株式会社日本触媒との資本提携の実施及びFol-Dab8・マイクロRNA複合体の有用性検証に関する研究の開始について
株式会社PURMX Therapeutics

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株式会社PURMX Therapeutics(本社:広島市南区、代表取締役社長CEO:田原 栄俊、以下「PURMX」)は、株式会社日本触媒(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:野田 和宏、以下「日本触媒」)が提供するDDS(Drug Delivery System)であるFol-Dab8(葉酸受容体α(FOLR1)を標的とし、選択的に核酸を送達するカチオン性ペプチドを基盤としたDDS)とマイクロRNAの複合体の有用性を検証する研究を実施することとなりました。
本研究の開始に合わせ、日本触媒はPURMXが実施した第三者割当増資を引き受け、PURMXへの出資を行いました。
Fol-Dab8は東京理科大学の和田 猛先生および高知大学の谷内 恵介先生らにより開発された技術で、これまでsiRNA(small interfering RNA)のがん組織への送達に関する研究が行われてきましたが、今般、天然型マイクロRNAのがん組織への送達について、PURMXと日本触媒間で共同検証を実施することとなりました。
PURMXはマイクロRNAを有効成分とするがん治療薬開発のパイオニアであり、リードパイプラインであるMIRX002に関しては、miR-3140-3pを有効成分とし、悪性胸膜中皮腫にかかる医師主導第I相臨床試験*1を完了し、現在は頭頸部扁平上皮がんの患者を対象とした第I相臨床試験を企業治験として実施しております。
Fol-Dab8の製造技術および関連研究を強みとする日本触媒と共同検証を行うことで、FOLR1高発現がん患者のアンメットメディカルニーズを満たす新たな治療選択肢を創出できることが期待されます。
PURMXは本研究を通じて、現在開発中のMIRX002に加え、開発対象となるマイクロRNAの応用可能性を広げることにより、より幅広いがん種を対象とした治療薬パイプラインの拡充を目指してまいります。
*1 本臨床試験については国立研究開発法人日本医療研究開発機構より、以下の支援を受けております。
事業名「橋渡し研究プログラム/シーズC」、研究開発課題名「天然型マイクロRNA補充療法による悪性胸膜中皮腫を対象とした医師主導治験」
- 事業名「臨床研究・治験推進研究事業」、研究開発課題名「悪性胸膜中皮腫を対象とした核酸医薬の反復投与の医師主導治験」
株式会社 PURMX Therapeutics について:
[企業概要]
当社は、臨床ステージにある創薬ベンチャー企業です。広島大学の技術である、未修飾の天然型マイクロRNAを有効成分とする核酸医薬の研究開発パイプラインを複数有しています。マイクロRNAは生物の中で自然に作られる核酸の一種であることから、未修飾の天然型マイクロRNAは他の核酸医薬より安全性が高いことが期待されます。また、標的とする遺伝子が複数であることが特徴であることから他の核酸医薬より高い有効性が期待されます。
リードパイプラインである MIRX002 に関しては、miR-3140-3pを有効成分とし、悪性胸膜中皮腫での開発を進めると共に、現在は、頭頸部扁平上皮がんの患者を対象とした第I相臨床試験も企業治験として実施中です。
本件に関するお問い合わせ先:
[電話番号] 050-8892-0260
[メールアドレス] ir@mirx.jp
[会社ウェブサイト]
https://www.purmx.com/ja
[用語解説]
DDS(Drug Delivery System)
薬を体内の目的の場所に、適切な量・タイミングで届けるための技術です。たとえばsiRNAやマイクロRNAなどの核酸は体内で分解されやすく、細胞内にも入りにくいため、医薬品として十分な効果を発揮するにはDDSにより標的細胞まで安全に運ぶ手法が不可欠とされています。
マイクロRNA
生体内に存在する 20~25 塩基からなる微小なRNAであり、他の遺伝子の発現を調節することで様々な生命現象を制御する分子です。これは、人の体内で合成される核酸で、判明しているだけでも約2,600 種類のマイクロRNAが存在しています。
プレスリリース提供:PR TIMES
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