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CO2除去(CDR)事業を展開するInPlanet社への融資を実行

出光興産株式会社

CO2除去(CDR)事業を展開するInPlanet社への融資を実

岩石風化促進(ERW)によるCO2除去の社会実装に向け連携を推進


 出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:酒井則明、以下「当社」)は、100%子会社である出光アメリカズホールディングス(本社:米国・ヒューストン、社長:阿部正憲、以下「IAH」)を通じ、岩石風化促進(Enhanced Rock Weathering、以下「ERW」)※1によるCO2除去(Carbon Dioxide Removal、以下「CDR」)事業を展開するInPlanet GmbH(本社:ドイツ・ミュンヘン、以下「InPlanet社」)に対し、融資を実行しました。今回の融資を契機に、当社はInPlanet社の事業拡大を支援するとともに、北米・日本・アジアにおけるCDR市場の開拓、共同プロジェクトの検討、政策・制度面での連携など、幅広い協業機会の創出を目指します。

※1 ERW:Enhanced Rock Weathering(岩石風化促進)。細かく粉砕したケイ酸塩岩を農地に散布し、自然の風化プロセスを促進することで、大気中のCO2を重炭酸イオンなどの形に変換し、長期間にわたり貯留する手法。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/23740/679/23740-679-30af09c1374cb6df59aa30547b93c2f9-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ブラジルの農地におけるERWの実施風景
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/23740/679/23740-679-fe9ecd5ca0d54bd818a284c89cc869c2-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
CO2除去量の測定・検証(MRV)を行うInPlanet社のラボ

 2050年のカーボンニュートラル達成に向けては、CO2排出量の削減に加え、大気中のCO2を除去するCDRの社会実装が重要です。特に、除去したCO2を長期間にわたり安定的に固定・貯留できる、耐久性の高いCDR※2への期待が高まっています。ERWはその有望な手法の一つであり、粉砕したケイ酸塩岩を農地に散布することでCO2を除去するほか、散布先の農地における土壌環境の改善や、肥料・石灰資材の使用量削減といった副次的効果も期待されています。

 InPlanet社は、ブラジルの採石場や農家と連携しながら、現地の主要農業地域においてERWの実用化に向けた取り組みを進めています。2024年12月には、独立した第三者による検証を受けたERW由来のCO2除去クレジットの供給を開始しました。また、風化反応によるCO2除去量を定量化するため、測定・報告・検証(MRV)に関する体制の整備にも取り組んでいます。さらに、同社は長期オフテイク契約の締結やカーボン・デリバリー保険の活用など、事業基盤と信頼性の強化も図っています。

 当社は、こうした実績や技術・運用面での知見を評価し、InPlanet社をERW分野における有望な協業先と位置付けています。今回の融資を通じてInPlanet社の事業拡大を支援するとともに、同社との連携を通じてERWに関する知見を蓄積していきます。これらの取り組みを通じて、ERW事業の拡大とCDR市場の発展に貢献することを目指します。今後もInPlanet社との戦略的対話を継続し、事業モデルの高度化や対象地域の拡大など、中長期的な事業連携に向けた協議を進めていきます。

IAH社長 阿部正憲のコメント:
 InPlanet社によるブラジルでの取り組みは、科学的な厳密性と現場での実践経験を兼ね備えており、耐久性の高いCDRを実証段階から本格展開へと進める上で重要な意義を持つものです。今回の融資は、耐久性の高いCDRへの理解を深め、その発展を支援する当社の取り組みにおける重要な一歩です。今後もInPlanet社との連携と知見の共有を通じ、CDR市場全体の発展に貢献していきます。

※2 耐久性の高いCDR:大気中のCO2を除去し、長期間にわたり大気へ戻らない形で安定的に貯留する炭素除去手法。代表的な技術として、ERW、バイオ炭、DACCS(直接空気からCO2を分離・回収し、地中などに貯留する技術)、BECCS(バイオマスを利用したエネルギー生成時にCO2を回収・貯留する技術)などが挙げられる。



【参考】InPlanet社概要
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/23740/679/23740-679-d781f669af2dff0339f89fe0e050de14-1280x322.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/23740/679/23740-679-abac88c0c41e32cfe4dafe46d65fd61c-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


 InPlanet社は、耐久性の高いCO2除去と環境再生型農業の実現に向け、ERWの普及に取り組むアグリテック企業です。細かく粉砕したケイ酸塩岩を熱帯地域の土壌に散布し、自然の風化プロセスを促進することで、CO2除去に加え、土壌環境の改善、作物の生産性向上、農業資材への依存度低減への貢献を目指しています。2022年の設立以来、ブラジルとドイツで事業を展開しており、社員の70%以上がブラジルに在籍しています。2024年12月には、独立した第三者による検証を受けたERW由来のCO2除去クレジットを供給し、同クレジットは発行後にBeZero Carbon社から「A」の格付けを取得しています。さらに、InPlanet社はCO2除去クレジットの長期オフテイク契約を締結しているほか、CFC社によるカーボン・デリバリー保険の対象となっています。こうした販売・保証体制の構築は、同社のCO2除去クレジット事業の信頼性向上につながっています。
URL:https://www.inplanet.earth




~ 本件に関するお問い合わせ先 ~
出光興産株式会社 広報部広報課
https://www.idemitsu.com/jp/contact/newsrelease_flow/index.html






プレスリリース提供:PR TIMES

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記事提供:PRTimes

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