションの提供、導入支援、運用支援、ならびに関連コンサルティングコンサルティング
プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes