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ゲイツ財団、健康の向上と機会拡大を実現する公平なAIの開発・提供に向け、10億米ドルを拠出

ゲイツ財団

ゲイツ財団、健康の向上と機会拡大を実現する公平なAI

ゲイツ財団「Goalkeepers Report 2026」を公開。AIは格差を是正する大きな力となり得るーー最も必要とする人々の利益のために構築されてこそ意味を持つことを強調。


[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/129554/15/129554-15-b3b0252a4f64f3ea63f58dd69067086c-1211x856.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


ゲイツ財団は本日、人工知能(AI)およびAIを活用したソリューション、機会、知識へのアクセスを拡大するため、今後2年間で少なくとも10億米ドルを投じる計画を発表しました。これらは、世界中の多くの人々にとって、これまで十分に手の届かないものでした。今回の発表は、同財団が10回目となる年次報告書『Goalkeepers Report 2026』を公開するのに合わせて行われました。本年のレポートは、AIが富裕層と貧困層の格差を広げるのではなく、むしろその縮小に貢献するものとなるよう、いま必要とされる緊急の行動に焦点を当てています。

『Make This Matter: AI, Equity, and the Choice We Can't Delay』と題された2026年のレポートは、AIの今後の方向性はまだ決まっていないと論じています。誰がその恩恵を受けるのか、そしてどれほど早くその恩恵を受けられるのか。それを左右できる猶予は長くありません。レポートには、診療所や学校、小規模農場においてAIを活用し、すでに人々の生活を変えつつある、財団が支援するパートナー団体の事例を紹介しています。ゲイツ財団議長のビル・ゲイツは、レポートの中で次のように述べています。
ゲイツ財団は、根本的な市場の失敗の一つに対処する目的もあって設立されました。最も大きなニーズを抱える人々が、イノベーションや投資の行き先を決める力を持たないことが多い、という問題です。私たちの活動の多くは、その格差を埋めることに向けられてきました。AIは同じ課題を、はるかに速いスピードで突きつけています。市場だけに委ねてしまえば、最も高性能なツールは、最も支払う能力のある人々や機関のために真っ先に開発され、必ずしも最も大きくその恩恵を受け得る人々のために作られるわけではありません。

ビル・ゲイツ ゲイツ財団議長

Goalkeepers Reportは、今後数年にわたりAIがより多くの人々の生活や生計を向上させるために、今すぐ行動を起こすべき3つの分野を挙げています。
- 話されるすべての言語でAIツールを使えるようにする:初期の大規模言語モデル(LLM)の学習に使用されたデータの90%以上は英語の情報源から得られたもので、AIの恩恵を受けられる可能性のある多くのコミュニティが、これらのツールの基盤となるデータに十分に反映されていません。- 実際に利用される状況に合わせてAIツールを開発する:効果的なツールにするには、対象となる地域や人々からのデータと専門知識が必要です。また、各国やコミュニティ自身が、データをどのように管理・保護するかを決めることが必要です。- コミュニティが自分たちのためのAIのあり方を形づくれるよう、人材とアクセスに投資する:医師、農家、教師、開発者は、AIツールを評価し、有効なものをそれぞれの現場に適応させる方法を学ぶ機会が必要です。また、テクノロジーを手頃な価格で利用できる環境も不可欠であり、その実現には政府やフィランソロピーによる投資に加えて、テクノロジー企業による取り組みも求められます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/129554/15/129554-15-9df8fb4505b57b804d75ec08b0011fe9-1093x641.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


AIの恩恵への公平なアクセスは、自然に実現するものではありません。しかし、AIツールがエンドユーザーの知見を取り入れて構築されれば、これまでの技術革新の恩恵を受けてこなかった数億人もの手に、知識やアドバイスを届けることが可能になります。
ゲイツ財団の資金は、AIへのアクセス格差の解消にすでに取り組み、最も必要とする人々の知識と優先課題がAIツールに反映されるように活動するパートナー団体を支援します。本日の発表により、そうしたパートナーの取り組みを今後2年間で拡大し、資金は財団の重点分野に概ね以下の割合で配分されます。

- 教育分野 40%:生徒に合わせた学習を支援するAIチューターや、米国内外の教育現場における教員向けツールなど、教育分野を支援します。- ヘルスケア分野 40%:医療従事者向けの診断・臨床における意思決定支援から、妊産婦・新生児のケアのためのツール、新薬やワクチンの発見に至るまで、ヘルスケア分野を支援します。- 農業分野 10%:小規模農家が土壌、天候、作物に合わせてカスタマイズされたAIのアドバイスを受けられるよう、農業分野を支援します。- デジタル基盤の構築 10%:AIツールがまだ理解できない言語のデータセットなど、公平なAIの基盤となるデジタル基盤の構築を支援します。
財団はさらに、AIをより有用で、誰もが利用しやすく、より手頃なものにするという目標を共有する人々に対し、それぞれの資源、発信力、専門知識を活かし、この取り組みに参画するよう呼びかけています。
私たちはAIを社会のために役立てられることができます。しかし、それは偶然には起こりません。政府のリーダーや、テクノロジーを開発する企業による、明確で具体的なコミットメントが必要です。つまり、AIが最も利益をもたらすユーザーに対して何ができるか、ということだけでなく、最も大きな恩恵を得る可能性のある人々に対して何ができるか、によって成功を測るというコミットメントが不可欠なのです。

ビル・ゲイツ ゲイツ財団議長

プレスキット:
www.gatesfoundation.org/ideas/media-center/gk-2026-press-kit

『Goalkeepers Report 2026』は、こちらからご覧いただけます:
https://goalkeepers.gatesfoundation.org/report/2026-report/

ゲイツ財団について

ゲイツ財団は、「すべての命は平等に価値がある」という信念に基づき、すべての人々が健康で生産的な生活を送れるよう支援しています。開発途上国では、パートナーと協力して、人々が自らの未来を切り拓き、可能性を最大限に発揮できるよう、インパクトのある解決策を創出しています。米国では、すべての人々、特に十分な資源に恵まれていない人々、学校や人生で成功するために必要な機会にアクセスできる環境の確保を目指しています。財団は、米国ワシントン州シアトルを拠点としています。ビル・ゲイツと理事会の指揮の下、CEOのマーク・スズマンが率いています。

Goalkeepers について

Goalkeepersは、持続可能な開発目標(SDGs/グローバル・ゴールズ)の達成に向けた進展を加速させるために、ゲイツ財団が展開するプロジェクトです。毎年のレポートを通じて、SDGsに関連するストーリーやデータを発信することで、進捗についての理解を深め、リーダーに説明責任を果たすように求め、目標達成に向けて行動を起こす「次世代のリーダー=ゴールキーパー」を世界中で育むことを目指しています。

プレスリリース提供:PR TIMES

ゲイツ財団、健康の向上と機会拡大を実現する公平なAI

記事提供:PRTimes

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