GEOプラットフォーム「QueryLift」、JAFCO・Z Venture Capitalから総額1億円を調達
QueryLift株式会社

最新の研究知見と実運用データを基盤に、GEOプロダクトの機能開発と事業展開を加速
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▪️資金調達の概要
QueryLift株式会社(東京都港区、代表取締役:野口蒼大、以下「QueryLift」)は、JAFCOおよびZ Venture Capitalを引受先とする第三者割当増資により、 シードラウンドで総額1億円の資金調達を実施しました。
QueryLiftは、ChatGPT、Gemini、Claude、Google AI Overviewsなどの生成AI上で、企業や商品がどの質問で言及されるか、何を根拠に引用されるか、競合とどう比較・推薦されるか、どのような文脈で語られているかを継続的に分析し、Webコンテンツの改善から効果検証までを支援するGEOプラットフォームです。これまで、政党、官公庁、大手企業を対象に、生成AI上での情報分析とコンテンツ改善を提供してきました。
本ラウンドには、1973年の設立以来、50年以上にわたり起業家や企業の成長に伴走してきたJAFCOと、LINEヤフー株式会社が出資し、同グループのリソース・専門知識・事業資産を活用してスタートアップを支援するZ Venture Capitalが参画しました。
今回の資金調達を受け、自然言語処理・情報検索領域における研究開発を推進し、その成果をGEOプラットフォーム「QueryLift」に反映することで、プロダクト機能の高度化を進めます。あわせて、その成果をより多くの企業に届けるため、大企業向けの営業・導入支援体制を強化します。
▪️なぜ今GEOが必要なのか
商品やサービスを比較するとき、企業の信頼性を確かめるとき、人々はWebサイトを一つずつ読み比べる前に、AIへ尋ねるようになりました。
AIは情報を探すだけでなく、企業を理解し、候補をつくり、比較・推薦し、人々の意思決定を支える存在へ変わりつつあります。この変化の本質は、企業や商品の情報が、人に直接読まれるだけでなく、AIに解釈されたうえで届くようになったことです。
生成AIは公式サイトだけでなく、第三者メディアや過去の情報など、事実と誤情報が混ざり合った情報源から回答を生成します。そのため、企業が自社サイトで発信した情報が、そのまま生成AIの回答に反映されるわけではありません。
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これは、従来のSEO的な視点だけでは把握しきれない課題です。Google、Yahooが開拓した10個の青いリンクが返される検索体験ではページの表示順位を確認できますが、GEOでは、どのような回答が生成され、何を根拠にその回答がつくられているのかまで把握する必要があります。
QueryLiftは、企業にとって重要な問い(生成AIに対してユーザーが入力する質問)を設計し、ChatGPT、Gemini、Claude、Google AI Overviewsなどの回答を継続的に観測します。そして、自社の商品・サービスがどの問いで候補に入り、何を根拠として引用され、競合とどのように比較・推薦され、どのような文脈で語られているのか、その変化まで分析します。
この新しい情報接点を可視化し、分析結果を実際の情報改善へつなげることで、企業や商品がAI上で正しく理解され、推奨されるための情報基盤を構築します。
▪️最新の研究知見を実装したプロダクト
QueryLiftは、問いの設計から効果検証までのGEOの一連の工程を、一つのプロダクト上で循環させます。
従来の人手を中心としたGEO支援では、問いの設計から効果検証まで、各工程を人が案件ごとにつなぐ必要がありました。対象となる事業や商品、問い、AIモデルが増えるほど扱う回答データも膨大になります。
さらに、生成AIのモデルや検索機能も継続的に更新されるため、回答や引用元の変化を追い続ける必要があります。こうした継続観測を人手だけで行うには、時間とコストがかかります。その結果、観測できる問いの数や頻度にも限界が生まれます。
QueryLiftでは、AI回答をプロダクト上で継続的に観測し、大量のデータを蓄積します。そのデータを、最新の研究知見を反映したコンテンツ改善機能が分析し、改善すべき情報や不足している情報を特定します。さらに、研究知見に基づく改善手法を生成にも反映し、既存ページの改善案や新たに公開すべきコンテンツを自動生成します。公開後は再びAI回答を観測し、実際にどのような変化が生まれたかを検証します。こうした分析とコンテンツ改善の精度を支えているのが、QueryLiftの研究チームです。
研究チームは、国内外で発表されるGEO関連の研究成果を継続的にキャッチアップするとともに、生成AIがどの情報源を引用し、回答を構成しているかについて独自の研究を進めています。その研究成果の一つは、情報検索・知識管理分野の主要国際会議「CIKM 2026」に採択されました。(
https://www.querylift.co.jp/news/eekb_kkj4-v)そこで得られた知見をプロダクトへ反映することで、最新の研究成果を日本企業のGEO運用にいち早く取り入れられる仕組みを構築しています。
計測の量と頻度を高めながら、最新の研究知見に基づく改善を継続的に反映し続けられることが、QueryLiftのツール型GEOの特徴です。
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▪️自由民主党|公式HP引用率が4か月で2.7倍
QueryLiftは、GEOが商業に限らず、人間の意思決定に関するあらゆる場面において必要不可欠な取り組みであると考えます。その代表的な領域が政治分野です。
