ウイルスチェック API「malcheck」、同期検査の応答を約 10 分の 1 に短縮。セキュリティチェックシート対応の回答例・固定 IP・検査証跡も公開
株式会社ダンミカ

1MB のファイルなら 0.5 秒未満で検査完了。「ウイルスチェックを実施しているか」の設問に、根拠つきで答えられる機能を揃えました
株式会社ダンミカ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:生天目 翼)は、アップロードファイルのウイルスチェック API「malcheck(マルチェック)」(
https://malcheck.com/)において、同期モードの応答時間を従来比約 10 分の 1 に短縮するとともに、セキュリティチェックシート(取引先や情報システム部門からの質問票)への回答に使える機能群を 2026 年 9 月に公開したことをお知らせします。
[画像:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/96108/14/96108-14-f1cdde3907939e249b81331921f8c3e7-1200x630.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
同期検査の応答時間(2026 年 9 月実測。現在の値はサーバー側の処理時間)
背景:「アップロードファイルのウイルスチェック」は質問票の定番項目
Web サービスや業務システムでファイルのアップロードを受け付けると、取引先や社内のセキュリティチェックシートで「アップロードされたファイルのウイルスチェックを実施しているか」「ファイルはどこで処理され、何が保管されるか」「接続先を IP アドレスで制限できるか」が問われます。
自前で ClamAV を構築すると、ウイルス定義の更新と更新失敗の監視、定義の読み込みに必要な 1GB 超のメモリ、エンジンのバージョン追従といった運用が残ります。一方、海外のスキャン SaaS は処理場所・契約言語・請求書払いの可否で回答に詰まることがあります。
malcheck は、ファイルを送ると ClamAV で検査し、結果を JSON で返す API です。検査は国内(東京)のサーバーで行い、検査後にファイル本体は削除します。契約や質問票への回答は日本語で対応し、請求書払いも選べます。
今回公開した内容
1. 同期検査の応答を約 10 分の 1 に短縮
malcheck はこれまで、検査結果をコールバック URL へ通知する非同期モードを中心に設計しており、同期モードはリクエストごとに検査エンジンを起動する構成だったため、1 件あたり 20 秒前後かかることがありました。
2026 年 9 月に、ウイルス定義を読み込んだ検査エンジンを常駐させる構成へ切り替えました。サーバー側の検査処理は 1MB のファイルで 0.5 秒未満、25MB のファイルでも約 1~3 秒で完了し、同期モードでも利用者を待たせない応答時間で結果を返せるようになりました。
[表1:
https://prtimes.jp/data/corp/96108/table/14_1_90aa0720131f4ffaaf8dd42cfb810ca3.jpg?v=202609171015 ]
※ サーバーがファイルを受け取ってから結果を返すまでの時間です(2026 年 9 月実測)。実際の応答時間はこれに送信側のアップロード時間が加わります。
これにより、「検査結果が返るまでファイルを公開しない」設計を、利用者を待たせずに同期処理で実装できます。コールバック用の公開エンドポイントを用意しにくいローコード環境や社内システムからも使いやすくなりました。あわせて、非同期モードの結果を GET /api/scan/{id} で取得するポーリング方式も追加しています。
2. 質問票の回答例とデータの取り扱いを公開
セキュリティ情報ページ(
https://malcheck.com/security)に、処理場所、ファイル本体の扱い、保存される情報と保持期間、再委託先、運営者のアクセス管理を公開しました。あわせて、チェックシートによくある設問ごとに「malcheck が実施すること」「利用者側で実装すること」「回答例」を分けて掲載しています。
個別の質問票については、設問をお送りいただければ回答文をテキストでお返しします(契約前でも対応します)。
3. 検査結果を証跡として保存し、CSV で出力
検査ごとに、判定結果・ファイルのハッシュ・検査日時に加えて、使用したウイルス定義のバージョンと公開日時を記録するようにしました。ダッシュボードの検査履歴から期間を指定して CSV をダウンロードでき、監査の際に「いつ・どの定義で検査したか」を示せます。検査履歴は 1 年間保持します。
4. 固定 IP アドレスの公開と変更時の事前通知
API の接続先と、URL 取得・コールバック送信の送信元 IP アドレスを固定し、一覧ページ(
https://malcheck.com/ips)と機械可読な JSON で公開しました。変更する場合は 30 日前までに登録メールアドレスへ通知します。「接続先の IP 制限」「Webhook 送信元 IP の公開」の設問に対応できます。
料金
[表2:
https://prtimes.jp/data/corp/96108/table/14_2_f5e949e831113f548e44a20e04dec03f.jpg?v=202609171015 ]
支払いはクレジットカードまたは請求書払い(銀行振込)で、月契約・年契約のどちらでも選べます。見積書・適格請求書を発行できます。月 10,000 件を超えても自動で請求が増えたり検査が止まったりすることはなく、超える月が続く場合は当社から連絡して上位契約を相談します。
malcheck について
2022 年に提供を開始し、2026 年 9 月時点で累計約 68 万件のファイルを検査しています。当社のフォーム作成サービス「HyperForm」の添付ファイル検査にも利用しています。
- 検査エンジン:ClamAV。ウイルス定義は毎時更新を確認して反映し、更新が止まった場合は運営者に通知- 処理場所:国内(東京)のサーバー。検査処理を国外に出さない- ファイル本体:一時領域で検査し、完了後に削除。検体共有ネットワークや他社の解析サービスへ送らない- 送り方:ファイル実体(multipart)または URL 指定。上限 30MB- 受け取り方:同期、非同期(コールバック)、ポーリング- 認証・通信:チームごとのトークン。通信は HTTPS のみ
VirusTotal・Cloudmersive・OPSWAT MetaDefender Cloud などの他サービスや自前の ClamAV との比較表(
https://malcheck.com/compare)も公開しており、malcheck が向かないケースも記載しています。
導入の流れ
登録は 1 分、クレジットカード不要で、累計 100 件まで本番と同じ検査を無料で試せます。API はファイルを 1 回 POST するだけです。
curl
https://malcheck.com/api/scan -F token=YOUR_TOKEN -F file=@upload.pdf
EICAR テストファイルを送ると、次のように検出名つきで dirty が返ります。
{"data": {"status": "dirty", "found": "Eicar-Test-Signature", "version": "1.4.3/28124", "sha256": "275a021b...", "scanned_at": "2026-09-15T09:41:16Z", ...}}
サービスサイト:
https://malcheck.com/
API ドキュメント:
https://malcheck.com/doc.html
会社概要
- 会社名:株式会社ダンミカ(donemika Inc.)- 所在地:〒220-0004 神奈川県横浜市西区北幸 1-11-1 水信ビル 7 階- 代表者:代表取締役 生天目 翼- 設立:2021 年 12 月- 事業内容:インターネットを介するサービスの企画、開発、運営、コンサルティング- URL:
https://donemika.com/
本件に関するお問い合わせ
株式会社ダンミカ malcheck 担当
メール:info@donemika.com
プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes