PKSHAとトライアンフ、AI BPOサービスを開始--PKSHA AIがバックオフィス業務の属人化を解消
パークシャテクノロジー

トライアンフが受託する農業協同組合連合会の入社手続きで処理工数が42%減、BPO担当者は判断と例外対応に集中
株式会社PKSHA Technology(読み:パークシャテクノロジー、本社:東京都文京区、代表取締役:上野山 勝也、以下PKSHA)は、PKSHAグループの株式会社トライアンフ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:松下 直樹、以下トライアンフ)と協業し、AIエージェントが人事労務業務を実行するAI BPO(※1)サービスの提供を開始しました。
本サービスは、AIエージェントと人が協働するためのサービス基盤「PKSHA AIバックオフィス(読み:パークシャエーアイバックオフィス)」を軸に提供します。PKSHAがAIエージェントの実装と運用設計を担い、1998年の創業以来、人事アウトソーシングを手がけてきたトライアンフが業務運用を担います。
PKSHAは「未来のソフトウエアを形にする」というミッションのもと、自然言語処理技術などの独自技術を活かしたAIの研究開発と社会実装に取り組んでいます。PKSHAとトライアンフは、AIと人が協働するAI BPOサービスを通じて、バックオフィスに関わるビジネスパーソンが制度設計や現場の課題解決といった「本質的な業務」に向き合える環境を広げていきます。
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サービスの概要:AIエージェントが定型タスクを判断・実行、人は例外対応に向き合うAI BPOモデル
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PKSHAとトライアンフが共同で提供するAI BPOサービスの第一弾として、トライアンフが農業協同組合連合会から受託する入社手続き業務を対象に「PKSHA AIバックオフィス」の運用を開始しました。PKSHAは「PKSHA AIバックオフィス」をこれまで、企業が自社のバックオフィス部門で活用するサービス基盤として提供してきました。今回は、BPO事業者が受託業務を遂行するために活用する、新たな形態となります。
トライアンフのBPO担当者は、農業協同組合連合会からメールで届くExcel形式の入職者情報を使って「PKSHA AIタスク実行」で処理を実行します。「PKSHA AIタスク実行」は、申請内容の妥当性を自ら判断し、勤怠管理システムや労務管理システムへの初期設定の登録までを自動で行い、BPO担当者に完了を通知します。定型的な入社手続きであれば、担当者は依頼と完了確認の2ステップで業務を終えられます。
- 本取り組みの特徴- - 「PKSHA AIタスク実行」上で、依頼から完了確認までが完結するBPO担当者は「PKSHA AIタスク実行」上で作業を完結できるため、複数システムを行き来する手入力作業から解放されます。依頼から完了確認までを同じ画面で行えるため、業務の切り替えに伴う負荷も減らせます。- - AIエージェントが複数のシステムを横断的に処理する入社手続きでは、労務管理システムや勤怠管理システムなど複数システムを操作する必要があり、BPO担当者の作業工数がかかっていましたが、AIエージェントが複数システムを横断して処理を進めます。これまで属人的だった確認作業をAIが担うことで、特定の担当者に依存しない運用が可能になります。- - AIが定型判断を担い、人は例外対応に専念する例外的なケースや処理が複雑な申請では、BPO担当者がAIから引き継いで対応します。AIが定型処理を引き受け、人は判断と例外対応に専念することで、処理品質を落とさずに、対応できる業務量を広げられます。
これら3つの仕組みにより、トライアンフが受託する入社手続き業務の処理工数が入社1名あたり42%削減されました(※2)。トライアンフは、このAI BPOモデルにより、対応品質を保ちながら、担当者一人ひとりが向き合える業務の幅を広げます。そのうえで、より多くの顧客企業の人事労務業務を受託できる体制の構築を目指します。
提供の背景:BPO担当者の業務負荷と属人化の解消へ
AI活用の焦点が導入から効果創出へと移るなか、問い合わせ対応にとどまらず、実務そのものをAIが担う段階へと進んでいます。
