MELSEC iQ-Rシリーズ 安全シーケンサで欧州機械規則適合のEU型式認証を取得
三菱電機株式会社

機械と人が共存し、同じ空間で安全に作業ができる協調安全の実現と保守運用の最適化に貢献
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/120285/448/120285-448-d969c22320a564ec6bac62e82c4c1aed-1500x844.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
機械規則認証書授与式の様子(左:三菱電機 名古屋製作所 PCシステム部長 塩谷 圭介、右:テュフ ラインランド ジャパン 取締役 インダストリー&サイバーセキュリティ事業部 アジア太平洋地域 シニア ヴァイス プレジデント フランク・ピラー氏)
三菱電機株式会社は、MELSEC iQ-Rシリーズ 安全シーケンサにおいて、世界でもトップクラスの第三者認証機関であるテュフ ラインランドより、欧州機械規則(Machinery Regulation (EU) 2023/1230)への適合を目的として発行されるEU型式認証書を取得しました。本認証は、当社のFA分野として初めてであり、当社は世界的にもいち早く本認証を取得した企業の一つとなりました。また、テュフ ラインランド ジャパンが初めて審査し認証に至ったEU型式認証となります。
製造現場の安全を担保するため、「人はミスをする」「機械は故障する」という大前提に立ち、安全を設計や制御技術によって確保する「機械安全」の考え方が世界的に広まっています。欧州では、2027年1月20日より、従来の欧州機械指令(Machinery Directive 2006/42/EC)に代わり、欧州機械規則(Machinery Regulation (EU)2023/1230)が義務化されます。欧州機械規則は、欧州市場で流通する機械やその他関連する製品の安全に関する法的枠組みとして、機械メーカーやコンポーネントメーカーに適合が求められており、従来の物理的な機能安全に加え、ソフトウエア、ネットワーク接続性、リモートアクセスに関するサイバーセキュリティの要件が新たに義務付けられました。
安全シーケンサは、シーケンサ自身が故障を検出し安全に停止できる点が一般的なシーケンサとは異なり、機械や設備の非常停止システムなど、故障が発生した場合に人への危害に繋がる恐れのあるシステムなどで広く使用されています。当社の安全シーケンサは、一般制御と安全制御を1つのコントローラーで実現可能とし、CC-Link IE TSN(※1)を活用したサーボやインバーターなどの駆動機器との連携が可能な点、不正アクセスやソフトウエア改ざんなどによって安全機能が損なわれない設計や対策をしている点が評価され、今回のEU型式認証の取得に至りました。
今後、信頼性が評価された安全シーケンサを普及させることや、安全シーケンサのさらなる技術・製品開発を促進することで、機械と人が共存し、同じ空間で安全に作業ができる「協調安全」(※2)を実現し、当社が掲げるFA分野における「保守運用の最適化」(※3)に貢献していきます。また、欧州市場向けにシーケンサを使用する機械や装置の欧州機械規則への適合に関わる設計・検証などの業務負荷の軽減に貢献します。
■EU型式認証を取得した安全シーケンサ
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/120285/448/120285-448-443186a30173da2d1cdcefefb58df651-763x196.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■関係者コメント
三菱電機株式会社 名古屋製作所 PCシステム部長 塩谷 圭介 コメント
「欧州機械規則への適合が認められたことを非常に嬉しく思います。当社のFAシステム事業は、オートメーション技術で高度な自動化の実現を目指しており、提供価値の一つである「保守運用の最適化」の取り組みを推進しています。今回の安全シーケンサの機械規則への適合もこうした取り組みの一つです。安全シーケンサは、当社の駆動機器と連携することで協調安全を実現し、今まで以上に生産性の高い設備とすることができます。今後も、機械安全に適合した製品を製造することで、機械安全の発展に貢献していきます。」
■テュフ ラインランド グループについて
テュフ ラインランドは、150年の歴史を持つ世界でもトップクラスの第三者検査機関です。グループの従業員数は全世界で25,900人、年間売上高は27.1億ユーロにのぼります。第三者検査のエキスパートとして、人々の暮らしのあらゆる面で、品質、安全、環境、テクノロジーを支えています。産業用装置や製品、サービスの検査だけではなく、プロジェクト管理や企業のプロセス構築もサポートしています。また幅広い業種、職種について、専門的なトレーニングも実施しています。こうしたサービスは、テュフ ラインランドの認定ラボや試験設備、教育センターのグローバルネットワークによって支えられています。テュフ ラインランドは、2006年より国連グローバル・コンパクトのメンバーとして活動しています。ウェブサイト:www.jpn.tuv.com
■商標関連
[表:
https://prtimes.jp/data/corp/120285/table/448_1_e94d7f4fc21444423137db526a18f6e3.jpg?v=202609171615 ]
■三菱電機グループについて
三菱電機グループは、「
Our Philosophy」のもと、サステナビリティを経営の根幹に据え、社会・顧客・株主・従業員をはじめとしたステークホルダーからの信頼を重んじてまいります。また、「収益性」「資本効率」「成長性」を追求するとともに、顧客と繋がり続けて社会課題を解決する新たな価値を創出し、企業価値の持続的向上を図ります。1921年の創業以来、100年を超える歴史を有し、社会システム、エネルギーシステム、防衛・宇宙システム、FAシステム、自動車機器、ビルシステム、空調・家電、デジタルイノベーション、半導体・デバイスといった事業を展開しています。世界に200以上のグループ会社と約15万人の従業員を擁し、2025年度の連結売上高は5兆8,947億円でした。詳細は、
オフィシャルウェブサイトをご覧ください。
※1 工場内の機械や設備を高速・高精度につなぎ、制御通信と情報通信を同じネットワークで実現
する産業用Ethernet
https://www.mitsubishielectric.co.jp/fa/products/cnt/plcnet/pmerit/cclink_ie_tsn/concept/index.html
※2 人・モノ・環境が、情報を共有することで協調して安全を構築する安全の概念
※3 IR Day 2026(FAシステム事業)で説明
https://www.mitsubishielectric.co.jp/ja/pr/2026/pdf/0529_co3.pdf
※4
https://www.mitsubishielectric.co.jp/fa/solutions/competencies/safety/features/index.html
※5 国際安全規格で分類されているパフォーマンスレベル
※6 国際安全規格で規定している安全インテグリティレベル
<お客様からのお問い合わせ先>
三菱電機株式会社 FAシステム事業本部 名古屋製作所 コントローラマーケティング部
〒461-8670 愛知県名古屋市東区矢田南五丁目1番14号
TEL 052-712-2204
https://www.mitsubishielectric.co.jp/fa/index.htmlプレスリリース提供:PR TIMES


記事提供:PRTimes