QueryLiftを導入する自由民主党では、政策について生成AIが回答する際に、党が発信する正確な公式情報が回答の根拠として使われる状態を目指しました。生成AIが政策を説明する際、第三者サイトやSNSなどではなく、公式情報をどれだけ引用しているかを確認するため、公式HPの引用率を改善指標の一つとして設定しました。
QueryLiftで政策に関するAI回答と引用元を継続的に分析し、AIが公式情報を理解・引用しやすいよう、公式HP上のコンテンツを整備する施策を実施しました。
その結果、導入前と比較して4か月で、生成AI回答における自由民主党公式HPの引用率は2.7倍に向上しました。(
https://www.querylift.co.jp/news/kqgxl4pqjv)
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▪️今後の展望
自由民主党の事例では「公式HPの引用率」を改善指標としましたが、GEOにはこのほかにも、引用順位、占有率、情報の反映率など、複数の評価指標があります。どの指標を優先すべきかは企業が目指す状態によって異なり、複数の指標を同時に改善できるのか、ある指標の改善が別の指標にどのような影響を与えるのかも、十分には整理されていません。
QueryLiftは今後、各指標と改善手法の関係を検証し、指標同士の両立やトレードオフを明らかにしたうえで、企業の目的に応じて最適化すべき指標と戦略を選択するための判断基盤を構築します。
さらに、この判断基盤をもとに、分析から改善、効果検証までを自律的に進める「GEOエージェント」の開発を進めます。顧客が目指す状態を設定すると、重要な問いと指標を選び、改善戦略を組み立て、施策後の変化を測定しながら次の改善策を導き出す仕組みです。
QueryLiftは、今回の資金調達を通じて研究開発とプロダクト実装を加速します。情報の届き方が変わる時代に、企業と社会の情報接点を再設計します。
▪️関係者コメント
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QueryLift
Co-Founder, CEO 野口蒼大今回、日本を代表するVCであるJAFCO、私自身の古巣LINEヤフーのZ Venture Capitalの皆さまとご一緒でき、大変嬉しく思います。
LLMの登場で、Webの意味は大きく変わりました。人類はこれまで知識や経験、意見や議論をインターネットに書き残してきました。本来、人から人へ情報を手渡す営みですが、振り返れば数十年かけ、人類が世界をどう見つめ、何を重要と考え、どんな言葉で理解してきたかを刻んだ、巨大な外部記憶をつくってきたとも言えます。
LLMは、その記憶を読む新しい知性です。人類はWebに知識を保存し、LLMにより、読む主体は人間から知性一般へと拡張されました。AIもWebを読み解き、その理解を通じて人間に世界を語ります。ならば、人間に最適化されてきたWebも変わらなければなりません。人間に読まれるためだけでなく、AIが世界を正しく理解するWebを、これからつくる必要があります。
QueryLiftは、その新しいWebの基盤となることを目指し、邁進してまいります。
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ジャフコ グループ株式会社
アソシエイト 種市 栞GEO市場は、今まさに立ち上がりつつあります。情報検索の主戦場は今後生成AIへと移行し、あらゆる情報がAIを通じて探される時代になると考えています。
そうした中で、企業には大きく2つの対応が求められます。1つ目は「生成AIの回答内に自社が登場し、顧客に認知されること」、2つ目は「自社が正しい情報とともに引用されること」です。QueryLiftは、この双方にアプローチできるソリューションを有しています。生成AI時代において、企業の正しい情報を顧客へ届ける仕組みを提供できる点、そしてそのために研究チームが常に最新情報をキャッチアップしプロダクトに反映している点に魅力を感じています。
今後、生成AIの活用は情報検索にとどまらず、あらゆる業界の顧客接点へと広がっていくはずです。誤情報の流通が事業リスクに直結する金融のような領域から、新たな顧客との出会いを求めるブランド・商材まで、GEOのニーズは業界を問わず広がっていきます。その中でQueryLiftは、業界スタンダードとなる大きなポテンシャルを持っています。JAFCOも、その実現に向けて全力で支援してまいります。
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Z Venture Capital株式会社
Partner 湯田 将紀生成AIの登場により、情報が人に届くまでの構造は大きく変わり始めています。商品やサービスを知り、比較し、選ぶ過程をAIが担うほど、企業には「AIから自社がどう見えているか」を観測し、改善するプロセスが必要になります。QueryLiftは、情報流通の本質に向き合い、研究とプロダクトの両面から挑んでいるチームです。Yahoo! JAPANで検索に向き合ってきた野口さんが、新たな情報探索の基盤をつくろうとしていることに大きな可能性を感じています。企業が本来伝えたい価値や正確な情報が、ユーザーに適切に届く世界を実現していく。その可能性を信じ、投資しました。LINEヤフーのCVCとして、また同じYahoo! JAPAN出身者として、この挑戦をご一緒できることを楽しみにしています。
会社概要
会社名:QueryLift株式会社
代表者:代表取締役 野口蒼大
所在地:東京都港区南麻布1丁目5−8 南麻布スキップフラット301号室
設立:2025年5月8日
事業内容:企業向けGEO・LLMO対策プラットフォームの開発・提供
企業HP:
https://www.querylift.co.jp/
この件に関するお問い合わせ
https://www.querylift.co.jp/contact/companyプレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes