シスコ、Splunk の機能強化により、信頼できる AI の大規模活用を実現
シスコシステムズ合同会社

マシンデータを保管・運用する環境での AI の実行、保護、監視が可能に - NVIDIA との提携拡大により、オンプレミスで Splunk を利用する顧客にエージェント型AI を提供
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概要:
- Cisco Secure AI Factory with NVIDIA に新たに追加された Cisco AI POD for Splunk により、オンプレミス環境をご利用の顧客に Splunk AI 機能を提供- Splunk Agent Observability の新たなTokenomics ソリューションは、AIへの支出やコーディングエージェントの使用状況をリアルタイムに可視化し、AI の導入をビジネス価値に直結- Splunk の最新のセキュリティ機能により、エージェント型SOC(セキュリティオペレーションセンター)を拡大するための、より迅速かつより安全な道筋を提供- Splunk と AWSは、AI を活用した攻撃を上回るセキュリティソリューションの共同開発に向け、複数年契約を正式に締結
コロラド州デンバー ― SPLUNK.CONF ― AI エージェントが企業内で多くの業務へ広がる中、導入の最大の障壁となっているのは、AI の能力ではなく、AIに安心して任せられるかどうかです。AI を大規模に運用するには、安全性と適切なガバナンスが機能し、コストに見合うと確信できる必要があります。シスコは、この課題を解消する Splunk の新たなイノベーションを発表しました。これにより、顧客はデータが保管・運用されている環境に関係なく、安全かつコスト効率よくAIの活用を拡大できるようになります。その一環として、オンプレミス環境をご利用の顧客に Splunk AI を提供するため、NVIDIA とのパートナーシップを拡大します。
シスコのプレジデント兼最高製品責任者の Jeetu Patel(ジーツ・パテル)は次のように述べています。「今日のエンタープライズ AI の普及を妨げている障壁の 1 つは、導入の難しさです。顧客は『業務を任せられるほど信頼できるのか、予算に収まるのか、そして何よりも安全性を確保できるのか』に一番関心を寄せています。顧客がすでに信頼を寄せているインフラストラクチャ上で Splunk AI を稼働させることで、安心と制御を確保しながら、より迅速に AI をビジネスに活用していただけます」
NVIDIA が加速するセルフマネージド Splunk AI
機密データをクラウドに移行できない顧客は、これまで Splunk AI を利用できませんでしたが、本機能強化により、利用できるようになります。シスコは NVIDIA とのパートナーシップを拡大し、Splunk Enterprise をご利用の顧客に向けて、オンプレミス、プライベートクラウド、エアギャップ環境のすべてにおいてセルフマネージド AI を直接提供します。
- Cisco Secure AI Factory with NVIDIA は、AI のフルスタック型のリファレンスアーキテクチャであり、Cisco AI POD を基盤として構築されています。その最新構成である
Cisco AI POD for Splunk は、新しい AI ランタイムソフトウェア、シスコのインフラストラクチャ、NVIDIA のアクセラレーテッドコンピューティング、Kubernetes ベースのアーキテクチャとともに、オンプレミス環境をご利用の顧客に向けて、Splunk AI を提供します。これらはすべて事前検証済みであり、Splunk AI のワークロード向けに最適化されています。Cisco AI POD for Splunk は2026年9月15日(米国時間)より提供を開始します。Accenture、bitsIO、Wipro、World Wide Technology などのパートナー企業が、提供開始初日から導入を支援できる体制を整えています。- Splunk AI Assistant(現在提供中)と Agent Launchpad(2026年内リリース予定)は、このレイヤー上で動作します。これらを組み合わせることで、自前のデータセンターで Splunk を稼働させているチームは、エージェント型SOC(セキュリティオペレーションセンター)をはじめとするさまざまなユースケースにおいて、エージェントを活用したアドホックな調査やカスタムエージェントの構築が行えるようになります。- Splunk Enterprise のワークロード向けに、Cisco Deep Time Series Model、Google Gemma 4、OpenAI GPT-OSS 20B といった生成 AI のオープンモデルやプロプライエタリモデルをセルフホストしていただくことも可能です。今後数ヵ月以内に、
NVIDIA Nemotron オープンモデルにも対応する予定です。データを環境外に送信することなく、業務に最適なモデルをご利用いただけます。
NVIDIA のエンタープライズ AI 担当バイスプレジデントの Justin Boitano 氏は次のように述べています。「企業は、データが存在する場所でAI を活用する必要があります。特に、セキュリティやデータ主権の要件により、重要なワークロードをオンプレミスにとどめておく必要がある場合は、これが重要になってきます。NVIDIA Nemotron オープンモデルを使って Splunk AI ワークロードをNVIDIA アクセラレーテッドコンピューティング上で実行できるようにすることで、シスコと NVIDIA は、 AI エージェントを Splunk に直接導入し、インフラストラクチャの稼働場所を問わず、エージェント型セキュリティの運用を可能にする、フルスタックの高性能な基盤を組織に提供できるよう、協力して取り組んでいます 」
エージェントのパフォーマンスとトークン支出を一画面で把握
オブザーバビリティの新機能により、シスコの顧客は、自社の AI エージェントの実際の稼働状況を、フルスタックで把握できるようになります。
AI エージェントの挙動は、運用担当者でも常に予測できるとは限らず、請求書が届くまで認識されないまま、コストが膨らむ場合があります。新しい Tokenomics 機能を搭載した Splunk Agent Observability により、こうした可視性の問題を解消し、エージェントのパフォーマンスや AI トークンの使用状況をリアルタイムで把握できるようにします。これにより、チームは AI 関連コストの予算への影響が問題となる前に、コストがどこで、なぜ発生しているのかを正確に把握できるようになります。
当初オンプレミス向けサービスとして発表された Splunk Agent Observability は、現在 Splunk Observability Cloud および Cisco Cloud Control で利用でき、シスコの製品ポートフォリオを活用する顧客にも可視性が広がります。本製品は、エージェントやモデルの挙動を評価し、AI スタック全体のパフォーマンスを監視、ハルシネーションや機密データの漏えいなど、不正確または安全ではない動作をブロックするランタイムガードレールを適用します。
Splunk Agent Observability の一環として、新たな Tokenomics ソリューションは、その可視性を支出にまで拡大します。これにより、AI エージェントや、Claude Code、Codex、Cursor といったコーディングエージェントを従業員が利用した際のトークン消費状況を追跡し、消費の内訳・帰属先を明確にします。また、Cisco Deep Time Series Model を活用して消費パターンを予測し、請求期間が終了する前に支出の見通しを示します。こうしたインサイトは、組織がトークノミクスフレームワークを運用に落とし込み、AI コストをビジネス成果に結び付けられます。
また、シスコは、自律的なトラブルシューティングの妨げとなる可視性の問題やコスト上の課題を最小限に抑えることで、組織がインフラのレジリエンスを強化できるよう支援しています。
Observability Studio を利用することで、チームは新しいアプリケーションを「最初から監視可能」な状態で構築し、測定でき、かつ本番環境での運用に即対応できる状態にします。新しい Network Intelligence アプリは、シスコのネットワークトポロジー、デバイスの状態、イベントを Splunk に取り込むことで、ネットワーク担当チームがアラートの発生源であるデバイスや、その周辺のネットワークを直接追跡できるようにします。また、Observability Cloud の新エディションである Essentials と Premier は、アプリケーションやインフラストラクチャの問題をデバッグするためのコスト効率に優れたログ分析機能を提供することで、顧客がオブザーバビリティを導入・拡張するプロセスを簡素化し、全社的な展開を容易にします。
エージェント型SOC 向けの信頼性の高い自律性
AI による攻撃は、従来の人間主導のセキュリティ運用では対応できないほどの速さで進行しています。こうした脅威を阻止するには、企業リーダーが求めるデータ主権や人的ガバナンスを損なうことなく、マシンスピードで推論を行い、防御できるエージェント型SOC が必要です。
Splunk は、企業全体のテレメトリデータと、最先端のモデルやドメイン固有のモデルを活用した専門的な AI エージェントを組み合わせることで、エージェント型SOC の進化を推進しています。新たに専用構築されたエージェント機能により、Splunk Agentic SOC Workforce が拡充され、検知エンジニアリング、プロアクティブな脅威ハンティング、自律的な調査、連携した対応、ポリシーガバナンスといった領域において、トップクラスのセキュリティ運用チームの活動を再現します。ネットワーク、クラウド、アプリケーション、ID 環境にわたる豊富で包括的なマシンデータを相互に関連付けることで、こうしたエージェントは高度な推論と、透明性が高く説明可能な判定結果を提供し、アラートのノイズを削減するとともに、修復までの平均時間を短縮します。
攻撃者は現在、AI を活用して大規模に脆弱性を特定しようと、インフラストラクチャ、アプリケーション、ID 管理システムを絶え間なく、かつ無差別に探査しています。最近の攻撃キャンペーンを踏まえ、リスクの完全な可視化は経営レベルでの重要課題となっています。Exposure Analytics の新たな機能強化により、対象資産範囲の拡大、過去の変動履歴の追跡、事業固有のリスクに関するインサイトが提供されます。潜在的な脆弱性やリスクに関する情報の発生状況をSplunk、シスコ、広範なサードパーティのエコシステム全体にわたるリアルタイムのセキュリティ活動と関連付けることで、チームは単一のベンダーが提供する一部の情報ではなく、自社の IT 環境全体を把握できるようになります。エージェントはそのコンテキストを活用し、最も重要な対象と、リスクが顕在化している場所を特定します。