企業のバックオフィス部門には、従業員からの「制度について聞きたい」という問い合わせと、「手続きを依頼したい」という実務依頼が日々寄せられ、両者が混在しています。PKSHAは前者の「問い合わせ領域」に対し、社内問い合わせの自動応答を担うAIエージェント「PKSHA AIヘルプデスク(読み:パークシャエーアイヘルプデスク)」を提供してきました。一方で、後者の「依頼・申請領域」のうち、入社手続きや扶養の追加・削除のように複数システムへの手入力・目視確認・転記が絡み合う手続きの実行そのものは、自動化の余地が残っていました。
この負荷は、他社の人事労務業務を受託するBPO事業者ではさらに大きくなります。トライアンフのBPO担当者は、顧客企業ごとに異なる制度と多様な雇用形態を把握しながら、毎月複数の入社手続きに対応してきました。勤怠管理システムへの初期設定一つとっても、熟練の担当者が目視で確認しながら登録する、経験に依存した作業が残っていました。処理件数の増加が担当者の稼働に直結し、受託できる業務量が人員によって制約される状態が続いていました。
この構造を変えるには、ソフトウエアを提供するだけでなく、業務そのものをAIと人で担う体制が必要でした。PKSHAが開発するAIエージェント基盤と、トライアンフが人事労務の現場で培ってきた業務知見を組み合わせ、AI BPOサービスとして提供する体制を構築しました。本取り組みは、PKSHAが推進する「AI Powered Worker事業」(AI基盤をプロフェッショナル人材が活用し、顧客企業の課題を解決する事業モデル)を、BPO領域で具体化したものです。
今後の展望:AI BPOサービスの業務領域・提供先を順次拡大
PKSHAとトライアンフは、今回の取り組みで得た実践知をもとに、AI BPOサービスの対象を2つの方向に広げます。ひとつは、対象業務の拡大です。入社手続きに続き、月末の勤怠締めや扶養の追加・削除など、定型的な処理が多い人事労務手続きへ順次適用していきます。もうひとつは、提供先の拡大です。トライアンフが受託する他の顧客企業へ、順次展開を進めていきます。PKSHAがAIエージェントの実装と運用設計を担い、トライアンフが例外対応を含む業務運用を担う体制のもと、両社はBPO担当者が制度設計の相談や業務改善の提案など、顧客企業と向き合う業務に時間を使える環境を目指します。
今回の実践知を、BPO領域にとどまらず、自らのバックオフィス部門でPKSHAのサービスを活用する企業にも活かしていきます。すでに問い合わせ対応の自動化で「PKSHA AIヘルプデスク」を導入している企業に対して、「PKSHA AIタスク実行」をはじめとする「PKSHA AIバックオフィス」の提供を拡大し、従業員からの問い合わせへの対応から業務実行まで、エンドツーエンドで自動化する仕組みを広げていきます。こうしたAI基盤の提供と、運用まで含めて担うAI BPOサービスの両輪で、企業のバックオフィス変革を支援していきます。
PKSHAは、AIが組織や企業の「間」に立つことで、働く人が制度や手続きに追われることなく、本質的な仕事に向き合える--そんな未来の働き方を、トライアンフとともに形にしていきます。
株式会社PKSHA Technology AI Knowledge & Communicationカンパニー執行役員 兼 カンパニー長 池上 英俊コメント
AIの活用は、試すフェーズから日常業務を支える基盤へと移りました。ただし、AIを届けるだけでは現場が変わらないケースもあります。誰が業務を回し、例外と品質に責任を持つのか。そこまで踏み込まなければAIは実務に定着しない--これが、コンタクトセンターやヘルプデスクの運用現場に長く関わってきた私たちの実感です。
「AI BPO」は、その最後の一歩を埋める取り組みです。定型的な処理はAIが担い、人は判断と例外対応、そしてAIを育てる役割へ移る。BPOは、人数で対応量が決まる産業から、AIを運用する産業へと変わっていきます。人事労務の現場を知り尽くしたトライアンフとの取り組みはその第一歩であり、対象業務と提供先を広げながら、AIと人が協働する働き方を標準にしていきます。
株式会社トライアンフ 代表取締役 松下 直樹コメント
人事の仕事は、この数年で大きく変わりました。採用も、制度も、働き方も前例が通用しないなかで、手続きに追われるほど、人事は本来向き合うべき「人と組織をどう強くするか」から遠ざかっていきます。
多くの企業がそこで立ち止まっています。今回、入社手続きの処理工数を4割以上減らせることを、実際の運用現場で確かめられました。
人事労務で得たこの手応えを、採用・育成・制度へと広げていきます。どこまでをAIが担い、どこに人が向き合えば価値が最大になるかは、企業ごとに異なります。だからこそ、AIの実装力を持つPKSHAと、1998年から人事の現場に伴走してきた私たちが、一社ごとに設計する意味があると考えています。世の中の変化、事業の変化、組織の変化に合わせて人とAIの最適な業務分担を築き、新しい価値と、新しい組織のあり方を模索していきます。
「PKSHA AIバックオフィス」および「PKSHA AIタスク実行」について
「PKSHA AIバックオフィス」は、企業内の業務プロセスをAI中心に刷新し、AIエージェントとの協働を実現する従業員向けサービス基盤です。「PKSHA AIタスク実行」は、その基盤上で動作するAIエージェントの1つです。担当者がチャット画面から業務指示や資料を送るだけで、AIエージェントが外部システムへの登録・申請・確認などの後続事務を自律実行します。主要なSaaSともAPI連携可能で、複数のシステム画面を行き来することなく、業務をエンドツーエンドで完結させます。
PKSHA AIバックオフィス:
https://aisaas.pkshatech.com/ai-backoffice/
PKSHA AIタスク実行:
https://aisaas.pkshatech.com/ai-task-execution/
(※1)BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)は、企業が自社の業務プロセスを外部の専門事業者に委託することを指す。本リリースにおけるAI BPOは、受託した業務のうち定型的な処理をAIエージェントが自律的に実行し、判断や例外対応を人が担うことで、業務全体を遂行するアウトソーシングサービスを指す
(※2)トライアンフが受託する入社手続き業務(勤怠管理システム、労務管理システム)について、入社手続き1名あたりの処理工数を導入前後で比較し、算出
株式会社トライアンフ 会社概要
1998年の創業以来、人事のパートナーとして、戦略立案から実行までをワンストップで支援することで、採用・組織・人事の変革、顧客企業の従業員一人ひとりのパフォーマンス向上、企業の組織力と生産性の向上を実現してまいりました。
現在は、組織・人事領域における新たな課題やニーズに対する価値提供も積み上げながら事業を進化させ、採用・組織・人事コンサルティング、組織アセスメントサービス、人事アウトソーシングといった幅広いソリューションを展開しております。
人材サービス市場は、労働力不足という深刻化する社会課題に向き合っており、構造的な規模拡大が見込まれます。
人事ソリューションの発展と提供、高度化する採用・組織・人事における顧客企業の課題解決を目指していきます。
会社名 :株式会社トライアンフ
本社所在地:東京都渋谷区東3-16-3 エフ・ニッセイ恵比寿ビル 1F
代表者 :代表取締役 松下 直樹
URL :
https://www.triumph98.com/
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「未来のソフトウエアを形にする」というミッションのもと、社会課題を解決する多様なAIを提供しています。
金融・製造・教育といった各業界の業務や課題に最適化した<AIソリューション>に加え、「PKSHA AIバックオフィス」「PKSHA ChatAgent」などの汎用性の高い<AI SaaS>を展開。さらに、これらのAIソリューションやAI SaaSを各領域のプロフェッショナル人材が活用し、顧客の課題解決を支援する<AI Powered Worker事業>を推進しています。AIをさまざまな業種・業務に実装し、現場で使えるソフトウエアとして届けることで、未来の働き方を支援し、人とソフトウエアが共に進化する社会を実現していきます。
会社名:株式会社PKSHA Technology
所在地:東京都文京区本郷 2-35-10 本郷瀬川ビル 4F
代表者:代表取締役 上野山 勝也
URL:
https://www.pkshatech.com/
◆本件に関するお問い合わせ
pr@pkshatech.com
プレスリリース提供:PR TIMES



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