Splunk Enterprise Security Essentials の新たな機能により、これまで以上に多くのセキュリティチームが、エージェント型セキュリティの運用とさらに高度な自律性を実現できるようになります。Splunk Enterprise Security Premier は、エージェントの自律性をさらに高め、Splunk Enterprise Security の全機能を最大限に活用できるようにします。
エージェント型エンタープライズの共同構築:シスコ傘下のSplunkとAWS
同じ課題意識を共有することで、新たな協業を推進しています。Splunk と AWS は、長年にわたる協業をさらに拡大し、複数年契約を締結し、共同製品開発に取り組むことになりました。この取り組みは、AI を活用した攻撃の速度に対応できるよう、エージェント型SOC をさらに進化させるものです。
こうした攻撃は、人間主導のプロセスが対応できる速度を上回る速さで進行しています。この攻撃速度に対処するには、高度なセキュリティインテリジェンスと、即時対応できる規模が必要です。Splunk は、セキュリティチームがすでに運用しているデータプラットフォームと検知の深度を提供し、AWS は、グローバル規模のクラウド基盤を提供します。両社が連携することで、検知、調査、対応の各分野のアナリストが、エージェント型支援を活用できるようになります。
セキュリティチームは、即応性を高めるために人による監督を手放す必要はありません。今後求められるのは、企業に必要なガバナンスとアナリストによる管理を維持しながら、エージェント型の対応を大規模に展開することです。
詳細については、次の関連ブログや関連資料をご覧ください。
関連ブログ:
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The Agentic Era Demands a New Data Foundation: How Cisco is Delivering It with Splunk(英語)-
シスコがフルスタックのオブザーバビリティを通じて組織によるAIの大規模管理を支援-
自律的な防御への進化:エージェンティックSOCの新しい機能-
データがある場所へAIの力を:シスコとNVIDIAによる新たなマイルストーン-
SplunkとAWS、エージェント型組織の構築に向けた提携を強化
関連資料
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Splunk .conf プレスキット-
シスコニュースルーム-
Splunk プレスリリース
シスコシステムズ合同会社について
シスコは、AI 時代において組織を新しい方法でつなぎ、保護する世界屈指のテクノロジー企業です。シスコは 40 年以上にわたり、世界をセキュアにつないできました。すべての人にとってよりつながりのあるインクルーシブな未来を実現することをパーパスに掲げ、業界を牽引する AI ソリューションやサービスを通じて、お客様、パートナー、コミュニティがイノベーションを実現し、生産性を向上させ、デジタルレジリエンスを強化できるよう支援しています。
*Cisco、Cisco Systems、および Cisco Systems ロゴは、Cisco Systems, Inc. またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における登録商標または商標です。本書類またはウェブサイトに掲載されているその他の商標はそれぞれの権利者の財産です。「パートナー」または「partner」という用語の使用は Cisco と他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。(1502R)
Splunk LLC について
シスコの一員であるSplunkが目指すのは、より安全でレジリエントなデジタル世界を作ることです。Splunkのソリューションを導入すれば、セキュリティ、インフラ、アプリケーションの問題が大規模なインシデントに発展する前に防止して、影響を最小限に抑え、デジタルトランスフォーメーションを加速できるため、Splunkは多くの組織から信頼されています。
SplunkおよびSplunk>ロゴは、Ciscoおよび/またはその関連会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。Ciscoのすべての商標は、
http://www.cisco.com/go/trademarks でご確認いただけます。ここに掲載されているその他の商標はそれぞれの権利者の財産です。「パートナー」または「partner」という用語の使用はCiscoまたはその関連会社と他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。
将来に関する免責事項:言及されている多くの製品および機能は現在開発中であり、開発と革新の継続的な進展に伴い、最終化され次第提供される予定です。リリース時期は変更される可能性があります。
** 当資料は、2026 年 9 月 15 日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳です。
https://newsroom.cisco.com/c/r/newsroom/en/us/a/y2026/m09/cisco-delivers-trusted-ai-at-scale-through-new-splunk-advancements.htmlプレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes